はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

京都一周トレイルの序章を歩きました(後)

2025-01-31 19:15:15 | 京都をぶらり
京都一周トレイルを初めて歩きました。
前回は、伏見桃山駅をスタートし伏見桃山城まで歩きました。

伏見桃山城をぬけて車道を進みます。


左に進んで山の方に向かいます。交差点には道標が立っています。


「深草トレイル」という標識が出てきました。大岩山展望台まであと970mです。


こんな竹林の中を進みます。


大岩山展望台に到着です。それでは景色を楽しみましょう。


ここからは、京都市の南西部の景色がよく見えました。


先ほどまでいた伏見桃山城です。こうして見るとかっこいいお城です。


遠くには大阪のビル群も見えました。


遠くの山並みは西山です。


愛宕山の方には雪雲がかかっているようです。この日は寒い日で風が冷たかったです。


展望台からはいきなり山道を下りていきます。


すると不思議な空間が出てきました。


鳥居もあります。


まるで魔界に迷い込んだようで、写真もブレます。


寂しい山道を不安にかられながら一人で歩いていきます。


やがて竹林の道になり


京都一周トレイルの標識も出てきて一安心です。


竹林の先に住宅も見えてきました。


魔界のように感じた道は、どうやら大岩神社の参道のようでした。


再び町の中を歩きます。道端のロウバイが素晴らしかったです。


途中から「京都一周トレイル」の路からはずれて、京阪電車の藤森駅に向かいました。高架は名神高速道路です。


奈良街道です。この街道も歴史街道です。


京阪電車藤森駅です。今回の京都一周トレイルはここまでです。


このあと京阪電車で伏見桃山まで戻りました。
この日の歩行距離は8.2km、タイムは2:42でした。

準備もしないで、いきなり京都一周トレイルを歩き出したのですが、面白いトレールだと思いました。
これは病みつきになりそうです(笑)

※訪問日 2025.1.29

京都一周トレイルの序章を歩きました(前)

2025-01-30 20:11:22 | 京都をぶらり
朝から連れ合いさんのアッシー君で新大阪まで送ったあと、とりあえず京都に向かいました。
行き先は決めていなかったのですが、以前から気になっていた「京都一週トレイル」の序章を歩いてみることにしました。
ハイキングの準備もしていなかったのですが、序章の区間はそんなに山深い所でもないのでなんとか歩けました。

京都一週トレイルのスタート地点は京阪電車の伏見桃山駅です。時刻は10時30分でした。


京都一週トレイルの標識です。歩く先々に立てられていて安心して歩けました。


すぐに近鉄桃山御陵前駅と御香宮神社の鳥居が見えました。


御香宮神社に寄って行きましょう、


御香水です。「名水百選」です。伏見は酒どころですが、やはり水が肝心です。


まっすぐに歩いて行くと「桃山陵墓地」に着きました。鬱蒼とした森が広がります。


ここには明治天皇の陵墓や、桓武天皇の陵墓があります。


森の中を進みます。


せっかくなので桓武天皇陵によって行くことにしました。


宮内庁によってしっかりと管理されています。


桓武天皇は平安京に遷都した天皇として名高い天皇です。鳴くよウグイスです(笑)


すぐに伏見桃山城に着きました。


豊臣秀吉は伏見に城を築きましたが、最初の城(指月城)は地震で潰れてしまいました。


その後、この近くに城(木幡山伏見城)を築きましたが、関ヶ原の戦いの前哨戦で焼け落ちました。


京都一周トレイルの地図がありました。


現在の模擬天守は昭和39年に造られたものですが、耐震の関係で中に入ることは出来ません。


北堀に沿って進みます。この辺りに木幡山伏見城があったようです。


伏見城の城下町だった所には有力な大名が屋敷を構えていたようです。


京都一周トレイルを初めて歩きましたが、序盤から沢山の歴史に触れることが出来ました。
次回は大岩山をめざして山を登って行きます。

※訪問日 2025.1.29

須磨アルプスを歩きました(後)

2025-01-28 19:15:15 | 山歩き
須磨アルプスハイキングの後編です。
前半は素晴らしい景色を楽しみながら歩きましたが、後半はいよいよメインの「須磨アルプス」を歩きます。

横尾山を出発です。(前回、おにぎりを横尾山で食べたと書きましたが、正しくは栂尾山でした)


明石海峡をゆく船を眺めながら歩きます。


しかし、のんびりと景色を眺めるのもそこまでです。いよいよ鎖場があらわれました。


本コースのメインイベントの須磨アルプスが見えてきました。


風化した花崗岩の山稜が続いています。


標高は300mにも満たない山ですが、この景観が「アルプス」と呼ばれる所以でしょう。


この部分だけを切り取ればまさに「アルプス」です。


しかし、すぐ近くには町並みが見えるのも面白いところです。


それでは核心部に向かいましょう。


鞍部になっているので風が吹き抜けます。


ここももちろん「六甲全山縦走路」です。


振り返ります。


「馬の背」と呼ばれる通り、痩せ尾根になっています。


小さな子どもを連れたファミリーが慎重に通り抜けて行きました。


両側は切れ落ちていますが、道幅があるのでそれほど怖くはありません。


無事に難所を越えることが出来ました。


最後のピーク東山に到着です。
当初は板宿駅に下山予定でしたが、もう少し「全縦」に沿って妙法寺駅まで歩くことにしました。
こちらの方が距離が短かったこともあります(笑)


