はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

2020年を振り返りました

2020-12-30 18:05:05 | 旅日記
2020年もあと二日です。
今年はコロナで、これまでの生活が大きく変わった一年でした。
外出する回数も減りましたが、それでもいくつかの美しい風景に出会うことができました。
そんな2020年の風景を振り返りました。


沖縄の美ら海水族館です。毎年スキーに行くのですが雪不足で沖縄にしました。
この頃からコロナのことが話題になって来たように思います。(1.29)




伊根の船宿です。今年は雪が少なく雪景色が見られませんでした。(2.5)




雪山が見たくなり、高山方面まで車を走らせました。アーベントロートの乗鞍岳が見られました。(2.11)




奈良県の大和民族公園で、初めてルリビタキを撮ることが出来ました。(2.18)




毎年訪れる大阪城公園の梅林です。(2.19)




京都の水火神社の桜です。(3.25)




嵐電を撮り鉄しました。(3.31)




又兵衛桜を撮りに行きました。この頃、コロナも大変なことになってきていました。(4.3)




又兵衛桜の帰りに「ひのとり」を撮り鉄しました。(4.3)





4月7日に緊急事態宣言が出されて、ステイホームがはじまりました。
例年なら信州方面に桜を撮りに行くのですが、大好きな信州にも行けなくなりました。



6月になってやっと外出できるようになって来ました。御在所岳へ出かけました。(6.17)




やっと信州にも行きました。ただし日帰りです。安曇野と常念岳です。(6.21)




海外からの観光客がいないので、伏見稲荷の千本鳥居もこんな感じでした。(6.23)




嵐山の竹林の道もこんな感じでした。(7.2)




立山に登りに行ったのですが、大雨になってしまい、黒部峡谷鉄道で遊びました。(7.29)




美ヶ原で久しぶりのハイキングを楽しみました。(8.5)




駒ケ岳をめざすも、高山病か熱中症かわからない症状で、乗越浄土までしか行けませんでした。(8.18)




山ガール3人組と八方尾根を歩きました。ガッスガスで白馬三山は見られませんでした。(8.27)




9月の三連休だったので大渋滞でした。姨捨の棚田です。(9.22)




マキノのメタセコイア並木が、ゼブラロードになっていました。(10.2)




秋山は、昔からの山仲間と一緒に四国の石鎚山に登りました。(10.14)




乗鞍高原で三段紅葉が見られました。(10.25)




山ガール3人組と大台ケ原にも登りました。頂上付近の紅葉のピークは少し過ぎていました。(10.29)




憧れだったおにゅう峠に、ブログ仲間のtakayanさんが連れて行ってくださいました。(11.5)




湖東三山の金剛輪寺です。一番の見頃に訪れることが出来ました(11.14)




真如堂の紅葉は見事でした。(11.18)




撮り鉄で、近江鉄道の新八日市駅を訪れました。(11.26)




熊野古道小辺路を少し歩いて、憧れだった果無集落に行きました。(12.2)




雨晴海岸からの立山連峰です。(12.10)




雨晴海岸では氷見線の撮り鉄もしました。(12.10)




今年も「はりさんの旅日記」をご覧いただきありがとうございました。

来年は一日も早くコロナが終息し、元気に旅が続けられる日々が戻って来ることを願うばかりです。

来年もよろしくお願いいたします。

明智町 大正村をぶらり

2020-12-27 18:00:55 | 知らない街をぶらり
今回の旅は、岐阜県の山城巡りの旅でした。
苗木城、岩村城と巡って次に向かったのは、明智町にある明智城跡でした。
明智町に向かっていると「大正村」という案内がやけに多くありました。
明智城の下調べができていなかったこともあり、明智町では結局「大正村」散策になってしまいました(笑)


「大正村」の知識もなかったので、駐車場でパンフレットをもらって歩き始めました。ここは大正路地です。




「明治村」のようなイメージでしたが、全く違っていました。




町のあちらこちらに古い建物などが点在していて、それを巡るのだそうです。




ここは、昔の村役場だったそうです。




なるほど、大正モダンの香りがします。




ステンドグラスがいいですね。




廊下もいい感じです。




明智町は、明治から大正にかけて、生糸の生産地として栄えたそうです。この建物は明治39年に建てられたそうですが、当時としては超モダンだったそうです。




絵画館は、昔は小学校だったそうです。




クラシックな窓が素敵でした。




大正ロマン館ですが大河ドラマ館になっていました(笑)




渡り廊下のある家がありました。うかれ横丁は、その昔は繁華街でここを歩けばうかれた気分になったとか。




さすがに現在は使用されていないようでした。




駐車場のトイレの建物がレトロでよかったです。





さて、はじめにめざしていた明智城ですが、確かに山の上にあるようでした。しかし、今回は夕暮れも迫っていたので諦めることにしました。(冬至の頃です。)
今、明智の町は「麒麟がくる」で盛り上がっていました。(この日は我々だけでしたが。)




