緑ヶ丘・第二幼稚園 最新かがやき日記

緑ヶ丘・第二幼稚園のかがやく子ども達の成長を見守り、親も教師も園長も子どもに負けず共に成長する日々を綴った日記です。

春爛漫

2010年03月28日 21時50分24秒 | 季節の風物詩・旅・地理・歴史・建築

平成22年3月28日(日) 春の色

 園の庭に枝を広げている桜の木も急に開花し始めて、

今朝は、5分~6分咲きになってきています。

まだまだ寒い日が続きますが、日本は確実に春に向かっています。

夜は、肌寒いのですが、日当たりのよい場所の桜は、満開!

春爛漫になってきています。

 http://weathernews.jp/sakura/

皆様、春というと何色をイメージするでしょうか?

色の名は、何かにたとえて名付けられていることが多いようです。

植物の色、動物の色、自然の色…などです。

具体的なもの「すみれ」とか「ねずみ」とか「空」とかで表現すると、

その色のイメージが思い浮かびやすくなります。

その色名の中で、長い歴史のなかで生まれた日本の伝統色があります。

その色は、主に草木から染め出したもので、その美しい色合いは

日本の風土とも合いしっとりと落ち着きがあります。

  http://www2s.biglobe.ne.jp/~sakamaki/yurai.html

日本独特の色の名もやはり身近な動物や植物から採った名前が多く、

そのほかには、染め材料をそのまま色の名前にしたものなどがあります。

その色の歴史もさまざまで、万葉の昔から使われてきた名前もあれば、

江戸の文化と共に生まれた名前、明治以降に化学染料が主流になってから

付けられた名前などがあります。


 いろいろな色が数多く存在。その中で、春という季節をイメージするものは、

代表格は、やはり「桜」でしょう。

確かに「桜色」(さくらいろ)という日本の色名があります。

この色は、桜のなかでも ソメイヨシノなどの、日本産桜の園芸種の

花弁に見られる淡紅色をいいます。

ソメイヨシノといえば、江戸末期から明治初期に、

江戸の染井村に集落を作っていた造園師や植木職人達によって

育成された品種です。この染井村は、今の豊島区駒込です。

それまで、花見と言って桜の花を愛でていたのは、ヤマザクラでした。

ヤマザクラの幼葉は赤みがかっているために、遠目には、

花が赤っぽいように見えますが、一般的には白色です。

ですから、淡紅色をあらわす桜色という色は、意外と新しいのです。


そのほかにも「桜」が付く色がいくつもあります。

薄桜」は、よく着物や帯などの色に使われます。

桜鼠」は、桜色の灰みがかった色を言います。

明度の高いソフトな感じを「灰桜」と言い、

明度が低くなると「桜鼠」と言います。

 

と同じ時期に花が咲き、

もう少し赤い色の花をつけるものに「」があります。

この桃の花の色に似た淡い紅花染の色を「桃色」と言います。

また、「桃花色」とも言います。

 http://www.colordic.org/colorsample/2336.html

 そのほかに、赤系統の中の色で、

花の名前にちなんだものも多くあります。

「梅」にちなんだものとしては、「紅梅色」は、

淡い藍の下染めに紅花を上掛けした、紅梅の花の色に似て、

かすかに紫色を含む淡い紅の色を言います。

薄紅梅」という、もう少し薄い色を指す名前もあります。

栗梅」は、栗色がかった濃い赤茶色です。

この栗梅に似たような色に「栗皮茶」がありますが、

これは「栗梅」よりすこし黄味が強い茶色です。

「梅染」は、梅屋渋(梅木の煎汁に榛皮の煎汁を加えたもの)で

浅く染めた赤味の淡茶色を言います。

梅茶」は、梅と茶の中間色を指します。

梅鼠」は、「四十八茶百鼠」とも言いますが、梅のように赤味がかった

薄い鼠色を言い、この色の名のように、江戸後期から明治にかけて

各種鼠を名とする色が現れました。

牡丹鼠」は、牡丹のような赤みのある鼠色を言いますし、

藤鼠」は、淡い藤色がかった鼠色を言います。


撫子色」「躑躅色」「牡丹色」「薔薇色」「女郎花」「山吹色」「菜の花色」など

いろいろな名前を見ていると、

花の美しさを、何とか表現しようと

その花の色を真似して作ったことがしのばれます。

そして、その色は、とても繊細で、日本人好みの感じがします。

 

