はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

六甲山で氷瀑を楽しみました

2025-02-22 18:25:25 | 山歩き


六甲山に氷瀑を見に行ったのですが、山頂付近が霧氷になっていました。
急遽ロープウェイで山頂駅に上り、山頂付近の霧氷を楽しみながら下りてきました。

極楽茶屋跡から紅葉谷道を下ること約1時間で七曲り滝への分岐に到着です。
ここを入って行きます。「キケン」「初心者無理」などと書かれています。


しばらく進むと一つ手前の滝が見えて来ました。ちょっと高度感があります。
しかし、水が勢いよく流れているので、七曲り滝が凍っているのか心配になりました。


ちょっと危険な所もありましたが、さらに進んでいくと人がいるのが見えました。
どうやらそこが七曲り滝のようです。


七曲り滝の下に到着です。


少し水が流れていましたが、なんとか氷瀑といえるでしょう。


ただインスタとかで見たようなほどは凍っていませんでした。


おまけに時刻は13時を過ぎているので、少し解け出しているようでした。


真ん中を水が流れていました。早朝ならもう少し綺麗だったのでしょう。


こうして望遠域にして切り取ると、迫力が出ます。


六甲山で氷瀑を見るのは初めてです。


今回は山頂側から下りて来ましたが、有馬温泉から90分でこの光景に出会えます。


ただし冷え込まないと無理ですが。


今年は何度も寒波がやって来たので、氷瀑を見るために登ってくる人も多いようです。


お腹も空いたので、氷瀑を見ながらのラーメンタイムにしました。


このあと有馬温泉に戻って金泉にでも入ろうかと思いましたが、金泉に着くと某国の団体客が入っていくところでした。
温泉は諦めて、炭酸煎餅をお土産に買って帰路につきました。

※訪問日 2025.2.19

六甲山で霧氷が楽しめました!

2025-02-21 17:15:15 | 山歩き
2月19日はまたもや寒波がやってくるということで、有馬の奥にある七曲り滝の氷瀑を見に行きました。
六甲有馬ロープウェイの近くの駐車場に車を停めて10時30分出発です。
滝に向かって15分ほど歩きましたが、途中から見える頂上付近は霧氷になっているようです。
これはロープウェイで上がって霧氷を楽しむしかありません(笑)
そのあとで下山をして来て氷瀑を楽しもうということになりました。

途中の道では呑気にロープウェイの写真を撮っていたのですが、急いで有馬温泉駅に引き返しました(笑)


ロープウェイの窓から見た六甲山最高峰付近(鉄塔の所)は霧氷になっていました。


ロープウェイの山頂駅付近も霧氷です。


杉の木?も綺麗でした。


頂上付近の霧氷です。六甲山で霧氷が見られるのは珍しいことです。


これはミツマタでしょうか。


小さな霧氷ですが可愛かったです。


紫陽花にも霧氷です。


極楽茶屋跡です。ここも六甲全山縦走コースで通る所です。


ここから紅葉谷道を有馬温泉に向かって下りていきます。途中に七曲り滝への分岐があります。


霧氷の中を下りていきます。


急な下り道もあるので、はじめからチェーンスパイク をつけました。


霧氷が美しかったです。金剛山ではよく見る光景ですが、六甲山で見られるとは思ってもいなかったです。


最高峰(931m)の鉄塔も見えました。


霧氷を楽しみながら下りて来ましたが、標高を下げると霧氷もなくなりました。


思わぬ寄り道になりましたが、ロープウェイで上がって正解でした。
この日は六甲山の霧氷がニュースになっていたようです。(神戸のニュースです)

※訪問日 2025.2.19

ガトーショコラに会えました

2025-02-19 19:15:15 | 山歩き
今回の信州の旅の一番の目的は黒斑山(くろふやま)からガトーショコラを眺めることでした。
ガトーショコラというのは浅間山に雪が積もって、ガトーショコラのように見えることからそう呼ばれています。
浅間山は現在噴火警戒レベルが2で、頂上付近には登れません。
したがって外輪山の黒斑山から浅間山を眺めるのが冬季の人気にコースになっています。
今回はガトーショコラを見るのが目的なので、いちおうトミーの頭(かしら)を目的地としました。

