はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

万博の梅林で作品づくりに挑戦しました

2017-02-27 19:19:55 | 花めぐり
京都府立植物園の梅は、見頃を迎えている木が少なかったので移動することにしました。北野天満宮は、梅も満開ですが人も満員のようなので、結局万博に行くことになりました。大阪からわざわざ京都まで行ったのですが、はじめから万博にしておけばよかったですね。

師匠が撮っているところを真似たり、アドバイスを受けながら撮った写真です。



















いつもとはちょっとちがう梅の写真になったでしょうか?あんまり変わりませんね。まだまだ修行の旅はつづきます。
k師匠ありがとうございました。

京都府立植物園(梅やら野鳥やら)

2017-02-26 19:35:29 | 花めぐり
今回は定例の写真教室で、京都府立植物園にやってきました。今回は、師匠と弟子の二人だけの写真教室です。
師匠にアドバイスを受けながら梅を写します。師匠と同じ構図で同じような設定で写すのですが、どうもうまく撮れません。


何がちがうのでしょか。やはり腕なんでしょうね。


カメラとレンズがちがうのもありますが…。


梅ひとつ撮るにしてもいろいろな撮り方がありますね。師匠曰く「非日常を撮らなあかん。」です。


映りこみも面白い被写体です。


野鳥も遊びに来てくれました。大急ぎで望遠に交換してパチリです。


ちがう場所でもパチリです。


スノードロップ(雪のしずく)が咲いていました。名前がいいじゃないですか。


スノーだけれど、春を呼ぶ花らしいですよ。


冬牡丹も展示コーナーがありました。マクロレンズが欲しくなりますね。


京都府立植物園では花もそこそこ楽しむことができましたが、もう少し梅が見たくなったので、北野天満宮に移動することにしました。ところが、北野天満宮はえらい人出で車も停めることができない状態でした。よく考えると、25日は「天神さんの日」でした。おまけに梅花祭と重なったんですから当たり前ですね。

京都府立植物園(早春草花展は花盛り)

2017-02-25 21:18:20 | 花めぐり
はじめて京都府立植物園を訪れました。冬なので植物園といえども花もあまり咲いていませんが、「早春草花展」というブースがありました。そこは、まさに花盛りの空間でした。

 (セイヨウオダマキ)

 (クリスマスローズ)

 (ラッパスイセン)

 (オオイヌノフグリ)

 (アセビ)

 (セツブンソウ)

 (ユキワリイチゲ)

 (フクジュソウ)

 (ユキワリソウ)

 (?)

以上、早春植物図鑑でした。もっとたくさんの種類がありましたが、私の好みで選びました。

梅の香薫る明日香の里

2017-02-24 19:25:25 | カメラ紀行
気持ちのいい天気の中を歩いています。空では雲雀が、旋回しながら囀っています。そういえば、明日香にかかる枕詞は「飛ぶ鳥の」なんですが(ここから「飛鳥」という表記が生まれたようです。)、たしかに野鳥が多くいます。山に囲まれているということもあるのでしょう。案内板にも明日香で見られる野鳥の一覧がありました。私も野鳥を狙ったのですが、撮れたのは日本を代表する野鳥のみでした。



飛鳥京跡苑池にいます。ここにも最近、りっぱな施設が造られました。こんなの造る必要があるの?って思うのですが…。(写真は写していません。)
もう少し高台に行ってみましょう。小原の集落をめざします。万葉文化館では、梅が見頃をむかえていました。



このあたりは丘陵地帯になっています。



小原の集落も絵になりますね。



振り返ると、手前に甘樫丘、そして畝傍山、さらに奥には二上山がありました。



小原(おおはら)は万葉歌にもうたわれ土地で、藤原氏の本拠地と伝えられるところです。鎌足の生誕地もありますよ。
もちろん、飛鳥の時代のままではないでしょうが、ロマンを感じさせる路地です。



もう少し進むと、1月14日にロウバイを見に訪れた八釣(やつり)の集落があります。



そして、最後にやって来たのが、稲淵です。稲淵は棚田で有名なところですが、この時期は冬のさびしい風景が広がっていました。



野焼きの煙が、たよりなく冬空へのぼっていきます。あんなに良かった天気も、曇り空になったようです。



※訪問日2月22日 

明日香風を感じながら

2017-02-23 19:36:51 | カメラ紀行
天気のよい日に、のんびりと明日香を歩くのは気持ちがいいものです。これまで何回歩いたことでしょう。それでも、あきることはありません。今回も冬の明日香を歩いてきました。
明日香は、592年に推古天皇が豊浦宮に即位してから、694年に藤原宮に都が遷るまでの間、日本の中心地だったところです。(途中で、難波宮や近江宮にも遷りましたが…)



1400年も昔、ここに都があったんですね。菜の花を見ながら昔を思い浮かべます。



『万葉集』に志貴皇子(しきのみこ)の有名な明日香風の歌があります。
「采女の袖吹きかへす明日香風都を遠みいたづらに吹く」(美しい采女の袖を吹き返していた明日香風。藤原宮は飛鳥から遠く離れているので、今では采女の袖を翻すこともなく、ただ空しく吹いているばかりであるよ。)
明日香から藤原宮へ都が遷って間もない頃に歌われたものですが、志貴皇子の気持ちが伝わってきますね。私も今その場に立って、1400年前の都を思い浮かべています。



今はすっかり田園風景になってしまったところを、美しく着飾った采女たちが歩いていたんでしょう。



明日香風とは、山に囲まれた明日香に吹く風のことのようですが、今日は穏やかな天気なので風は吹いていませんでした。
明日香川をのんびりとカモが泳いでいます。



明日香川の川べりに「弥勒石」があります。石仏として信仰を受けているようで、お堂の側壁には草鞋が奉納されていました。しかし、本来は堰として使われたものではないかと言われています。



遠くには飛鳥寺も望まれ、長閑な明日香の風景が広がっていました。