緑ヶ丘・第二幼稚園 最新かがやき日記

緑ヶ丘・第二幼稚園のかがやく子ども達の成長を見守り、親も教師も園長も子どもに負けず共に成長する日々を綴った日記です。

第62回運動会は、ゾウチームもクマチームも最高の出来でした

2015年07月21日 14時44分54秒 | 健康な心身・安全対策・sports・医学

平成27年7月19日(日)のち時々のち、夕方は

昨日まで台風の余波で風が強く、どんより曇って時々雨が降っていました。

朝方は23℃位で、日中は28℃、蒸し暑く感じます。

こんな少し鬱陶しい梅雨空の日々ですが、

第62回目の運動会が、本日無事に終わりました。

 

前日まで、かなり雨が降ったり止んだりりましたが、

会場が八幡西区の園の近く北九州市立穴生ドームですから、

全然心配は有りませんでした。

 

前日は、午後1時半から全ての道具類をバスやトラックに積み込み

教職員は、午後4時に仕込みに出かけました。

母の会の役員さんたちやボランティアくださる

運動会サポーターのお父様方も集合し、

手際よく作業を進めて、約2時間で準備万端整いました。

 

運動会本番ですから、朝7時、運転手さんたちが出勤し、

先ず、送迎バスの始業点検。

その後、予定された駐車場2箇所に分かれて、待機。

そのバスに乗務する助手も出勤し、園児一家の送迎を午前8時からスタート。

 

そして、午前8時半、園から出発した道具類の残りや、教職員を乗せたバスは

穴生ドームに到着。

もう、既に、大勢の親子が各入り口に並んで開場を待っている。

 

会場周辺の道路や、数箇所の駐車場では、トラブルやマナー違反は無いか、

ガードマンは契約のとおりに誘導し、スムーズに駐車出来ているか?

見回りしました。一昨年までとは違い、交通渋滞や路駐は無く、

ドーム周辺は静かに人の波が寄せて来ていました。

 

やはり、直前に二回目の試みでしたが、駐車場所をくじ引きにしたのは正解でした。

一家に一台分だけでしたが、くじを引いて頂き、引き当てたその場所の駐車券を

差し上げて、車の前、フロントグラスの中央に提示して駐車場の入り口のガードマンに

確認してもらってから、誘導に従い指定の場所に奥から順に駐車して頂きました。

 

9時少し前~各出入り口のドアを一斉に開場。

ドンドン親子連れで自分達の観覧席の確保。

走って焦らなくても、充分に席は用意されていますから、あわてずに着席頂けました。

私も、9時前に、会場に入り準備の進捗具合を全て点検。

本部席の後方には、お手伝いくださる母の会の役員さんたちと、

サポーター隊の皆様が集合し、最終打ち合わせ。

母の会のM・H会長からも、事故や怪我などが無いよう、また、

最高に子ども達の笑顔が輝く良い思い出の運動会になるように諸注意があり

長濱園長からも、危機管理上のお願いがあり、成功を誓い合いました。

 

続々と子どもたちが園児席に集まり、9時半~ いよいよ運動会開始。

(開会式の様子は、長濱光古 園長 の Facebook にも写真がアップされています。) 

 

園児は、少しずつ各クラス各学年で、

運動会に向けた活動に力が入って、心を合わせて運動遊びに取り組んできました。

 

入梅時で、雨が降ったり止んだりが続いていましたが

お天気の良い日は、園庭で体操をしたり、かけっこしたり、競争したり、

踊ったり、応援したりして、次第に、ルールや約束事を覚えて、

運動遊びを楽しんでいました。

               

年長組は、その他にも、PA鼓隊マーチング(4曲)の表現活動や、

組体操や、親子踊り(2曲)もありました

               

年中組も、年少組も 楽しい親子競技があり『だるま運び』や『的あて』など

簡単な競争遊戯を楽しみました。

全然むつかしくはありません。その場で直ぐ出来て、ほんの少しコツがありました。

 来年も どうぞ お楽しみに!

             

なお、子育て支援2歳児のたんぽぽくらぶも

午前中に 特別参加のプログラムがありました。

体操も 踊りも がんばりました。

2歳児のたんぽぽくらぶも満3歳児たんぽぽ組の園児も 年少組と、一緒に演技しました。

               

 ここのところ 20日間は、大変蒸し暑い毎日でしたが、

熱中症や感染症に気をつけて、ベストコンディションで、

全員元気に運動会に参加出来るようにお祈りしていました。

 無事に運動会が出来て、本当に良かったですね。

 

さて、最近は、急に 気温が上昇し乱高下しています。

 暑がり屋で、汗をたくさんかく子ども達は、頻回に水分補給が必要です。

園では、随時、お茶を飲ませて水分補給しています。

 

ご家庭から 水筒を持たせてくださっていますが、

 中味は、一度沸騰した麦茶を冷やしたものが最適です。

 