今日は、午後1時から北九州市立八幡西生涯学習センター4階大ホールで

音楽教室の『ピアノ発表会』がありました。そのステージの右に

美しい生花(ピンクの百合ルレーブ)が子どもたちの演奏を引き立てていました。


               プログラム

        第一部 <ピアノ個人>  

1)  芳賀 明日風 … メリーさんのひつじ

               むすんでひらいて     

2)  高橋  優理花 … パンの歌

               マーチ 

3)  船本 直寛  … きらきらぼし

               シーソーにのって

4)  永野 亜弓  … メロディ

               だいすきなワルツ

5)  上原 ひかり  … ミッキーマウス・マーチ

                おもちゃの兵隊のマーチ

6)  平尾 旭    … きつつき

               ワルツ

7)  柴田 莉子   … ララルー

                こどものワルツ

8)  下郡 早世   … すがすがしい朝

                さんぽ

9)  福永 凛     … ラルゴ

                となりのトトロ

10)  田邉 百花   … 森のかっこう鳥

                 ハイ・ホー

11)  島崎 帆乃香  … 春のおとずれ

                 紡ぎ歌

12)  神谷 菜々美  … マーチ

                 ビビディ・バビディ・ブー

13)  乗秀 友佳    … エコセーズ

                 BELIEVE

                                      http://www.youtube.com/watch?v=IAo9hSR_9v4

14)  千住 瞳      … 貴婦人の乗馬

                  人生のメリーゴーランド

15)  吉田 亜未     … エリーゼのために

16)  吉田 奈央     … サラバンドと変奏

                  プレリュード第7番

17)  渡辺 愛咲美    … 花の歌

                   SONATINE Op.36.No.1 

            休 憩

         第二部 <ピアノ連弾>

1)  高橋  優理花    … かっこう

   山口  裕子      ぶんぶん

2)  芳賀 明日風   … つきのひかり

    芳賀 篤子       ゆかいな牧場

3)  永野 亜弓  …   ハッピー・バースデー

    永野 秀樹       茶色の小びん    

4)   船本 直寛  …   小さな世界

    船本 陽子       森のくまさん    

5)  上原 ひかり  … チム・チム・チェリー

    上原 愛       『四季』から『春』            

6)  平尾 旭    …   川はよんでる

    柴田 莉子           

    平尾 旭    … 遠い日々

    平尾 美紀            

7)   柴田 莉子  … ロンドン橋

    平尾 旭 

    柴田 莉子  … 犬のおまわりさん

    山口  裕子

8)  福永 凛   … チャップ スティック

    田邉 百花            

     福永 凛     … オーラ・リー

     福永 優子

9)   田邉 百花   …  聖者が町にやってくる

     福永 凛 

     田邉 百花   … アニー・ローリー

     田邉 千春 

10)  島崎 帆乃香    … ブラームスのワルツ

    島崎 由美子       線路は続くよどこまでも             

11)  下郡 早世      … かっこうワルツ

     山口  裕子       Beautiful days      

12)  神谷 菜々美  …   マーチ

    神谷 美保        風になりたい

13)  乗秀 友佳    …   美しく青きドナウ

    山口  裕子       情熱大陸        

14)  千住 瞳      …   蕾

    山口  裕子       『椿姫』から乾杯の歌

15)  吉田 亜未     …  みんな空の下

    千住 瞳

    吉田 亜未      … メリー・ウィドウ・ワルツ

    吉田 奈央

16)  吉田 奈央     … Aitai

    渡辺 愛咲美                  

    吉田 奈央     …マイ・フェイバリット・シングス

    山口 裕子    

17)  渡辺 愛咲美    …  ふたつの唇

    吉田 奈央

     渡辺 愛咲美    …  クシコス・ポスト

     山口 裕子

前半は、個人演奏でした。後半は、連弾。すばらしい時間でした!

お友達と、お母様と。そしてお父様と、山口先生と。

思い出に残る、素敵な楽しい時間を共有させていただきました。

指先を動かすのは、脳トレにも非常に有効なのだそうです。

ボケの防止のために、定年退職後に、ピアノやエレクトーンを習い

音楽のある生活を楽しんでいる中高年の男性も増えてきているそうです。

また来年も、腕を上げて、仲良く連弾を楽しんでください。

終了後は、満開の桜を眺めながら   

  若松区の『玄海青年の家』へ向かいました。

北九州アカデミー少年少女合唱団』が合宿中です。

5月8日(土)の第36回定期演奏会に向けて

園児の年長さんも

小学校1・2年生も 高校生のリーダーさんと一緒に

楽しく頑張っています。

 

春休みも、全員、充実したよい日々を元気に過ごしてください。

                            

 


北九春期教師研修会

2010年03月27日 10時54分23秒 | 研修会・セミナー

平成22年3月27日(土)

昨日に続きとても明るい空、上天気でしたが、肌寒い日でした。

昨日26日は、北九州国際会議場で、

北九州市私立幼稚園連盟主催の

『春期教師研修会』がありました。

約300名の出席でした。

私は、教育研究委員として会場の諸準備があり、

午前8時半に到着。

午前中は、神戸大学大学院准教授 北野幸子先生の

『家庭との連携をするために:保育の重要性の伝播をめざして』と題して講演

私は、記録係でしたから、

いつもにも増して、一言も聞き逃さないように

注意深くメモを採りながら聞かせていただきました。

北野先生は若くて、とても元気で 早口な先生なのです。

おまけに、内容が濃くて、参考文献や

資料類や図表もたくさんありました。

これは、テープ興しをして、研究紀要作成のため

今からわかりやすくまとめなくてはなりません。

若い先生たちは、参考になる事例がたくさんあったと思われます。

子どもを第一に考えてバラエティーに富んだ関わりで、自信を持って笑顔で!

