はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

大阪の高尾山に登りました(後)

2025-02-07 19:15:15 | 山歩き
大阪の高尾山に登っています。
私も今回はじめて知った山です(笑)
278mの低山ですが、やはり山は山でした。

高尾山の頂上に着きました。どうやら大きな岩の上のようです。


標高は278mです。あべのハルカス(300m)より低いです(笑)


頂上は、強い風が吹き雪が舞っていました。下界がうっすらと見えていました。


頂上の磐座には興味をひかれます。古代、ここでどんな祀りが行われたのでしょう。


少し下りたところに祠がありました。磐座や祠が信仰の山というの事をあらわしています。


あっという間に道にも雪が積もってきました。遭難する前にさっさと下山です(笑)


下山途中に、また晴れ間が出てきました。遠くには明石海峡大橋も見えていました。


手前は八尾空港です。右手奥に見えているのは湊大橋でしょうか。


こちらは大阪市内のビル群です。


上を見上げれば雪雲と青空のせめぎあいでした。


少しの間ですがうっすらと積もったようです。


立派なエノキの大木がありました。


そして、最後に素晴らしい花園が待っていました。


途中出会った人に、南側の土手の所は咲いていると教えてもらったのですが、その通り見事に咲いていました。


おまけに陽も差し込んできて水仙が輝き出しました。


青空も広がり先程までの吹雪が嘘のようです。


本当に山の天気はわかりません。


一面に水仙の良い香りが漂います。


かしわら水仙郷はまだ早かったですが、最後に見ごろの水仙を見ることができました。


登頂と水仙の二つの目的を達成することができ充実した気分で下山しました。


1時間半もあれば歩けるコースでしたが、岩場もあって楽しいコースでした。
最後に綺麗な水仙が見られたのも良かったです。
違うコースを辿れば古墳群もあるようで、また機会があれば行ってみたいです。
柏原市は4,5年前から柏原ワインを購入するために時々訪れています。
登山口がそのカタシモワイナリーに近くだったので、もちろんワインを買って帰りました(笑)

※訪問日 2025.2.5

大阪の高尾山に登りました(前)

2025-02-06 17:39:39 | 山歩き
大阪府柏原市にある高尾山に登りました。
生駒山山地の最南端にある山で、標高は278mの低山です。
この日は、今季最強の寒波がやってきている最中だったので、近郊の山を選びました。
しかし、さすがは最強寒波です。なかなかの天気になりました。

旧高野街道沿いに鳥居があり、その奥に見えるのが高尾山です。


鳥居から山道を進むと鐸比古鐸比賣神社(ぬでひこぬでひめじんじゃ)がありました。


なかなか風格のある神社でした。


振り返ると少し歩いただけなのに、良い景色が広がっていました。(まだこの時は良い天気でした)


二の鳥居をくぐってお詣りです。由緒のある神社でした。


二の鳥居は両部鳥居で屋根も立派でした。


楠の大木も素晴らしかったです。


いよいよ登山の開始です。高尾山創造の森として整備されているようで、たくさんのハイキングコースがありました。


実は今回ここを選んだ理由は、簡単に登れるということ以外にもうひとつありました。


それは水仙が楽しめる山だということでした。ただ今年は少し遅れているようでした。


高尾山は標高こそ低いですが、巨石も楽しめる山のようでした。これは夫婦岩です。


夫婦岩ごしの景色も楽しめました。


八尾空港も良く見えました。


笹がきれいでした。


そして、目的地の一つ「かしわら水仙郷」に到着です。この頃から天気が悪くなってきて、雪がちらつき始めました。


水仙はまだ咲き始めといったところでした。


よく咲いている所を狙って撮りました。


見ごろならば一面の水仙が咲き誇る水仙郷なのでしょう。


高尾山の頂上の下までやってきました。あと5〜6分で頂上です。しかし、雪混じりの風が強くなってきました。


頂上直下には巨石がありました。


ロープのある急坂を登れば頂上です。強風の中、頂上をめざします。


<つづきます>

※訪問日 2025.2.5

虚空蔵山(こくうぞうやま)にハイキング

2025-02-04 17:15:15 | 山歩き
2月3日〜4日は、八ヶ岳あたりでスノーシューを楽しんだり、黒斑山に登山をする予定を立てていました。
しかし、今シーズン最強といわれる寒波がやってくるとのことなので、そちらは延期にしました。
ということで、近場の山でハイキングということになりました。
Mさんが三田市にある虚空蔵山という面白い山を見つけてくれたので、歩いてきました。

