日中は、晴天が広がり、響ホールへ出掛けての音楽会。
小学校関係で感染者が出始めたインフルエンザなど感染症を少し心配していましたが
子ども達は、どのクラスも欠席が殆ど無くなり、担任の点呼では全員元気。
昨日は音楽会に備えて、午前中保育で、
心構えをつくり… 自信をつけて帰宅しました。
午後から職員一同は、いよいよ会場の響ホールに楽器類の搬入作業開始。
仕込みは段取り良く進み、夕方4時までには全てほぼ完了。
今年の音楽会は、昨年度よりも曲数も増えてプログラムも増えました。
4月から5月にかけて基礎基本の歌や主にリズム楽器に取り組みました。
6月から7月は、運動会も終わり、表現活動も盛んに展開されて
少しずつレパートリーを増やして、夏休み。
9月からは、いよいよ各組毎の演奏曲目が決まり、10月に入ると
自分自分の担当楽器が決まり、少しずつフレーズを分けて、パート別に練習を開始。
10月からは、年長組は、クラスの曲と合わせて合同演奏の練習も開始しました。
年中組の学年全体のコーラス、ピアニカ合同演奏なども今年初めての試みです。
10月には、年長組合同アンサンブル曲の ♪アルルの女から『ファランドール』が、
まだパート練習の段階で、練習時間に限りがあり、少し不安もありました。
11月に入ってからも先週までは、私は全体の仕上がりをみながら
ハラハラドキドキしていました。
所が、木曜日に最後の練習をした時には、見違えるように 出だしが揃いました。
途中から ぐちゃぐちゃになって、バラバラにスピードが狂い始めてしまい
どうなることかと心配したのが、嘘みたい。ピタリと揃いました。ホッと安心!
年長組・年中組のコーラスもメキメキ集中して、良くなってきました。
もう怒鳴って地声を張り上げて歌う子どもは殆どいません。
一昨日、先生方に褒められ、自信を持って元気に、器楽合奏がうまくいき
担任の先生もとても安堵していました。
子どもたちは、自信を持ち誇らしげな笑顔になり、輝く成長ぶり!
午後から、皆で昼食を済ませて 楽器の搬入時は、大型トラック2台に丁寧に積み込み、
午後1時半過ぎには、園を出発し、音楽会会場へ。響ホールの搬入口に到着。
以前ほど苦労せずに、記録物を頼りに、仕込みがスムーズに出来ました。
響ホール(八幡東区平野1-1-1)
http://www.kicpac.org/hibiki/
本日、第61回 音楽会 本番の日を迎えました。
響ホールは残響時間約1.8秒(満席時)という
究極の音響設計によるクラシック音楽専用ホールで、
クラッシック音楽を愛する人たちの殿堂です。
建築材にはレンガ、ガラスを取り入れ、客席がステージを取り囲む
シューボックス形式の720席の美しい響きを持つ
北九州市が全国に誇れる秀逸なホールです。
奏でられる音色はホール全体に響き渡り、空間に満ち溢れる
感動のアコースティック・サウンドが観客を包み込みます。
初代音楽監督は、北九州市八幡西区木屋瀬出身のバイオリニスト数住岸子さんでした。
数住さんは、1963年、小学校6年生の時、全日本学生音楽コンクール西日本大会
小学生の部で第1位を受賞(この大会で第3位は
さだまさし)。
1967年、中学校卒業後、上京して桐朋女子高等学校音楽科に入学し、
斎藤秀雄、
前橋汀子、
江藤俊哉に師事。1970年、桐朋学園大学に進んだ。
1971年大学を1年で中退し、ジュリアード音楽院に全額スカラーシップを受けて留学。
同年、カーネギーホールでデビューし、国際的に大活躍。
リサイタル活動やアメリカの主要オーケストラとの共演などの演奏活動を開始。
1993年、北九州市立響ホールの音楽監督に就任し、
1997年、北九州国際音楽祭の一環として開催が予定された
「響ホール現代音楽の国際音楽祭」の総責任者となったが、
開催直前に肺癌のため45歳で惜しまれつつ急逝。
実は彼女の甥ごさんを、小学生の頃担任していたので、
このバイオリニストの叔母様の事は、時々お噂をお聞きしよく存じ上げていました。
ここ響ホールでは心の潤いと芸術を楽しむゆとりを堪能していただけると思います。
園では、一昨年オルガン7台とシンセサイザーを、新しく最新型に買い替えました。