明日からの保育に活かしていただきたいと願っています。

 

さて、『食育』は新たに法律が制定され、

保育所・幼稚園や小中学校でも

取り組まねばならない分野となりました。

ところが、最近は、子どもだけの孤食が増えて

お手伝いしない子などの人数も恐ろしく増えています。

 

核家族化がすすみ、

マナーや伝統の文化の伝播も出来ていない現状の中

如何にして偏食(野菜嫌い)をなくし、栄養のみならず箸の持ち方まで

家庭と連携して育てていくか…大問題です。

そこで、

午後1時半~2時半は

福岡県立大学教授 小松啓子先生による

基調講演『味覚咀嚼(そしゃく)機能の発達を大切にした食育の実践』 

    http://www.ezaki-glico.net/youji/cute/cute3.html

引き続き2時半~『食育セッション』

天野貴子と上橋俊子のいきいき食育実践レシピ』

テレビでおなじみの野菜ソムリエ・フリーアナウンサーの 天野貴子さんと

栄養士・食育実践家の上橋俊子さんのパワーポイントを駆使したお話。

午後4時からは、小松啓子先生のまとめのお話。

みっちり一日中、研修漬けでしたが、

4人の先生方それぞれの専門分野からの示唆にとんだ話題に

全員熱心に聴き よい刺激を受けていました。

 

天野貴子さんのブログのアドレスは↓

   http://amanotakako.yoka-yoka.jp/

 珍しい野菜のおはなし、興味深くおききしました。

早速、天野ブログにその模様をアップしてくださっています。 

 

家庭の機能が変わりつつある時代背景ですが、

子育ての主眼は、常に子どもの育ちのために

園の幼児教育のために

という視点が大事です。

家庭は、あくまでも、居心地の良い信頼感のある場所で

精神的な密度の高い接し方がなされているか、

そして、真剣に子どものことを思ってしつけているか

愛情・愛着心・やすらぎや生きがいが見つけられることが、

できるように、家庭との連携が必要です。

(サポートではなくinvolvement)

心を育てるのは、簡単ではありません。

 が、この上なくやりがいがあります。

 


終業式、春休みもお元気で!

2010年03月25日 08時41分18秒 | 教育

平成22年3月25日のちのち

一日中どんよりとして、雨が降ったり止んだり、肌寒い日でした。

午前10時半~12時、

進級組の新学期用品の購入をしていただきました。

振り返ってみると、

どの子も、目覚しい成長ぶりでした。

 

4月に母子分離がなかなか出来ず

「ママ、ママ、早くお家に帰りたい!」

と泣いていた顔を思い出すと、すっかり別人。

自信に満ちた顔になって、笑顔が輝いています。

 

皆様、お疲れ様でした。春休みになりますが、

毎日、交通事故や誘拐やケガなどには充分に気をつけて

引き続き

『早寝・早起き・朝ごはん』それに『コミュニケーション』

そして

4月7日からの新学期 始業式には、

新しい気分で 新しい先生やお友達が

たのしい毎日が 待っています。

全員バスに遅れないように5分前に集まってください。

            

さて、数日前に、気象庁は、

東京でもサクラ(ソメイヨシノ)が開花したと宣言しました。

   http://someiyosino.com/

この時期は、平年より6日早く、昨年よりは1日遅いそうです。

毎年、異常気象と言われ、気温の変化が乱高下し暖冬かと思ったら

殊のほか低温の日が続きます。

それでも、ちゃんと春が来て、チューリップや桜が咲きます。

四季の移ろいがある変化にとんだ自然環境の日本は

本当にいい国だと思います。

                  

また、最近、赤ちゃんを見ていると、人間の不思議さと、

人間の素晴らしさを感じます。

私たちは、日本に住んでいる人間であること、そして、

人間同士で社会を作って生きていることなどを

もう一度見直すと、いろいろなことが見えてくると感じます。

                  

聖徳太子に代わり一万円札の肖像画になった福沢諭吉

学問のススメ」の最後の編である

 http://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~tamura/fukuzawa.htm 

十七編」の最後には

  http://www1.sphere.ne.jp/dia/gakumon/gs/GS0.HTM                        

            