明智光秀の出生の地は、岐阜県では恵那市の明智町と可児市が考えられています。最近、滋賀県だったという古文書が見つかったそうです。
前半生が謎に包まれている人物なので、出生地も諸説あって当然なのでしょう。
可児市にも明知城があるようなので、そちらも機会があれば訪れてみたいものです。

※訪問日 2020.12.23

城下町 岩村をぶらり

2020-12-26 18:55:55 | 知らない街をぶらり
岩村の町には2019年の9月にも訪れたので、今回で二度目になります。
岩村城とセットで楽しめる素敵な所です。今回も岩村城とセットで楽しみました。

岩村城の城下町として栄えた町で、今でも古い町並みがよく保存されていて、国の「重要伝統的建造物保存地区」にも指定されています。




薬局には古い看板が掲げられていました。




少し路地に入れば、ナマコ壁も見られます。




看板も昔のままです。




山の上には岩村城があります。せっかくの素晴らしい町並みなのに駐車車両があるのが残念です。地元の人にとっては必要でしょうが‥。




江戸時代の商家だそうです。




岩村では「かすていら」が有名です。




これをお土産にいただきましたが、昔懐かしい味がして美味しかったです。




城下町らしく枡形が残っています。ここを境に街の雰囲気も変わります。




こちらはNHKの朝ドラ「半分、青い。」のロケ地になった所です。




ふくろう商店街です。




連れ合いさんが、どうしても食べたかった五平餅のお店です。




ねぎ味噌でいただきました。




こちらはこちらで雰囲気のある町並みでした。




山城を巡る旅、次にめざしたのは明智城のある明智町ですが‥。

※訪問日 2020.12.23

岩村城跡を歩きました

2020-12-25 19:15:15 | 旅行
中津川の苗木城から車で30分、恵那市の岩村城跡にやって来ました。
岩村城は、日本三大山城の一つに数えられ、女城主の城としても知られています。
城には、重要伝統的建造物群保存地区の岩村の町から登ってくるのが一番良いのですが、時間の関係でショートカットしました。


駐車場に着くと本丸はすぐ目の前です。江戸諸藩の府城の中でも最も高い所(717m)に築かれているので、雪も残っていました。




ここは霧に包まれることも多くあるようで、別名「霧ケ城」とも呼ばれるそうです。




さて、女城主の物語です。城主の織田信長の五男が幼少であったので、信長の叔母おつやが女城主としてここを統治していました。




そこへ武田信玄の家来の秋山虎繁が攻めて来ました。籠城するも、城下の民を守るため、虎繁との婚姻を条件に開城します。




ところが、今度は織田軍が攻めて来ました。よく戦いましたが、最後は領民を守りおつやと虎繁の命を守るという約束で開城しました。しかし、信長はこれを反故にし夫妻は磔刑に処されてしまいました。




こんな悲しい歴史のある岩村城です。本丸にやって来ました。




本丸からは恵那山が見えます。苗木城から見た恵那山とは形が違って見えました。




ここからも雪をいただいた中央アルプスの高峰が見えました。




眼下には岩村の城下町が広がります。




織田信長と明智光秀もここを訪れたようです。歴史番組でおなじみの小和田先生が検証したという案内板がありました。




歴史番組といえば、お城が出てくれば必ず登場する千田先生を思い出します。できることなら案内をお願いしたいものです。




紅葉もすっかり枯れてしまいました。




700メートルを超える山頂にある石垣とは思えません。




六段壁の見事な石垣です。




苗木城跡、岩村城跡と二つの山城を巡って来ましたが、どちらも見事な山城でした。




※訪問日 2020.12.23

苗木城跡を歩きました

2020-12-24 19:07:07 | 旅行
久しぶりに遠出をしました。行き先は、岐阜県中津川市と恵那市にある山城です。
実は、どちらの城も昨年の9月に訪れたのですが、連れ合いさんの希望で再度訪れることにしました。
まず向かったのは、中津川市の苗木城跡です。

木曽川にかかる城山大橋から眺める苗木城です。
この城のことは、BSの日本「最強の城」スペシャル(2018年12月放送)で知りました。最強の城というのがぴったりの城です。




駐車場から歩き始めると、やがて天守跡が見えてきます。そう簡単には攻められない雰囲気です。




風吹門跡をくぐって本丸へと進みます。




何度かここで戦があったそうです。この石垣はそんな戦いを見てきたのでしょう。




大矢倉跡です。三階建ての大きな矢倉があったそうです。




天然の巨岩をうまく利用して石垣が積まれています。




石垣も様々な積み方が見られました。




天守台の下までやって来ました。巨岩の上に上手く天守台を建てたものです。




苗木城の魅力はなんといっても天守展望台からの眺めです。
下を流れるのは木曽川です。下流の方向です。先ほど渡った城山大橋も見えます。




恵那山です。頂上付近は雪化粧をしていました。




恵那山をズームアップです。




大きな橋の手前に小さな橋が見えます。これは、かつて走っていた北恵那鉄道の木曽川橋梁です。




中央自動車道も見えます。




白く輝くのは中央アルプスです。(山の名前はわかりません。)




次に向かったのは、恵那市の岩村城です。

<つづきます>

※訪問日 2020.12.23