はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

梅雨の晴れ間に明日香を訪れました(1)

2023-06-30 17:15:15 | 明日香をぶらり
梅雨の晴れ間の29日、1週間ぶりにカメラを持って出かけてきました。
目的地は通い慣れた明日香です。
いつものようにゆっくりと家を出て、明日香に着いたのは昼前でした。


やって来たのは、稲渕(いなぶち)の棚田です。梅雨の晴れ間の青空に白い雲が浮かんでいました。



気持ち良さそうに見えますが、実際は蒸し暑かったです(笑)田植えが終わったところのようでした。



飛鳥川にかかる橋のところまで行くと、綺麗な花が咲いていました。



花アプリで調べると「ハチス(フヨウ属の一種)別名ムクゲ」とも出てきました。



ムクゲかフヨウか、よくわかりませんが棚田を撮りに来て徳をした気分になりました。



ということで、棚田とコラボです。



1本だけが、なぜここにあるのかが不思議でした。



作業小屋も絵になります。



こちらは「ウスベニアオイ」と出てきました。



秋の彼岸花の頃はたくさんの人が訪れる稲渕の棚田ですが、この日は私一人だけでした。



古い時代から開墾された稲渕の棚田は、明日香の美しい歴史的景観として観光客を楽しませてくれます。
しかし、農家の高齢化や担い手不足が深刻化して、この景観が危ういことになっているようです。
「棚田オーナー制度」などがあるようですが、なかなか難しい問題だと思いました。


※ 訪問日 2023.6.29

回想の山 富士山

2023-06-28 16:15:15 | 山歩き
今回の回想の山は、日本一の山 富士山です。


上の写真は2021.2.7に山中湖から写した富士山です。

さて、私が富士山に登ったのは、2001年(平成13年)のことです。もう22年も前の話になりました。
今も一緒に山に登っているMさんの誘いで、Mさんファミリーとの富士登山でした。
吉田ルートの5合目を昼過ぎにスタートし、8合目の山小屋で仮眠をしました。
翌日は夜中の2時ごろから出発し頂上をめざしましたが、登っている人の多さにびっくりしました。
ヘッドランプの行列が延々と続いていたのが印象的でした。
その夜は流星群の出現する日で、流れ星を見ながらの素敵な登山になりました。
この時もカメラも持たずに登りました(笑)


頂上の少し手前でご来光を拝みました。



雲海も綺麗で、芦ノ湖も見えていました。その後は雲海も晴れて、伊豆半島や南アルプスも見ることができました。



お鉢めぐりもして、最高峰の剣ヶ峰にも立つことができました。



富士山に登った時の写真は他にもあるのですが、あとは記念写真ばかりです。
上の3枚もMさんが写した写真をいただいた物です。

富士山に登ったのは、この時の一度だけです。
登った感想ですが、富士山は登るよりも眺める山ですね。


というわけで、富士山を眺めた写真を何枚か集めてみました。

本栖湖にある洪庵キャンプ場から(2022.11.8)



竜ヶ岳からは富士山がドーンです(2022.11.8)



冬の厳しい表情の富士山(2021.2.7)



田貫湖からの暮れゆく富士山(2019.12.8)



高ボッチ高原からの富士山(2019.9.7)



回想の山 白馬岳

2023-06-26 19:25:25 | 山歩き
またまたネタ切れです(笑)
雨が続くようでお出かけもできないので、ブログをお休みしようかと思いましたが、思い直して昔の山の思い出を綴りたいと思います。
今、ブログ仲間の錫杖さんも「回想 〇〇岳」というテーマで、過去の山行から素晴らしい山岳写真をアップされています。
しかし、私ときたら一番よく山に登っていた頃は、フィルムカメラや「写ルンです」しか持って登りませんでした(笑)
ということで、頂上での記念写真的な物ばかりしか残っていないのです。


前置きが長くなりましたが、今回の回想の山は、白馬岳(しろうまだけ)です。



上の写真は、2016.9.28に八方池から撮影した白馬三山(手前から白馬鑓ヶ岳・杓子岳・白馬岳)です。
この頃から、やっと一眼ミラーレスで山岳風景の写真も撮るようになりました。


さて、白馬岳には3度登りましたが、はじめて白馬岳に登ったのが、1968年(昭43)高校2年生の時でした。
それが、北アルプスの高峰に立った最初の登山でした。55年前の話です。

この時のルートは、はっきりと覚えていませんが、一般ルートとはちがうルートを辿ったと記憶しています。
なにしろ登山部の夏山合宿だったので、重い荷物とロングコースが定番でした。


大阪発の夜行列車で糸魚川まで行き、そこから大糸線に乗り換え、北小谷駅で降りました。
そこが登山のスタート地点です。まず、めざすのが風吹大池です。
風吹大池からは白馬大池、三国境を経由して白馬岳に登頂し、そのあと、三国境までもどります。
翌日に朝日岳に登り、その後イブリ尾根の長い下り坂を北又までおりて、さらに小川温泉まで歩くというコースだったと思います。