「人類多しと雖ども鬼にも非ず蛇にも非ず、

殊更に我を害せんとする悪敵はなきものなり。

恐れ憚るところなく、心事を丸出にして颯々と応接すべし。

故に交わりを広くするの要はこの心事を成る丈け沢山にして、

多芸多能一色に偏せず、様々の方向に由って人に接するに在り。

或いは学問をもって接し、或いは商売に由って交わり、

或いは書画の友あり、或いは碁将棋の相手あり、

凡そ遊冶放蕩の悪事に非ざるより以上の事なれば、

友を会するの方便たらざるものなし。

或いは極めて芸能なき者ならば

共に会食するもよし、茶を飲むもよし、

なお下がりて筋骨の丈夫なる者は

腕押し、枕引き、足角力も

一席の興として交際の一助たるべし。

腕押しと学問とは道同じからずして

相与に謀るべからざるようなれども、

世界の土地は広く人間の交際は繁多にして、

三、五尾のが井中に日月を消するとは少しく趣を異にするものなり。

人にして人を毛嫌いするなかれ。」


 よく、「モンスターペアレント」などという言葉が使われていますが、

親は怪物ではありません。

ほとんどの親は、

子どものことを思って一生懸命だということを信じる事です。

ただ、その思いを表現しようとすると、

苦情なりクレームになってしまう 

ということが多いようです。

「心事を丸出しにして颯々と応接すべし」

ということを、

今の時代こそ見直すべきでしょう。


また、人にはそれぞれ得意なこと、すぐれているところがあり、

それらを含めて社会なのです。

本書の最後は

「人にして人を毛嫌いするなかれ」という文でしめくくっています。

自分も人間ですから、

人間を毛嫌いするべきではないと言っています。

そこでは、他人と積極的に交際し、

知見を広めて、この社会全体を良くしていこう

とする心構えが「学問」であるとでも言いたいのでしょうか。

「学問」をもって、人としてのありかた、

人と人のつながりである人間関係、

人とのコミュニケーション能力

社会のありかた、国のありかたなどが一体となった

社会を作っていこうということです。


人との関係性を作るためには、

関心をさまざまに持ち、いろいろなことを経験し、

多方面で人と接することが必要になってきます。

「世界は広く人間の交際は繁多」です。

もっともっと視野を広くし、人とのつながりを深め、

人それぞれを認め合う社会を目指さないといけないのです。

多民族 多文化を受け入れる心で、

世界とつながる生き方を!

「学問のすすめ」の最後が

このような結論になることを

もっと知る必要があるように思いました。

 

            

なお、年長組さんの預かり保育は、3月31日までです。

進級組さんは、4月6日まで春休みの預かり保育があります。

希望者は、お弁当やおやつを持たせてください。 

午前8時~午後6時半です。

お迎えは、お早めにお願いします。

             

 


NHK全国学校音楽コンクール課題曲発表!

2010年03月22日 13時09分00秒 | 音楽関係・コンサート・LP・CD・DVD

2010年3月22日 10:00-11:00:NHK教育テレビで Nコンの

課題曲を歌おう(第77回) 課題曲の発表・紹介がありました。

  さてNHK全国学校音楽コンクールとは?

日本放送協会

日本教育音楽協会全日本音楽教育研究会 http://www.jsme.net/が主催する

小・中学校、高校の合唱サークルによる合唱コンクール

(かつては合奏部門もあった)です。

全日本合唱コンクール http://www.jcanet.or.jp/jca/concour/index.htm

と並ぶ二大コンクールの1つであり、通称はNコン

1932年に「児童唱歌コンクール」として開始、2010年度で第77回を数える。

1962年から現在の名称。毎年夏から秋にかけて開催され、

例年全国で2,300校を超える学校の参加がある。

コンクールは大きく小学校、中学校、高等学校の各部門に分かれる。

参加希望校は主催者が各部門ごとに新たに作曲を委嘱した課題曲

(本日NHK教育テレビで発表)1曲と、出場校が独自に選択した自由曲

(規定時間内であれば何曲でもよい)を歌うことになる。

都府県地区コンクール
毎年7月から9月にかけ各都府県ごとに開催される都府県地区大会が行われ、その都府県地区での代表校を各部門ごとに選出する。面積が大きい都府県地区・出場校が多い部門では予選大会を行うところもある。
 
ブロックコンクール
都府県地区大会を勝ち抜いた代表校がこのブロックコンクールに参加する。ブロックは北海道・東北・関東甲信越・東海北陸・近畿・中国・四国・九州の8ブロックに分けられ、各ブロックから1校(関東甲信越は2校)代表校決定。
 また、前年度の全国コンクール金賞受賞校(2006年度からは銀賞の受賞校も)が出場したブロックからはもう1校出場できることになっている。
 
全国コンクール
全国コンクールは全国各地のブロックコンクールを勝ち抜いた計11校が東京・渋谷のNHKホールで演奏を行い、金賞1校、銀賞1校、銅賞2校を決定する。
体育の日が10月第2月曜日に曜日固定されるようになり、全ての部門で生放送されるようになった2000年度以後はその前日の日曜日に小学校、体育の日に中学校(午前中)と高校(夕方)コンクール実施。

特徴:

