今日は近所の道の駅で三味線を弾かせてもらいました。
PA持ち込みで、マイク2本とPCM機とカセットデッキをつなぐのが一番難しかった...。
「そっかこういう時にミキサーって必要なんだ!」とひとり納得。
次はもうちょっと段取りよくやりたいと思います。
今回は、やろうと思ってた事がみっつありました。
1.MCの基本型をつくる
行き当たりばったりで話をするのではなく、どんな事を話すか、大まかに流れを決めておいてそれをスムーズに話すということ。
ひそかに滑舌の練習もやってました。すこし上手になったかも。ただちょっと早口で話していたのでそこは次回までに直したいと思います。
2.難しい曲ばかりやらない
三味線や民謡が好きな人達の前でやるのと、通りすがり(?)の人に足を止めてもらって聴いてもらうのではアプローチがおのずと違うのかな、と。買い物帰りに楽しんでもらえるものはないかと、1曲演歌を弾きました。津軽海峡冬景色。
意外と喜んで頂けたようでよかったです。
3.踊りにつける
花笠音頭を弾き唄いで踊りにつけました。やっぱり難しかったです。
踊り手さんを視界に入れつつ、弾きながら歌いながら、というのはかなり難しかったです。
立ち寄ったお客様の数も今までの屋内イベントで一番多かったそうで本当にありがたいです。
踊りのYさんのおかげです。ありがとう!
駅では地元で採れたものを地元で消費する地産地消に力を入れてます。
少しでも協力できたらと思います。
来月もまた演奏させて頂くことになりました。
お客様からも何枚か名刺を頂きました。
ありがとうございます。
年が明けて新しいサイクルが回りはじめた気がします。
気負わずにちょっとずつ前に進もうと思います。
毎年夏に山形県内で開催される笠まつりで使われる唄。「めでためでたの若松様よ」の若松様とは若松寺(じゃくしょうじ)というお寺のこと。若松寺は縁結びの観音様で有名で、現在も仏式の結婚式が盛んに行われている。花笠音頭は大正時代の作業歌が昭和初期に民謡化、昭和38年に振り付けがついて花笠踊りのパレードが行われるようになった。
ニ上がりで弾いてる!
「黒田節」
元唄はなんと雅楽の越天楽(えてんらく)。越天楽に歌詞をつけて歌う「越天楽今様(えてんらくいまよう)」がブームになり、福岡藩の武士が歌っていた筑前今様が全国に広まった。戦国武将・福島正則に呼ばれた黒田家の侍が、正則に「この酒を全部飲み切ったら好きなものを褒美にやろう」と言われてみごと飲み切り、立派な槍もらったという逸話を歌にしたもの。その時の槍は福岡市美術館に保管されているそう。
「津軽じょんから節」
じょんから節は年代によって旧節、中節、新旧節、新節の4種類に分かれる。
よく演奏されるのは新節。
新節のリズムが8ビートに似ているのでロックだセッションだ!となりがちだが、両者のリズムは別物。
8ビートは4分の4拍子で3拍目にアクセントがあり、
新節は4分の2拍子で前拍ふたつにアクセントがある。
津軽じょんから節と群馬県の八木節は同じ系列で、新潟の新保広大寺くずしが元唄。
新潟から三国峠を超えて南下したのが八木節で、海岸伝いに青森に入ったのがじょんから節。
1月13日(日)午後1時から群馬県太田市の「道の駅おおた」で津軽三味線を弾かせて頂く事になりました。お時間の許す方、ぜひ遊びに来てください。お待ちしています!