たしか2泊したと思うのですが。もちろんテント泊です。(布製の三角テントです。)食事も自炊です。ご飯は米から炊きます。カレーもジャガイモを切るところから始めます。
調理器具は、ガソリンストーブのホエーブスと灯油ストーブのオプチマスという代物でした。
その他の登山の装備は、ザックはキスリングと言って、布製の横長ザックです。ズボンはニッカボッカ、靴はナイロン製のキャラバンシューズ。雨具はナイロン製の物だったと思います。
なにしろ55年前の話なので、こまかいところは覚えていませんが、荷物が重くても、道が遠くとも、平気でした。やはり若いということですね。


2回目に白馬岳に登ったのが、1985年(昭60)です。5人の山中間と、猿倉から大雪渓を登って白馬岳(テント泊)翌日は、白馬鑓ヶ岳から鑓温泉、猿倉という一般ルートをたどりました。
初めての夏山から17年経っているので、さすがに装備も、軽量のナイロン製テント・ガスボンベの料理器具・縦型ザックに変わっていました。
燃料が無くなってすき焼きが食べられなかったことや、下山時に雷に会ったことなどが思い出として残っています。


そして、3回目が2007年(平19)です。3人の山中間と、一般ルートでの登山です。
この頃になると、さすがにテント泊はしんどくて、山小屋に泊まるようになりました。従って、食料を持たなくてもいいので、ザックもずいぶん軽くなりました。

大雪渓を見上げます。


白馬岳頂上です。


頂上からの白馬槍ヶ岳方面です。


コマクサです。


雷鳥です。


白馬鑓温泉です。


歩いてしか行けない秘湯です。


大出原(おおでっぱら)のお花畑です。



一番よく山に登っていた30〜40代の頃は、カメラに興味がなく、従って山の写真はほとんどありません。
「写ルンです」で撮った山頂での記念写真がアルバムに残っているだけです。
今から思えば惜しいことをしたと思うのですが、こればかりは仕方がありません。


次回はどこの山にしようかと思案中です。

岩船寺でインスタ映えをねらいましたが

2023-06-25 09:25:25 | 花めぐり
岩船寺の紫陽花の後編です。

前回は定番の構図での写真をアップしましたが、今回はインスタ映えのする写真からスタートです。
本堂の前に花手水が置いてあり、若い人たちがその花手水ごしに三重塔を写していたので、私も挑戦してみました。



私の前に写していた男性が粘っていたのですが、じっと我慢で待ちました(笑)



なんか思っていたのとは違う写真でした。ここは広角レンズの出番だったかも知れません。



これが、その花手水です。多分、日替りするのでしょう。どこお寺も紫陽花の見せ方を工夫しているようです。



意味はわかりませんが、ありがたい言葉なんでしょう。



綺麗なあじさいでした。やはり普通に写すのが楽しいです。



紫陽花だけの絵も綺麗です。



岩船寺は中央に池があるのもポイントです。



三重塔の四隅の垂木を支える天邪鬼(あまのじゃく)です。



紫の綺麗な花でした。この花の名前はなんでしょう?アプリで調べたら3回とも違う名前が出てきました(笑)



石仏も味があります。



そして、沙羅双樹の花(ナツツバキ)が咲いていました。



一日花で朝開花し夕方に落花するところから、『平家物語』で「沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。」と語れています。



まだ咲き始めで、蕾もたくさんありました。



紫陽花だけでなく沙羅双樹の花も見ることができて、ありがたい気持ちになりました。



山門から振り返って、岩船寺をあとにしました。



インスタ映えといえば、連れ合いさんがもらった御朱印もインスタ映えのするものでした。



※訪問日 2023.6.21

岩船寺で定番のあじさいの風景を撮りました

2023-06-23 19:33:33 | 花めぐり
岩船寺(がんせんじ)のあじさいを見にいくのは5年ぶりのことです。
岩船寺は、三重塔とあじさいのコラボが撮れるのが魅力です。


ということで、定番の写真からスタートです。



紫陽花と三重塔という単縦な写真ですが、奥は深そうです。



この日は平日でしたが、岩船寺にしては多くの人が来られていました。(失礼なことを言いました)



角度を変えて同じ風景を写します(笑)



ここの紫陽花が一番鮮やかだったようです。



このU字になっている所から三重塔を写すのが定番のようです。



この三重塔は室町時代の建立とされるもので、重要文化財に指定されています。



今回のベストショットです。



三重塔に近づいての1枚です。



三重塔をはなれて、十三重石塔との1枚です。



石灯籠との1枚です。



これは鐘楼だったでしょうか。岩船寺はこのように紫陽花だけでなく、お寺の建物とのコラボが楽しめます。



これは今風のインスタ映えする手水鉢です(笑)



今回は定番の岩船寺の紫陽花の風景でしたが、次回はインスタ映えを狙った写真も登場します。


※訪問日 2023.6.21