牛乳やジュースなどは、絶対に入れて持たせないでください。

また 凍らせたお茶は、 溶けるまで時間がかかりますし、

場合によっては 冷たすぎるものは、幼児には

お腹をこわす原因になることもありますので、好ましくありません。

 

幼児用のお茶は、凍らせるのは止めましょう。

また、飲み方は、直接口をつけてラッパ飲みではなく、

なるべくコップに注いで、

飲むように幼い内から躾けましょう。

 

衛生上からも 雑菌の繁殖を最小に押さえることが出来ますし、

第一、マナー上も、女子は特に行儀の悪い「ラッパ飲み」ではなく、

必ずコップに注いで飲むように

よい習慣を付けてあげましょう。

 

最近は、ペットボトル入りのお茶をそのまま持たせるご家庭もあるようですが、

毎日ですから、値段が高くかさみ経済的ではありませんね。

 

おうちでお湯を沸かし、麦茶を作り、流水で冷やしてから冷蔵庫に入れ

適当に冷やしたものを 水筒に入れて持たせるようおすすめいたします。

 

なお、ポカリスエットやアクエリアスなどのスポーツ飲料を飲ませる方が

健康のために良いと思って、

「生まれて以来、ズーッとその類の飲料を飲ませている。」

(お茶は全然 飲ませていない)というお母様も 以前おられましたが、

乳幼児は、脱水症など特別な状態の時以外は、

そのような飲料の必要はありません。

むしろ場合によっては、良くない場合もあるそうです。

 

  以下、少し スポーツ飲料について、

またお話ししましょう。

  スポーツ飲料は、アルカリ性の飲料水というイメージが強いですが、

実際は体内に入る前は酸性です。

 ヒトの体液に近い組成と浸透圧の生理食塩水(リンゲル液)が、

発汗によって失われた水分を補給するのに効率が良い事は、

旧日本陸軍など様々な研究機関で研究されていました。

 

  アメリカ合衆国では、そうしたリンゲル液を飲みやすい味に仕上げた

スポーツドリンクとして、ゲータレードが商品化されていました。

 

当時、社員がメキシコ出張で水にあたり、入院中に受けた点滴薬から

点滴薬を健康飲料として商品化できないかと模索して商品化したのです。

 

 日本では、大塚製薬が、先鞭を付け研究開発しました。

元々、病院などで使用される点滴用のリンゲル液を手がけていたため、

先行商品であるゲータレードがリンゲル液の組成に近い事を

すぐに調査し、判明させていました。

 また長時間の手術を終えて 疲労した医師が、水分補給にリンゲル液を

飲用している事実もありました。そのため、その自社のリンゲル液を元にして 

開発が進められたのです。

 

 各種イオン濃度は綿密に調整され、ヒトの体液に極めて近い組成及び浸透圧

になっているので「アイソトニック飲料という用語もここから生まれました。

 

  また、先行商品であるゲータレードに対抗するために、

食味の研究も入念に行われ、赤穂塩味饅頭をヒントに

塩味と甘みの絶妙のバランスを図ったのです。

 

無果汁と表記されているが、

苦味を和らげる為に果汁を使用していることが知られており、

グレープフルーツ等少量の果汁が使用され、原材料には「果汁」と

表記されています。

グレープフルーツの他の南方系果汁成分については非公開です)。

なお、果汁5%未満であれば無果汁表記と果汁%表記が選択できるため、

違法ではないが、現在はほとんどの製品が果汁%表記を選択するので、

無果汁???と不思議に思われることが多い。

大塚ベバレジの商品『マッチ』でも同様。)

  「味覚感がない」という理由から飲料水パッケージにはほとんど採用されて

なかった青色を、缶デザインに初めて大々的に取り入れる斬新なデザインで

清涼感を強く打ち出し、後のスポーツ飲料のイメージを決定付けました。

 

さて ポカリスエットの「ポカリ」は、明るく さわやかな響きを持つ言葉として

つけたものなのだそうで、特別な意味はなくて、

「スエット」の方は文字どおりの「汗」の意味で、

体から目に見えて失われる「汗」を表し、訴えることからつけられたそうです。

 

 現在は日本や東南アジアをはじめ、多くの国で発売されているようです。

 

 ただ、アメリカ合衆国(米国)など英語圏の国々では商品名が

「スウェット=汗」(=臭い)を連想させ不快な商品名と指摘されることもあるのです。

つまり「汗」なんかは飲みたくはない… と言うことです。

 

  なお、 ポカリスエットをはじめとするスポーツドリンクは、

注意が必要な時もあるようです。

 

日常生活やスポーツによる喉の渇き・水分補給に最適化された製品ですが、

 嘔吐や下痢を伴うような病的脱水時に、

水やスポーツドリンクを大量に飲用すると、

電解質濃度が低いことに起因する低ナトリウム血症から

水中毒引き起こす危険があるので注意を要し、

特に乳幼児の場合その危険性が高いと言われています。

 