JR宝塚線の藍本(あいもと)駅に車を置いて出発です。
藍本駅は無人駅です。駐車場は有料ですがキャッシュレスでした。Mさんがいなければ停められません(笑)


駅から少し歩くと、酒滴神社(さかたれじんじゃ)がありました。


興味深い酒たれ伝説がある神社でした。


藍本駅からは登山口までしばらくロードが続きます。


振り返ると特急「こうのとり」が走って行きました。


登山口に到着です。左側は高速道路の「舞鶴道」です。この日は暖かく、上着を脱ぎました。


山道に入って行きます。


苔むした岩が滑りやすかったです。


やがて虚空蔵寺(堂)が見えてきました。


こんな山の中に立派なお堂が建っていました。


聖徳太子創建と伝えられています。


説明がありました。


しばらく進むと、役行者の石像がありました。やはりここも修行の山のようです。


道も険しくなってきました。


陶の郷との分岐点です。この山は立杭焼で有名な陶の郷から登ってくる人が多いようです。


出発してから約2時間で頂上に到着です。標高は596mでした。ゴクロウサンですね(笑)


頂上の少し下には磐座がありました。やはり信仰と関係があるのでしょう。
景色も良いので、ここでラーメンタイムにしました。


眼下には176号線や宝塚線、舞鶴自動車道なども見えました。


遠くの山々です。淡路島も見えるそうですが、残念ながらこの日は見えませんでした。
少し曇っていましたが、なんとか景色も楽しめてよかったです。


下山は同じ道を下りました。

歴史的な神社やお堂もあり、頂上には磐座もあってなかなか面白いコースでした。
この日の歩行距離は6.1km、タイムは4:12、のぼりは433mでした。

※登山日 2025.2.3

京都一周トレイル(伏見稲荷〜清水寺)を歩きました

2025-02-01 18:15:15 | 山歩き
京都一周トレイルがすっかり気に入り、翌日も歩きました(笑)
今回は登山装備も整えて、Mさん夫妻と3人で歩きました。

今回のスタート地点は伏見稲荷大社です。(前回のゴールの近くの藤森に車を停めました)
平日でしたがまるで休日のような賑わいでした。8割以上(9割かも)が外国からの観光客のようでした。


メインの千本鳥居は激混みが予想されたので、北側の道から登ります。


途中からの景色です。


四ツ辻に到着です。京都一周トレイルの標識がありました。


鳥居ごしの京都の町の景色を楽しみます。


四ツ辻からは泉涌寺をめざして北に進みます。一気に静かな道になりました。


町の中にも標識があり道に迷うことは少ないです。


皇族方の陵墓が見えてきました。泉涌寺も近いようです。


泉涌寺です。


続いて今熊野観音寺です。


今熊野観音寺は大好きなお寺で、春や秋によく訪れています。


途中に立派な枝垂桜がありました。春に歩けば綺麗だと思います。(近くにそば茶寮澤正というお店がありました)


迷いそうな所にも標識があるので助かります。


再び山道へ入ります。町を歩いたり山を歩いたりが京都一周トレイルの面白いところです。


少し歩いただけで深い山の中を歩いているようです。


そうしていると、また大きな道路に出ました。


国道1号線を地下道で渡ります。(ここはちょっと迷いやすく、標識に惑わされました)


再び山道に入り清水山をめざします。


ここの登りはちょっとしんどかったです。


そして、清水山(242m)に到着です。残念ながら展望はありませんでした。


時刻は2時前です。今回はここまでとして、清水寺の方に下りていくことにしました。(子安道を下りました)
(京都一周トレイルの路で清水寺に下りていく道は通行止になっています)


清水寺が見える所にやってきました。


今回は清水の舞台を下から見上げるだけです。清水寺も多くの外国からの観光客で賑わっていました。


混雑する清水坂を避け、ちゃわん坂で京阪電車清水五条駅に向かいました。


「辨慶」で温かいおうどんをいただいて、京阪電車で伏見稲荷駅へと戻りました。


この日は曇りがちで、時々白いものが落ちてくるといった天気でした。
観光地は(伏見稲荷も清水寺も)びっくりするほどの人ごみでした。
そんな観光地も通りながら、静かな山歩きも楽しめた1日になりました。
京都一周トレイルはまだ先は長いですが、ゆっくりと楽しみながら歩きたいです。

この日の歩行距離は8.7km、タイムは4:36、のぼり402mでした。

※歩いた日 2025.1.30