平成18年度の年長組は、
たのもしい!
すごい!
何が凄いといって、
もうこの時期に、
まず、その位の協調性や 集中力は見事!
確か以前にも、このブログ日記でも、子ども達の個性が年々異なり、
特に今年の年長組は、先伸びしそうな、たくましい気配
指導の仕方次第で、磨き甲斐も ありそう…
等と 率直な感想を もらしたかも…。
そうなのです。
普通は、二学期の運動会終了後にやっと育って来るか~
と予想される理解力や協調性や自主性の姿
そのようなものが、もう多数の子どもに、今年は、
かなりの完成度で見られます。
今年は、少し早めでしたが、リハーサル会場の
空き具合の関係で
年長組の運動会リハーサルを昨日実施。
以前に教わったことを、ケロリッと忘れていたり、
聞き間違いや、指示通りに動けないで反対に動いたり、
テンポが遅れて タイミングがずれてきて 間違ったり、
そんなのは 良くあることだが、リハーサルがあると、安心。
最初だけ 先生が、しっかりお手本を見せて、
次回からは、その真似をさせ、
出来たところは、しっかり褒めて…
励まして、目標を持たせる。
でも いつまでも そればかりでは、いつまでも教師を頼り、
自分で考えて、感性のスイッチを 感度よく入れて、
自分の脳みそをしっかり働かせる所には なかなか至らない。
そこで、2度目に流すときには、
もうなるべく自分の力で考えて動けるように、
教師はそばにはつかず、
いちいち手取り足取りで細かくはコーチしない。
どうしても、援助が必要な子どもの所にだけ支援。
子ども達は、気合が入り、近くの友達同士で、
すかさずやさしく教え合い、
タイミングの指示を出し合う。
その様子は、見ていても、嬉しくなる光景ですね。
年度当初の年長組 第一期、5月末のこの時期から~
既にそこまで育ってきつつあるとは、本当にすごいことです!
昨日、5月27日(土)は、
それを実証する場面が、一日中繰り広げられ、
入園以来、積み重ねてきた時間の貴重な重みさえ感じました。
単に、のびのび好き勝手に遊んでいるだけでは到底得られない
「感性の高まり」、「心の成長」や、「けじめの付け方」を学び、
しっかり「達成感」や「成功感」を持ち、自己肯定感につながる。
益々子ども達は、意欲的に変わりつつある。
日頃、少しずつ保育に組み込まれている
5~10分の基礎の積み重ねや、リトミックのリズム感が、
PA鼓隊の基礎基本のリズム遊びの成果が、
運動会のリハーサルでは、初めての広い体育館で、
ポイントを踏んで経験して、果たしてどれくらい出来るのか?
正直、当初は、
エエーッ!もうリハーサル!? 無理かも?
と不安と疑問も有った。
でも、とにかく
まず、ゴリラ先生こと福住政弘先生の
ユーモアたっぷりのわかりやすい説明で、
少しずつ取り組み開始。
今年は、
福住政博先生の研究と、努力の結果、
全ての曲の流れをMDに入れてくださることになり、
その操作を任されたのは、I 先生。
I 先生は、細心の注意を払い、
指揮役のN先生と、キーボードの伴奏のF先生と
気合いを入れて、息も合わせて、絶妙のタイミング!
ピッタリ!
子ども達も、出だしのタイミングがよく分かり、
より一層楽しみながら、
この早い時期にも関わらず、
合わせ練習が出来て、自信を持っている。
『アンチェインドメロディー』の
シルクフラッグ隊の優雅な動き…
多少は、ターンが反対周りの子ども達もまだいたり、
回転のテンポが遅い早いはあるが、
『リパブリック賛歌』のドラムのリズムも僅かの間に
見事に上達してきて 素晴らしい上出来。
ドラムセットの前に座るT君は、
「ぼくは、リパブリック賛歌が、一番好き!」
と張り切って、歌いながらドラムをたたいている。
「本番の時は、この4倍も5倍も広いところで沢山のお客様が来てくださる筈」
「とてもいい調子。上手になってきたから、しっかり胸を張って、自信を持って!」
と私が声掛けてみると、
F君も、にっこり笑顔で、
「だいたい本番の感じがわかったから、もう大丈夫です!」
と、ドラムが破れるんじゃないか?~くらいに力一杯、自信を持って演奏し始めた。
子ども達の運動会本番への意欲付けも高まった。
あと、約1ヶ月で、多分、
ビックリするくらい細かいところも そろってきて、
表現力はぐんとついてくると思われ、
思わず職員一同は、安堵し、
理事長先生もニッコリ笑顔が見えた。
暑がりで、汗っかきの福住先生は、半袖のポロシャツに~汗びっしょり!
お昼の休憩 ランチタイムの後、
午後からは、『組み体操』と『親子踊り』の練習に入った。
雨の降る中、殆どの保護者の皆様は、子ども達のために
的場池体育館へお出で下さった。
共に子どもの手を取り、歌や太鼓に合わせて、
仰木主任の指導で、手振りやステップやリズムを覚えて、
親子で楽しんで良いふれあいをしながら、ひとときをすごしていた。
『人間 て いいな』は、
最後の抱き上げ決めのポーズ、
いかにも嬉しそうな子ども達の笑顔が見られ、
やはり
「子育ては、褒めて、叱って、見守り、抱きしめる」
が 大事だな~と思いながら微笑む一日になった。
7月1日(土)穴生ドームでの運動会が、
益々楽しみになってきた。
乞うご期待