はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

秘湯を訪ねて(霊泉寺温泉)

2025-02-15 19:15:15 | 秘湯の旅
北八ヶ岳でスノーシューを楽しんだあと、この日の宿泊地の上田市に向かいました。
その前にスノーシューで冷えた体をあたためようと温泉に寄って行くことにしました。
立ち寄ったのは霊泉寺温泉(れいせんじおんせん)です。
よくコメントをいただくJさんが教えてくださり、気になっていた温泉です。
実は翌日の黒斑山の下山後に泊まりたい温泉の候補地でしたが、条件が合いませんでした。
結局、近くの鹿教湯温泉になりましたが、せっかくなのでお湯に浸かって行くことにしました。

なにやら雰囲気のある温泉街?があらわれました。(全てスマホの写真です)


ホームページを見ると、「素朴で小さな温泉地 霊泉寺温泉」とあります。


「たった4軒の小さな温泉場」とあるとおり、秘湯感があります。


日本秘湯を守る会の宿もありました。ここだけ雰囲気がちがっていて秘湯感がありませんでした(笑)


しかし本日休館という宿もあり、少しさみしい気分になりました。(この日は祝日の前日です)


私たちがめざしたのは、この共同浴場です。入浴料は200円です。
内湯一つだけの温泉ですが、源泉掛け流しのお湯で、とてもいい湯でした。



霊泉寺温泉は寺湯がその発祥といわれるので、霊泉寺にもお参りしました。


霊泉禅寺というそうです。


山あいの静かなところです。


案内板もありましたが、これが町の文化財の「不明門」(あかずのもん)でしょうか?


火の見櫓も絵になりました。



上田市に向かう途中、翌日めざす浅間山が見えました。(浅間山は噴火レベル2で、現在は黒斑山まで)


「てんくら」では翌日の黒斑山の登山指数はCになっていました。


翌日の晴天を願いながら上田のホテルに向かいました。


この日は上田の居酒屋さんで美味しい地酒をいただき(翌日に備えてほどほどに)、早めに就寝しました。

※訪問日 2025.2.10


<おまけです>
北八ヶ岳をめざして走っている途中、諏訪サービスエリアから諏訪湖を眺めました。
2月10日は諏訪湖がほぼ全面凍結したようで、「御神渡り」が出現かといわれていたようです。
しかし、11日は気温が上がり、結局は出現しなかったようです。

サービスエリアから眺めると、なにやら氷の筋のようなものが見えます。


ひょっとしてこれは「御神渡り」の前兆なんでしょうか?


高ボッチ山(左)の上には雪がありませんでした。


四国の旅(大歩危〜祖谷温泉)

2024-11-21 19:55:56 | 秘湯の旅
観光列車で大歩危駅に着いたあとは、大歩危(おおぼけ)の観光です。
皆んなは遊覧船に乗るというので、私一人で鉄道の写真を撮りに行きました。

大歩危は深い渓谷で、川沿いを大股で歩いても小股で歩いても危険なことから名付けられたそうです。


深い谷底を遊覧船が進みます。


生憎の雨模様で景色も霞んでいました。紅葉も7分ぐらいというところでした。


目的の第2吉野川橋梁が見えてきました。
しばらく待ちましたが列車はやって来ませんでした。


その後、旅館からの迎えのバスに乗って、祖谷(いや)温泉に向かいました。

祖谷温泉付近の景色です。深い谷に霧が立ち込めていました。


旅館の紅葉です。自然の中にはこんな鮮やかな色はあまりありません。


早速、温泉に向かいました。ここの宿の温泉はケーブルカー で谷底に下りていきます。


車内から写しました。約5分間の乗車です。


温泉の撮影は禁止なのでHPからです。
温泉の温度は38度ということでかなりぬるめでした。20分間じっと浸かっていました。


この屋根の下に温泉があります。


帰りのケーブルカーを待ちます。暖房のきいた待合室がありました。


ケーブルカーがおりてきました。
その昔、この近くでケーブルカーで上っていく温泉にも入ったことがありました。


この提灯は撮っておかなければいけません(笑)


こうして祖谷温泉の夜は更けていきました。
友人たちとの久しぶりの再会に、話が盛り上がったことは言うまでもありません。

※訪問日 2024.11.15

白浜温泉へ

2024-01-21 19:15:15 | 秘湯の旅
96歳の母親を連れて白浜温泉に行って来ました。
白浜では、宿ととれとれ市場しか行かなかったので、写真も白良浜で撮った数枚だけでした(笑)

白良浜(しららはま)は名前の通り白くて美しい砂浜です。


冬の浜辺は寂しげです。


曇りの予想でしたが、青空が広がりました。


※訪問日 2024.1.19

川湯温泉 仙人風呂にも入りました

2020-12-06 16:31:00 | 秘湯の旅
天空の郷・果無集落を訪ねましたが、今回の旅にはもうひとつ目的がありました。
それは、川湯温泉の仙人風呂に入ることです。

十津川村から車で走ること約30分で川湯温泉に到着です。ここは和歌山県です。




川湯温泉の仙人風呂は冬季限定です。川の水量が少ない冬季しか作れないようです。




川の底から温泉が湧いています。夏場は自分で川原を掘って温泉を作ります。




たまたま前日のテレビでオープンの様子が放映されていたのを観て、ここも目的地に加えました。




かなり大きな露天風呂です。今年はコロナの影響もあって倍の広さにしたそうです。2仙人風呂ですね。




ちょうど良い湯加減でした。川の水との絶妙なブレンドです。




混浴露天風呂です。もちろん水着着用です。ただし、今年は更衣室はないので車で着替えました。




底は石がゴロゴロしているので、歩くとちょっと痛いです。




川湯温泉の温泉街と大塔川です。




この近くには「つぼ湯」で有名な湯の峰温泉もあります。




熊野古道を少しだけ歩き、天空の郷・果無集落を訪ね、最後は温泉と充実した1日になりました。
帰路は168号線ではなく、311号線(中辺路に沿ってます)を田辺まで走り、あとは阪和道で帰りました。

※訪問日 2020.12.2

思い出シリーズ(乳頭温泉郷)

2020-04-21 20:25:25 | 秘湯の旅
昨年は角館の桜を見に行ったのですが、その折に泊まったのが乳頭温泉です。
乳頭温泉といっても一つの温泉を指すのではなく、正しくは七つの温泉が集まった乳頭温泉郷のことをいいます。

お世話になったのは、乳頭温泉郷の鶴の湯の「山の宿」です。




2017年の夏にも訪れましたが、すっかり気に入って2度目の訪問になりました。




この離れのような所に泊まりました。




「山の宿」から送迎バスで5分で、鶴の湯に着きます。「秘湯」と書かれているので秘湯に間違いないです(笑)




秋田の殿様がはるばる入りに来たようで、警護の家来たちが詰めたのが「本陣」です。




これらは、すべて宿泊棟です。




この中の温泉は超熱かったです。




「山の宿」でいただいた岩魚です。




翌日、温泉の近くには、ミズバショウが咲いていました。




乳頭温泉郷の一つ、大釜温泉です。今回の目的地はもう少し奥にある温泉です。




大釜温泉から歩くこと20分、孫六温泉に到着です。




秘湯の雰囲気が漂います。




いいお湯でした。




こちらは露天風呂です。




乳頭温泉郷はお勧めの秘湯です。



今年は、弘前城の桜を見た後に酸ヶ湯温泉に入るのを楽しみにしていましたが、また行くことにしましょう。

※訪問日 2019.4.26