昨年も、鈴やカスタネット、ギロやカウベル、鍵盤ハーモニカなどが新しく買い換えられました。
今年は、ビブラフォーン1台、木琴1台と、タンブリンやトライアングルなど買い替えました。
昨年よりもずーっと良い音になり、音質、音量のバランスにも気をつけ
子どもたちは 直ぐに楽器の扱い方を覚えて、正しい演奏を覚えました。
朝早くから、楽器類の調子をチェックして、ティンパニーなど打楽器類のネジ締め、
気になる音量バランスも全職員と一緒に S先生がよく気を付けて調整してくださいました。
Aグループは、午前9時半開場。10時開会。
たんぽぽA、ばら1、ばら2、れんげ1、れんげ2、桜1、桜2
Bグループは、午後1時~開場。1時半~開会。
たんぽぽB、ばら3、れんげ3、れんげ4、れんげ5、桜3、桜4
保護者の皆様のご協力により、この素晴らしい極上の空間 響ホールで
今年も、真剣な表情の子どもたちの演奏や、楽しい歌声が聴かれました。
抽選で日時が決まるので、実は、昨年より10日近く早い時期に実施することになり、
最初は、仕上げが間に合うかどうかと、大変ハラハラでしたが、
結果的には、年長組は、少し早めに取り組み始めたので、むしろ
今までで、最高の演奏会になったような感じがいたします。
始めはなんとなく気が乗らない様子の子がいたのでしたが、
11月に入ってからは、全員が集中し真剣な表情で、お友達の演奏を
よく聴き合い、音楽性もグーンと高まり、クラスごとの味付けも
速度や強弱の付け方にも細かく注意を払い、驚くほど素晴らしい演奏になりました。
2歳児~3歳児~4歳児と年齢が上がるに連れて、成長の度合いが良く見えて
年中(4歳児)組・年長(5歳児)組 は、特に聴き応えのある器楽合奏でした。
『ファランドール』は、素晴らしい!と感動を呼びました。
今年初めての年中のコーラス、そして年長のコーラス
すごい集中力、協調性、心を一つにして、本当によくがんばりました。
ご来賓の皆様、そして母の会会長Hさんや保護者の皆様やおじい様おばあ様方も
以下のような感想を早速聞かせてくださいました。
A「素晴らしかった!感動で思わず涙が溢れてきた。号泣をこらえるのに必死でした。」
B「どの子も集中して、心を合わせて演奏しているので、感激。」
C「目をつぶって聴いたら幼稚園児とは思えない、小4年生?5年生?の器楽合奏に聞こえた。」
D「ピアニカも年長全員がミッチリ練習できていて、上手で迫力があった。」
E「S先生が指導していると聞いたが、本当に素晴らしいご指導とよくわかった。」
F「指揮や伴奏の先生達も、園児の演奏を引き立てていて、
子どものひとり一人の一生懸命のかがやきを引き出して素晴らしい。」
「素晴らしいホールで心地よい演奏を楽しみました。」
G「本当にこの園に入園していて良かった。」
H「情操教育に力を入れている成果が、子どもたちの表情や目の輝きにも出ている。」
I「『心を育てる園』という園長先生のおっしゃる教育方針の大切さが
具体的に良く分かりました。家庭でも、ホームコンサートを時々催し、
音楽を楽しむなかよし家族を目指してみます。」
J 「確かにプンプンイライラしていては、よい音楽にはなりませんね。」
K「乳幼児期からの教育が大事と、いわれていますが、
音楽や絵画表現が情操をゆたかにする右脳を刺激する重要な要素だということが、
今日はよくわかりました。」
L「今日は、楽しかった。癒されました。
はるばる出てきたかいがありました。」
M「 先生方はこれからも、ますます頑張って、お元気で。
子ども一人ひとりを大事に育てて、それぞれの個性の良いところを
おおいに伸ばしてください。」
N「卒園生が13,000人以上もいて、しかも優秀な人材をどんどん輩出し、
これは伝統の教育方針が良いからだと確信しました。」
O「11月5日に注目のCDを出されたピアニストの永田郁代さんも卒園生でしたか。
CD『ショパンを愛したヴァイオリニストたち』はクラッシックのとりわけ
ショパン好きの方々の注目の作品となりましたね。
永田さんは、世界で初めてイザイの編曲楽譜を出版したのも話題になり、素晴らしい偉業。」
P 「卒園生の活躍がスゴイ!」
今後もこの園の情操教育に期待を寄せて、注目して応援させていただきます。」