小・中・高校各部門ともに合唱部・音楽部としての参加のほか、

学級・選択音楽等の授業クラスで参加する学校も多い。

人数は小・中学校は35名まで、高等学校は40名まで

ただし課題曲と自由曲の間に15名まで入れ替えが可能なため、

合計で50名ないし55名が参加できる。

小楽器の演奏者(歌唱しない人に限る)は歌唱人数に含まれない。

課題曲は、全団体が公平に取り組めるよう毎年新曲が委嘱により

書き下ろされている。詞のテーマは前年の全国コンクール終了間際に

作詞作曲者とともに発表される。

 完成曲は、毎年3月下旬に『課題曲を歌おう』という番組の中で

模範演奏が放送されています(本日放映でした)。

自由曲は小学校は4分以内、中学校は4分30秒以内、高等学校は5分以内

と決められている。

各地のコンクールの自由曲の演奏は、

NHKラジオの『みんなのコーラス』で放送されることもある。

  • 過去のコンクールの演奏は、↓インターネット配信でも公開されている。

課題曲のテーマ 第68回から採用。

  • 2001年(第68回):個が輝く時代
  • 2002年(第69回):環境
  • 2003年(第70回):希望
  • 2004年(第71回):信じる
  • 2005年(第72回):はたらく
  • 2006年(第73回):出会う
  • 2007年(第74回):つながる
  • 2008年(第75回):そして☆未来へ
  • 2009年(第76回):ジャンプ!
  • 2010年(第77回):いのち

第77回(2010年度)大会 課題曲 

   共通テーマ「いのち」

  • 小学校の部:「いのちのいっちょうめ」(同声2部合唱)

     作詞:里乃塚玲央 作曲:横山裕美子

  • 中学校の部:「I ♥ ×××(アイ・ラヴ)」(混声・女声3部合唱)

     作詞・作曲:大塚 編曲:上田真樹

  • 高等学校の部:「いのち」(混声・男声4部合唱、女声3部合唱)

     作詞:谷川俊太郎 作曲:鈴木輝昭

  ※NHK全国学校音楽コンクール 公式サイト

 

 昔、私も、小学生の頃、4年生から合唱部に属し、

放課後は、毎日講堂で歌っていました。

当時の小倉市立米町小学校は、最初は、木造の校舎で、講堂がありました。

  • 1991年(平成3年)4月1日 北九州市小倉中央小学校が 開校
  •       (米町小学校と小倉小学校の統合)

    西鉄の路面電車が走っていた通り(砂津)に面してありました。

    そのあと、今の、AIM(西日本総合展示場)の場所に国鉄のガードをくぐり

    北へ移転しました。

    まるでホテルのような鉄筋コンクリートの校舎に建て替わりました。

    私の記憶では、すべての教科に亘って先端を走る指導が行われていて、

    特に文部大臣賞に輝いた最新の給食設備(リフト)と

    温室や珍しい教材教具が揃っていて工夫を散りばめた理科教育が

    とても有名でした。おかげで、私は、理科の実験が大好きでした。

    また、後藤 崇(ごとうたかし)先生という児童文化の分野で有名な

    口承童話の上手な先生もおられました。この先生は叔母の担任でした。

    遠足の時には、必ず最初に面白い民話を聞かせてくださっていました。

    楽しい思い出が数々ありますが、

    特に、楽しかったのは、まるで

    シューベルトの風貌の有川先生の熱心なご指導で、

    合唱にもとても力が入っていて、半ドンの土曜日はお弁当を持って行き、

    歌の練習に集中していました。

    今は、母校は、児童数の減少で統廃合で無くなり、堺町小学校と一緒になり、

    北九州市立小倉中央小学校になりました。

     残念ですが、当時の面影を偲ぶものはもうどこにも何にも残っていません。

    中学生の頃は、部活は、運動系だけしかありませんでしたから、

    小学生の時のようにはNコン目指して練習はありませんでしたが、

    その代わりに、英語の石田洋子先生が、英語の歌を沢山教えてくださいました。

     高校生の時にも、またNコン出演目指し、福岡県立東筑高校は、情熱的に

     米倉マサ先生が指揮され、自主的に楽しく練習し、よく頑張っていました。

    今も、Nコン高校生の部では、後輩がよくがんばり原田テルミ先生のご指導で

    時々入賞しているようです。

    原田テルミ先生とは、先生が音大生時代に、私は、小学生で 

    夏休み中に父の勧めで毎年電車に乗って通っていた

    到津動物園(現いとうづの森公園)で実施されていた

    『林間学校』で出会い、『もりの音楽堂』で 歌をたくさん習いました。

    久し振りに45~50年以上前のことを思い出しています。

    三つ子の魂百まで と言いますが、幼い日、多感な時に

    青春時代までに経験したことは、後々まで 人生に大きい影響を与えます。

     特に、歌は心豊かになる早道です。

    心身の健康のためにも、歌を歌うことはとても健康増進に役立ちます。

    プンプン怒っていては美しい歌声は出ません。

    全身全霊を込めて集中して初めて、感動的な透明感のある合唱になります。

    自分勝手に歌うのではなく、ひとの歌声をよく聞きながら合わせて響かせる

    すると、2部合唱や3部合唱も美しくハモるのです。

    さて、2010年のテーマは『いのち』です。

    コンクールですから、入賞を目指すのでしょうが、結果の如何に関わらず

    日本全国で、『いのち』を歌い、充実した日々を過ごす子ども達を心から

    応援したいものです。

    いつも 心に太陽を、唇に歌を

     

