久々の省エネ川柳です。今年も節電の夏になります。昼間のピーク時間帯だけかと思いきや、揚水発電のためにピーク時間帯以外でも節電する必要があるとのことです。一日中節電するとなると本当の意味での省エネ対策が求められます。
久し振りに蛍見物に行って参りました。小城市の蛍の名所と言えば祇園川ですが、私の家から歩いて5分ほどのところを流れる晴気川も勝るとも劣らぬ(?)の蛍の名所です。蛍の乱舞を見るにつけ、夏の訪れが近いことを感じます。
蛍雪の功とは苦学のたとえですが、節電の暗い中で中国の故事にあずかるのもまた一興かも知れません。電力不足という困難に直面し、これを乗り越える英知が生まれてこそ、原発に頼らない社会を創造することができるのではないでしょうか。感情的な原発廃止論から生まれてくるものは少ないように思います。
ところで、昔は暗いところで読書すると目が悪くなるよと言われておりました。これって医学的根拠があるのでしょうか。私の場合、明るいところで読書していても近視になってしまいました。古の日本人も暗い行灯などで読書をしていたならば、目の悪い人が大量発生していたはずです。また、アフリカに暮らす人達は物凄く視力が良いそうです。私には彼らが明るいところで生活しているとは思えません。思うに遠くを見ないで生活したことが近視に繋がったのであって、明るさは関係ないのではないかと思っている次第です。
明るいところで読書するという習慣は、もしかしたら照明器具メーカーと電力会社の策略ではなかったかと邪推してしまいます。現在でも照明設備の設計に際しては、基準よりかなり明るめな設計がなされているはずです。この設計基準を含めて見直しが必要になってくるのではないかと思います。
蛍見物から思わぬ話題に展開してしまいましたが、節電の夏を前にして、思い浮かぶままに書き連ねてしまいました。