登山口から1時間20分ほど歩いたでしょうか浅間山が姿を見せてくれました。


天気も良く、もう少し行けば素晴らしいガトーショコラの全貌が見られそうです。


しばらく行くとシェルターがありました。浅間山が活火山であることを物語ります。


そしてついにガトーショコラがその全体の姿を見せてくれました。


思わず「すご〜い!」と声を出しました(笑)


ここは槍が鞘(やりがさや)という所で、視界が開けて最初にガトーショコラと対面できる場所です。


とりあえず目的を果たしたので、これで帰ってもいいのですが(笑)もう少し頑張ってトーミの頭をめざしましょう。


左の一番高い所が黒斑山の頂上でしょうか。右のてっぺんがトーミの頭です。


トーミの頭には急な斜面を登らなければいけません。


なんとか登り切ってトーミの頭に到着です。


ここから眺めるガトーショコラも素晴らしいです。


しかし、思った以上に強風が吹いていました。気温も低く手袋を外せばたちまち手が凍えます。さすがは冬山です。


外輪山が続いています。Jバンドといわれるあたりでしょうか。


向こうに見えるのは妙義山でしょうか?


黒斑山の頂上までは30分ほどです。しかし、この日はこのあと大阪まで帰るのでここまでとしました。


また来る機会があれば黒斑山やその先の山も歩きたいものです。(雪のない時に)


記念撮影をして下山です。強風で飛ばされそうでした。


危険な所は慎重に下ります。


安全な所まで来て、持って来たガトーショコラとツーショットです(笑)


帰りは中コースで下山しました。11時を過ぎると「てんくら」の予報通り雲が広がって来ました。


お昼前に無事に駐車場に戻って来ました。すっかり曇り空になっていました。あとは安全運転で大阪に帰るだけです。


天気に翻弄されながらも、なんとか目的を達成することができました。
写真やユーチューブではなく生で見るガトーショコラはやはり素晴らしかったです。

これで冬の信州の旅はおしまいです。

※登山日 2025.2.12

ガトーショコラに会いたくて

2025-02-18 18:39:39 | 山歩き
3日目の朝です。
この日はいよいよガトーショコラに会いに行く日です。
本当は2日目に登る予定でしたが、天気に翻弄され一時は諦めかけていました。
「てんくら」では、午前中の登山指数はAでした。午後からはCなのでチャンスは午前中だけでした。
ということで、旅館の朝食はキャンセルしておきました。
朝6時に旅館の駐車場に行くと、なんと車のガラスがカンカンに凍っていました。気温はマイナス9度でした。
少し手間取りましたが、なんとか登山口のある高峰高原に向けて出発できました。

高峰高原への道路です。しっかり凍っていました。標高は1900mを超えています。


少し雲がありますが、晴れていました。


高峰高原ビジターセンターに車を停め(車は10台ほど停まっていました)登山したくを整えてスタートです。
車坂峠が登山口です。ここは長野県と群馬県の県境です。私の大好きな大分水嶺でもあります。