    心に太陽を持て

    心に太陽を持て。
    あらしが ふこうと、
    ふぶきが こようと、
    天には黒くも、
    地には争いが絶えなかろうと、
    いつも、心に太陽を持て。

    くちびるに歌を持て、
    軽く、ほがらかに。
    自分のつとめ、
    自分のくらしに、
    よしや苦労が絶えなかろうと、
    いつも、くちびるに歌を持て。

    苦しんでいる人、
    なやんでいる人には、
    こう、はげましてやろう。
    「勇気を失うな。
    くちびるに歌を持て。
    心に太陽を持て。

    ---フライシュレンによる--- 

    第56回卒園式

    2010年03月19日 21時04分20秒 | 教育

    平成22年3月19日(金)

    昨日の雨天が嘘みたいに晴れ渡った明るい日差しに恵まれ

    ポカポカ陽気の穏やかな一日、第56回卒園式が無事に終了しました。

    今年は、桜の開花宣言も既に出され福岡県が日本で二番目に早い のだそうです。

    園庭のシンボルツリー3本の桜の木もつぼみがぐんぐん膨らみ

    数輪早くも開花しかけております。

    今日は、第56回卒園式 126人の

    ご卒園、おめでとうございます!

              

    早い方々は、8時半過ぎには家族そろってもう登園。

    玄関や園庭や教室やホール…

    思い出のシーンをしっかり脳裏に刻むように

    あちらこちらで家族で記念撮影をしている姿がみられました。

    いよいよ10時過ぎには全員が登園し、

    10時15分には在園生も少し緊張した表情でホールに入場しました。

     

    10時20分には卒園生の保護者の皆様も 殆ど着席し、

    その直後に 園長先生と一緒に ご来賓も入場。

    そして、今日の主役の126名の年長組さんが担任の先生と胸を張って整列。

    左胸には、心を込めて折り紙で作った薔薇の花かざりが とてもきれいです。

     

    10時25分、威風堂々』のメロディーにのって皆の拍手の中

                      

    いよいよ卒園生が入場開始し、丁度10時半から 卒園式開式でした。

    厳粛な静寂の中、担任の先生が一人ひとりの名前を呼び上げ

    緊張した面持ちの子ども達は、元気な返事「はい!」

    まず、卒園証書を一人ひとりに手渡しました。

             

    126人の卒園生は、引き締まった表情で、しっかり胸を張り

    園長先生に視線を合わせて、お辞儀して、受け取った

     証書を大事に持って、着席いたしました。

            

    ご来賓の近隣小学校の校長先生方は、

    「卒園生の態度が素晴らしい!」その上

    「在園生代表年中組さんが最後までよい姿勢で態度がとても良いのにビックリ!」

    と お褒めの言葉をくださいました。

                                

    本当に、在園生(年中組さん)の姿勢が良くて、最後まで

    よい態度で、心を込めてしっかり集中して 式に参加していました。

    素晴らしい集中力!お話を聴く態度がとてもよく育ってきています。

     

    式の後には、在園生代表年中組さんが

    お見送りのPA鼓隊生演奏2曲も初披露し、

    年中組の保護者の皆様も 初めて演奏を聴き大感激でした。

    平成22年度がとてもたのしみです。

                   

                          

     過去最高の落ち着いた雰囲気で、和やかに、卒園式が終わり、

    園庭でもしばらくクラスごとに名残を惜しみつつ

    それぞれ沢山の思い出を胸に刻んで、家路へ!

     

    今年は、保護者の皆様のマナーもとてもよく、式中の私語もなく、

    駐車マナーをよく守ってださり、お互いに譲り合い、

    大変スムーズに良い雰囲気で進行いたしました。

                

    ご卒園、おめでとうございます!

    6月の第1回同窓会まで、お元気で!

    きょうの卒園式のシーンも入れた卒園アルバムは、

    そのときにお渡しいたします。どうぞ、お楽しみに!

                             

    数々のご協力をいただきありがとうございました。

    卒園後も 末永く 幼稚園を「心のふるさと」として

    親子でより所にしてください。

    折に触れ、子どもたちの成長ぶりを 園長・担任教諭に

    ぜひ園へ訪れて お知らせください。

    全員の健やかな成長とご活躍をお祈りしています。

                     

     志を高く、大きな夢の実現に向かって、親子で

     元気、勇気、根気、やる気で頑張ってください。

    卒園生の総数は、12,712人になりました。

      国会議員・北九州市会議員・大学や高校や中学・小学校の先生や校長先生、

    会社の社長さんになった人も、医者・薬剤師・看護師・介護などの仕事についた人も

    あるいは、デザイナーや画家やピアニストや音楽家、書家などなど

    芸術的な分野でのご活躍目覚しい人もいます。

    世界的に名前の知られた卒園生は、

    孫正義さん(ソフトバンクホークスのオーナー) 