「全山縦走」では次に向かう山が高取山です。


再び町の中に出てきました。ここで「全山縦走路」ともお別れです。


妙法寺駅から神戸市営地下鉄に乗って帰路につきました。


今回は、鉢伏山・旗振山・鉄拐山・高倉山・栂尾山・横尾山・東山と多くのピークを越えていくコースでした。
一番高い横尾山で312mなのでそんなにキツくはありませんが、やはりアップダウンが多いのは疲れました。
「六甲全山縦走路」の序盤の部分でもありますが、全体の1/6といったところでしょうか。
全山縦走のハードさを改めて実感しました。(この先にある菊水山や摩耶山の登りはなかなかのものです)
最後になりましたが、今回もMさんとSさんの3人で歩きました。

※登山日 2025.1.26

須磨アルプスを歩きました(前)

2025-01-27 19:15:15 | 山歩き
須磨アルプスを歩いてきました。
須磨アルプスは六甲山系の西端になり、「六甲山全山縦走」の序盤のコースでもあります。
10年以上前に「全縦」をしましたが(3回に分けてですが)その時以来の須磨アルプスになりました。

山陽電鉄の須磨浦公園駅が登山口になります。山陽電車に乗るのも久しぶりでした。


須磨浦公園駅です。日曜日でしたが思ったよりは登山者は少なかったです。10時前といこともあったのでしょう。


目の前は海です。須磨海釣り公園も見えます。


いきなり旗振山です。実は須磨浦公園駅からロープウェイで登ってきました(笑)


旗振茶屋です。「左塩屋」とありますが前回は塩屋から登ってきました。


旗振山からは素晴らしい展望が開けています。明石海峡大橋がよく見えました。


こちらは神戸側の景色です。手前の砂浜は須磨海水浴場です。


次は鉄拐山をめざします。低いピークをいくつも越えながら歩きます。


全体的に道はよく整備されています。標識も多く道迷いの心配はありません。


鉄拐山(てっかいざん)に到着です。


下には高速道路の料金所が見えます。


右手に海を眺めながら歩きます。


ウバメガシの林を歩きます。


高倉山に到着です。


ここも景色が良いです。


次は階段を下って町の方に向かいます。


町の中を通るのがこのコースの面白いところです。加藤文太郎が歩いた頃は里山だったのでしょう。


こんな橋のところにも「全縦」の案内があります。


スーパーマーケットもあります。


団地の間から次に向かう栂尾山の恐怖の階段が見えました。


そして、その階段に到着です。どこまでも続く階段です。少しパラっときました。


階段の途中から振り返りました。歩いてきた山も見えます。


「栂尾山・須磨アルプス」の名前も出てきました。もう少しで栂尾山です。


栂尾山あたりからの眺めです。


横尾山に到着です。ここでお昼のおにぎりを食べました。


<つづきます>

※登山日 2025.1.26

いつか歩きたい熊野古道 中辺路

2025-01-26 18:25:25 | 街道歩き
熊野古道のことはみなさんよくご存知と思います。
熊野古道は部分的には歩いたことがありますが、まだ長い距離を歩いたことはありません。
熊野古道はいくつかのルートがありますが、比較的簡単と言われているのが中辺路です。
いつの日かその中辺路を歩きたいと思い、下見に行ってきました。

中辺路の起点となるのが滝尻王子です。(本当は紀伊田辺ですが)


王子というのは、熊野三山に至るまでの途次に設けられた神社です。


熊野古道を3分ほど歩いてみました(笑)いきなりきつい坂道になっていました。


今回は下見なので、熊野古道館で資料など集めました。


いろいろと資料があり勉強になりました。


スタンプラリーも出来るようで、スタンプ帳(100円)を購入し地図もいただきました。


これが各王子にある押印所です。


とりあえず、滝尻王子に押印です。


歩こうとしているのは「現在地」から熊野本宮本社までです。39kmあるので一泊二日で歩くのが標準です。


次の宿泊予定地の近露(ちかつゆ)をめざします。途中に福定の大イチョウがあります。(国道と熊野古道は離れています)


2023年11月29日に訪れましたが素晴らしい大イチョウでした。


近露の手前に「道の駅」がありました。


すぐそこは熊野古道です。


ちょっと覗いてみましたが、熊野古道らしい道が続いていました。


近くにある「牛馬童子」のレプリカがありました。


そして、近露の町に到着です。車なら本当に早くて楽ですが、歩くとなると‥。


近露には長閑な景色が広がっていました。


日置川です。実は何十年か前に渓流釣りでここを訪れたことがありますが、完全に忘れました(笑)


近露王子です。


ここにもスタンプがありましたが、歩いて訪れた時のためにとっておきましょう。


町の中の熊野古道です。熊野本宮大社に続く道です。


熊野古道 中辺路の下見をしてますます歩きたくなってきました。

※訪問日 2025.1.24