しばらくは大分水嶺に沿って歩いて行くようです。8時30分スタートです。


トレースがしっかりあるので踏み外さないように歩きます。踏み外すと膝までズボッと埋まります。


はやる気持ちを抑えて、ゆっくりと歩くように心がけました。


アイゼンの人も多かったですが、チェーンスパイクでも十分に歩けました。


木に積もっている雪は昨日降ったのでしょうか。


視界が開けて遠くの山々が見えました。右手の山は四阿山(あずまやさん)です。


その左手奥には妙高山や黒姫山が見えました。


そして、北アルプスの鹿島槍ヶ岳と五竜岳です。


眼下には先ほど出発した高峰高原の建物が見えました。


さらに遠くには槍穂もみえました。


少しズームアップ。


さらにズームアップ。槍穂が見えます。


こちらは八ヶ岳連峰ですが、いつも見ているのとは見え方がちがいました。


天気もなんとか持ってくれそうです。これはガトーショコラが期待できます。


再び低い樹林帯を行きます。


すると、浅間山がひょっこりと姿をあらわしました。これが会いたかったガトーショコラです。


今回はここまでです。
このあと、たっぷりとガトーショコラを眺めました。

※登山日 2025.2.12

晴天の山を求めて霧ヶ峰へ 

2025-02-16 17:25:25 | 山歩き
2日目の朝です。
いよいよ憧れの黒斑山に登って「ガトーショコラ」と対面する日です。
しかし、ホテルから外に出るとどんよりと曇っていました。おまけに車にはうっすらと雪が積もっていました。
あいかわらず「てんくら」はCですが、とりあえず登山口の高峰高原をめざすことにしました。
しかし、小諸市に入ると雪雲がやってきて、ホワイトアウトのように周りも真っ白になってきました。
これでは、黒斑山に登ったとしても「ガトーショコラ」は見られないでしょう。
ということで、この日は浅間山は諦めて美ヶ原高原に向かうことにしました。
しかし、途中まで来ると美ヶ原方面も雲が多いようなので、大門街道をさらに南下して霧ヶ峰に向かいました。

ビーナスラインを走って富士見台のパーキングにやって来ると、うっすらとですが富士山が見えました。
上田のホテルを6時過ぎに出たのですが、時刻は9時20分になっていました。


こちらは南アルプスです。スッキリはしていませんが、山が見えただけでも嬉しいです。


こちらは中央アルプスです。


御嶽山は雲の中でした。


もう一度南アルプスです。甲斐駒ヶ岳や北岳、仙丈ヶ岳が見えました。


我が愛車です。今回の旅でも大活躍してくれました。



ビーナスラインの車山肩の駐車場に車を停めて(ほぼ満車でした)コロボックルヒュッテにやって来ました。


霧氷が美しかったです。


上空には青空も広がり、霧ヶ峰まで移動して来て良かったです。


キラキラとダイヤモンドダスト?が飛んでいました。(写真では難しいです)


とりあえずチェーンスパイクをつけて、頂上をめざすことにしました。


この日は祝日で沢山の人が登っていました。スノーシューで登る人、本格的なアイゼンで登る人など様々でした。


少し登った所から振り返りました。駐車場は車でいっぱいです。


めざす頂上の方には雲が出ています。途中で雲につつみこまれるかもしれません。


八ヶ岳の方向は雲で覆われていました。


雲がどんどん押し寄せて来ます。頑張れ青空!


雪の表面がキラキラと輝いて美しかったです。


青空と雲のせめぎ合いです。頂上は近いです。


下の方には八島湿原が見えました。(白くなっている所)


登山開始から約1時間で頂上に到着です。北アルプスは全く見えませんでした。


記念撮影です。(左が私です)


頂上に着くのと同時に、頂上も雲につつまれてしまいました。


頂上でお湯を沸かしてラーメンを食べる予定でしたが、寒くてそれどころではありませんでした。
ということで、さっさと下山しました。

駐車場まで戻って来ると、また晴れ間が戻って来ました。山の天気はコロコロ変わります。
ビーナスラインを少し走ると富士山が朝より綺麗に見えていました。


左が八ヶ岳、真ん中に富士山、右手は南アルプスです。


先ほど登った車山もすっかり青空でした。


あっぱれ富士山を眺めて諏訪に向かいました。


霧ヶ峰はニッコーキスゲの撮影で何度か訪れましたが、冬に来るのは初めてでした。
車山は一応「日本百名山」で、これで3度目の登頂になりました。
晴れを求めて移動した結果、霧ヶ峰になりましたが、それはそれで楽しい雪山歩きになりました。

※登山日 2025.2.11