    他にも実業家、建設業、大工さん、有機農業家、エンジニア、仕出し屋、公務員…

    様々な社会の分野でそれぞれの能力に磨きをかけて卒園生の皆さんは

    個性を輝かせて、世のため人のために才能を発揮し貢献しています。

    どの子も、

    緑ヶ丘第二幼稚園出身に誇りを持ち これからも胸を張って

    元気にそれぞれの道で目覚しいご活躍をお祈りしています

          

    いつも、全員の幸せな人生を心からお祈りしています。


    日本放送協会会長賞受賞

    2010年03月06日 17時20分57秒 | 教育

    平成22年3月6日(土)時々

    4日木曜日の夕方羽田空港に到着時は、

    東京は、ザーザー雨が降っていましたが、

    一夜明けて金曜日の朝は、すっかり晴れ上がり、

    明るい日射し! ポカポカとあたたかくなりお陰様で、

    コートも、ジャケットも要らないくらいでした。

     

    昨日5日(金)は、

    東京大手町の『KKRホテル東京』で、

    午前10時~受付~リハーサル。

    午前11時から開式で 教育美術振興会主催

    http://park12.wakwak.com/~kyo-bi/H19gaiyou.pdf

    第69回全国教育美術展の栄誉ある全国学校賞

    http://park12.wakwak.com/~kyo-bi/

    日本放送協会会長賞』を受賞しました。

     学校・園 全体が、素晴らしい指導の作品点数が多かったので、

    この度は、全教職員の頑張りが認められ、私が代表して上京しました。

    特に年中組には、審査員の先生方が好感を持って賞賛いただいた作品が

    たくさんありました。

    少し緊張気味に、大きい賞状を受け取り

    副賞のずしりと重い盾もいただきました。

     

    『教育美術2月号』には、今回の詳細が特集されています。


    月刊『教育美術』
    2010年2月号

    書店に注文すれば、バックナンバーが手に入ります。

    第69回全国教育美術展の概要
    ●学校賞受賞校一覧
    ●地区審査の概要
    ●全国学校賞受賞校紹介
    ●全国審査員からひとこと
    井口佳子・石丸良成・大田真由里・奥村高明・片岡滋夫・金子文雄・清原知二・駒田郁夫・佐藤一彦・辰巳豊・野川彰夫・橋本光明・平田智久・村上尚徳・・山本文彦・吉原功雄(50音順)
    ●特選者名簿
    ●INFORMATION
    カラーで作品がたくさん掲載されています。定価2000円

    その授賞式の直後、隣室で、13時まで 「お祝いする会」が催されました。

    立食パーティーで、受賞園・受賞校は、

    順にスピーチをしました。

     

    全国審査員の山本文彦先生から

    http://www.angnet.com/gaka/art-3/mk07.htm

    冒頭に

    「緑ヶ丘第二幼稚園の作品は、こどもの声がよく聞こえる!」と、

    お褒めいただきましたので、そのことを採り上げて

    感謝の念を込めてスピーチさせていただきました。

     心を育てることは、そんなに簡単ではありません。

    地道な日頃の教育の積み重ねが肝心です。

     

    画一的にパターン化した

    指導者主導の 描かされた作品ではなく

    一人ひとりのこどもの思いや言葉がたくさん聞こえる作品!

    今後も、教師の声ばかり聞こえる作品ではなく、

    素直なこどもの声がたくさん聞こえる楽しい作品になるように、

    工夫と努力をしなくてはと、感じました。

    個性的な美しい表現…これは、なかなか簡単には誕生しません。

     

    日頃から、環境を整え、適切な時期をとらえて

    スキルアップと同時に 描く楽しさや面白さを味わい

    自信をつけていくことが のびのびとしたその子らしい個性的な

    素晴らしい表現につながります。

     

     さて、3月3(水)~22日(月) の間

    NHKスタジオパークギャラリー(東京渋谷NHK放送センター内)

    で『ぼくの絵わたしの絵展』が開催されています。

    東京都と海外日本人学校の特選、全国審査員の推奨する特選109点、

    全国学校賞の特選の一部、合計約200点が展示されています。

    今後、全国のNHK放送局を巡回するようです。

    北九州市は、

    7月21日~8月1日の間、小倉北区の北九州芸術劇場

    市民ギャラリー「アート・エコスペース」で開催されます。

    東京へ行けない方は、どうぞ、その時期にお運びください。

     

    本日6日は、

    新入園児の身体検査・内科検診・面接・園用品の購入日でした。

    おつかれさまでした。

    いよいよ、入園の日が近づいてきました。

    また、来週は、気温がさがるとの天気予報で、火・水は雪?

    皆様、風邪をひかないように、どうぞ、お気をつけください。

    近隣では、

    耳下腺炎(おたふく風邪)も流行し初めているようです。

    早めに予防接種をして、ご用心ください。

     

         最後に もう一つ お知らせです!