Q「コーラスの歌声に感動した。柔らかい自然な声で歌い、合唱団みたい。」
「うちでもよく歌っていますが、もう少し興味が出てきたら、土曜日に
一度、熊西小のアカデミーにコーラスの見学に連れて行ってみようかと思っています。」
今日は、北九州アカデミー少年少女合唱団のカリスマ指揮者坂田先生の指揮で、
年長全員は、午前と午後に分かれたので、半数の人数のコーラス。
歌い始めの頃と比べても一段と歌の表情がついていて感動ひとしおでした。
指導者や指揮者によって、また、歌う場所によっても、
同じ子どもたちでも、同じ歌でも、感じが違ってきて、おもしろいものですね。
R「緑ヶ丘第二幼稚園のこの音楽会、k市長さんは、クラッシックが大好きというから
いらっしゃったら、さぞ感動なさるのではないでしょうか。
2歳から6歳の幼稚園児でも教育次第ですよね。
まだ幼児には出来ない、それは無理といってしまえば、それまでのこと。
いつも緑ヶ丘第二幼稚園の先生方は、子どもたちの可能性に挑戦し研究熱心で敬服です。」
S「また、来年も、どんな表情の子ども達が登場するかと楽しみです。
きょうは、心がゆたかになり、幸せ度がアップしましたよ。」
などたくさんの感想を伺いました。
T「いつも熱心なご指導、ありがとうございます。」
U「12月のおゆうぎかいに向けてまたよろしくおねがいします。」
などと異句同音にお礼の言葉や、励ましのエールをいただきました。
アンケートへのご協力よろしくお願いいたします。
特に、S先生には丁寧で熱心なご指導をいただき、子ども達や教師にも
的確に自信をつけていただき、心から感謝の念でいっぱいです。
どうぞ、ご家庭でも、
精一杯がんばって 真剣に心を込めて演奏した子ども達と
ベストを尽くした先生方にもしっかり拍手!
たっぷりと褒めてください。また、新たな挑戦への意欲付けにつながります。
午後からは、晴れ上がり一段と暖かく、楽器の搬出が搬入時よりも、安心。
床面が滑らず、とても移動しやすくなりました。
先生方、運転手さんたちも、早朝から大変お疲れ様でした。
午後5時前に、多数の楽器類の片付けが無事に終わりました。
明日23日は、勤労感謝の日。日曜日と重なったので、月曜日は代休です。
また、火曜日から、今回の音楽会での達成感・成功感・充実感を大事にして
今度は 12月13日(土)のおゆうぎ会に向けて、劇やオペレッタや舞踊などの表現活動にも
各クラス毎にドンドン取り組みをはじめます。
保護者の皆様、子どもたちの次のステップでの かがやきが楽しみですね。
雨の後には急に気温が一気に下がり、火曜日の朝は7℃、グーンと冷え込む天気予報です。
どうぞ、風邪などひかないように健康管理をよろしくお願いいたします。
はやね・はやおき・朝ごはん
そして、かぞくのスキンシップ
ふれあい コミュニケーションを!
おしらせ
園児募集
平成27年度の新入園願書は、
10月1日から配布しています。
11月1日から願書の受付をしています。
もう手続きは済んでいますか?
出産のための里帰りや入院中、
その他事情があってなかなか来園が出来ない場合は
現金書留での願書の郵送での受け付けもしています。
転居や転勤などの予定のある方も
どうぞ、ご遠慮なくお早めにご相談ください。
転勤・転居枠がまだ若干名あります。
満3才から就園奨励費という補助金が交付されます。
(北九州市の私立幼稚園在園者には
全国でもトップクラスの高額の補助金が出ています)
満3才組は、募集人数が少ないので、お早めに!
定員に達し次第に受付を締め切らせていただきます。
転勤枠も含み定員まで残り若干名になっています。
定員に達しましたら
キャンセル待ちとなりますので、
希望者は手続きをお急ぎください。
子育て支援の満2歳児
「たんぽぽくらぶ」は、
随時 受付をしています。
詳細は、親子で見学して、遠慮なくお尋ねください。
見学は、随時,
日常のありのままを見学出来ます。
劇・オペレッタ・舞踊・英語の歌など 表現活動を中心に
園児や先生方の指導・援助のさまざまな様子が
10時頃~見学できると思われます。
園外保育に出かけて留守をしていることも時々ありますので、
朝、電話して確かめてから、お越しください!
TEL093-631-3939