     

    明日、3月7日(日)は、午後3時から北橋市長ご臨席で、

    小倉北区の九州厚生年金会館

    http://www.kjp.or.jp/hp_34/

    九州交響楽団のオーケストラ演奏と

    市内の多数の少年少女合唱団や数校の中学校や高校の合唱部や

    北九州を歌う会・記念混声合唱団による

    合唱組曲『北九州』 の公演があります。

    http://www.kicpac.org/music/g_kumikyoku.html

    第1部 歌おう!―子どもたちの歌声にのせて―
    出演者: 増井信貴(指揮)
    九州交響楽団
    市内少年少女合唱団 等
    第2部 合唱組曲「北九州」 作詞/栗原 一登 作曲/團 伊玖磨
    出演者:

    増井信貴(指揮)
    九州交響楽団
    北九州をうたう会、市内中学校・高等学校合唱部   
    市内少年少女合唱団
    小倉祇園太鼓保存振興会

    在園生や卒園生が、その合唱で多数参加し、活躍します。

    少年少女合唱全体のご指導は、

    北九州アカデミー少年少女合唱団』のカリスマ指揮者坂田正克先生です。

    どうぞ、いらっしゃってお聴きになり、拍手で応援してあげてください。

    開場は午後2時です。

    自由席ですので、お早めにお出かけください。

                  

     


    雛祭りのお茶会

    2010年03月03日 16時34分32秒 | 教育

    平成22年3月3日(水)

    今日は、桃の節句。

    園庭にタンポポが顔を出し、チューリップも早々と芽を伸ばしています。

    遠賀川の川土手には、菜の花が開花し、黄色い絨毯が広がってきました。

     

    昨日より少し肌寒い日でしたが、園の和室は、早朝からお茶席用の炭を

    炉にくべて、香を燻らせて、馥郁とした雅な雰囲気に包まれました。

     

    例年のとおりに桃の花と菜の花を花瓶に活けて飾り、和室のしつらえを整え、

    毎年迎える健康と長寿を祈り雛祭りのお茶会を、今年も致しました。

     

    和服に着替え いつもとは違ったおしとやかな先生方のお点前により、

    日頃は活発な男の子も神妙な面持ちで、

    伝統の和の風情『わび・さび』の世界にひたり、

    心ゆたかな時間が流れました。

                    

    船津清子理事長先生が、7席の茶席の席主を勤め、

    子どもの年齢に応じて、身近な心に響く色々なお話をしました。

              

    席入りの、おの演奏は、主任仰木ミヤコ先生でした。

    裏方の水屋の点てだしのお手伝いをくださった先生方、

    お運び担当もご苦労様でした。

    お菓子や裏方の采配をしてくださった保育補助員

    ベテランの金子正一先生にも大変お世話になりました。

    岡部キヨ子先生も山本かよみ先生も

    お点前くださりありがとうございました。

    様々な体験を通じて、こどもたちは

    大きく飛躍するターニングポイントを迎えます。

    感性を高めるためには、心にひびく環境に浸るのも

    非常に大事なことです。

     

    玄関ホールには、美しい『さげもん』や『てまり』がたくさん飾ってあります。

    この『さげもん』は、いつも慰問や仲良し交流会に年長組がおじゃましている

    倫尚会特別養護老人ホーム 『ウェル馬場山』のデイサービスの高齢者の

    方々が、丁寧に型紙をあてて、ちり緬の布を切り取り、

    一針ひとはり おばあさんたちが心を込めて縫い合わせて

    そこへ おじいさんたちが綿をきっちり詰めて、まりの形に

    接ぎ合せて手作りしてくださり プレゼントしていただいたものです。

     

    また、柳川にお出かけした方からの寄贈の刺繍の鞠も

    玄関ホールの七段飾りのひな壇の横に飾ってあります。

    手作りの素晴らしい作品の数々です。

                    

    日本の伝統の技の中に、多くの方々の子どもたちの成長や長命を

    真心から祈るそのあたたかい気持ちが伝わってまいります。

    どうぞ、園へお越しの節は、お雛様をご覧になり、

    その周辺に飾ってある『さげもん』や『刺繍手まり』もゆっくりご覧ください。

    一つひとつ色合いや柄が違い、味わいがあり、心ゆたかになります。

    「わざわざ柳川に行かなくても幼稚園で幽玄夢幻の雅な雰囲気が味わえる」

    と、保護者の方々や、近隣地域の方々もおっしゃって

    しばし 親子で足を止めて楽しんでくださっています。

                       

    最近は、輸入住宅や洋風のモダンなつくりのお宅が増えてきて

    全室フローリング、つまり、和室が全然無いお宅もあるようですが、

    時々の上で、正座して心を落ち着ける体験も

    日本人なら必要ではないでしょうか?

    ちゃぶ台で食事するお宅も 殆どなくなり、

    テーブルで椅子に座るという家庭ばかりになってきました。

    畳の上で座ってかしこまって飲食をする経験も殆ど無くなったようです。

    その時の作法が伝承されない時代になってまいりました。

    やはり、四季折々の季節感のある伝統行事を大事にして、

    肌で感じる感性をゆたかに育てていきたいものです。