 病的な脱水時には、医師や薬剤師、看護師、管理栄養士の指導の下、

経口補水塩を用いるべきと、いわれています。

 

 余談ですが、俳優の故石原裕次郎さんが1981年に心臓の手術を受けた後、

「喉が渇いている、ポカリスエットが飲みたい。」

筆談にて懇願し、兄の慎太郎さんが記者たちの前でそのことを口にしたところ、

その日からポカリスエットの売上が急増し、

大塚製薬からはトラック1台分のポカリスエットが病院に届けられ、

兄の家には数ケース分のポカリスエットが届けられたという。

 

これが縁となってか、大塚製薬は

「21世紀の石原裕次郎を探せ!」の

オーディションの冠スポンサーを務めることになったそうです。

 

 沢山汗をかくとき、

どうしてスポーツドリンクを飲むのが良いのか?

繰り返しますが、

汗をたくさんかくと、汗に含まれる水分・塩分・ミネラル分が

身体の外に流れ出てしまいます。

これを効率よく補強するために、水分・塩分・ミネラル分が

適度に含まれているスポーツドリンクを飲むのが良い、と言われています。

 

しかし、スポーツドリンクは、実は、糖度が高いため、

家庭内で運動をしていない状態で、水代わりに大量に飲むのは良くない

という意見もあります。

 

また、繰り返しますが、

乳幼児にとってはスポーツドリンクは適さないので

乳幼児専用の飲み物(麦茶)を用意したほうがよい、

とも言われています。


また、熱中症は水分・塩分・ミネラルが足りないと起こりやすいけれど、だからといって、

大人でもスポーツドリンクをガブガブ飲むのは、糖分が多いから特に成人病や

メタボを気にする方々には、糖分の摂りすぎにもなる恐れがあり 好ましくないですね

やはり麦茶が、一番安心して大人も子どもも 愛飲できる水分補給方法ですね。

 

サア、蒸し暑い夏を元気にすごしましょう。

 

楽しい運動会でした!

 ぞうチームもくまチームも よく がんばりました!

 

                 

                 

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もうすぐ運動会…17日は、台風11号で臨時休園に

2015年07月16日 18時39分14秒 | 教育

平成27年7月15日(水)

台風9号が南シナ海を北上し連日梅雨前線を刺激し、

フェーン現象で暖かい空気が日本列島を覆い

なんと北海道でも北陸地方の富山でも35℃。

 

内陸部の長野や栃木辺りでも連日30℃~35℃以上の猛暑日が続いています。

 

台風10号は、台湾方面から大陸へ向かいましたが、

今、台風11号は日本列島へ向かって北上中。

したがって北九州市内の公立幼稚園も小中学校も臨時休校となりました。

色々状況をみて、

当園も園児の安全確保のために

臨時休園させていただきます。

預かり保育も有りません。

ご理解、ご協力をお願いいたします。

 

今日はのちで気温は30℃。

蒸し暑い日でしたが、適当に風があり、割合しのぎ易かった。

 

運動会の練習も最後の仕上げの段階に。 

運動会では、かけっこは、どの学年にもある定番の種目で、

足の速い子にとっては大活躍の場、注目され、褒められ、一番面白いのです。

応援団も力いっぱい大声で声をかけて、保護者の声援の声も一段と大きくなります。

組体操も真剣に取り組み、感動のシーンが脳裏に刻まれます。

また、競争遊戯やダンス表現も、楽しく練習に励み、ポイントを見ながら列を揃えて並ぶのも、

さすが年長さん、機敏に整列出来て、集団行動がよくまとまってきました。

保護者も、役割分担、協力的に支えてくださる。

皆様、ありがとうございます!

 

 話は変わって(なでしこジャパン)は、前回は、女王のオーストラリアを

1-0で破って、初優勝を果たしました。


日本は、2015年女子ワールドカップ(W杯)カナダ大会の出場権を獲得し

アメリカとの決勝戦でも、精一杯ベストを尽くしました。

なでしこ準優勝!おめでとうございます!

多くの方々が、応援しながら元気を貰いました。

   お  し  ら  せ 

 

 緑ヶ丘第二幼稚園の運動会

  お待ちどうさま! もう直ぐですよ!

7月19日(日)は、北九州市立穴生ドーム

第62回運動会

急に暑い日が続きますが、皆様、どうぞ体調を万全に!

熱中症対策を!

              

楽しい運動会になりますように…  

ふるってご参加、ご協力ください。

                

くまチーム(赤)もぞうチーム(白)も最後まで頑張りましょう。

             

開場は午前9時、開会は9時半です。

 

※ 8時半頃に穴生学舎の駐車場の柵の鍵が開きます。

付近の住民の通行の迷惑にならないようにご注意ください。

 

例年、ずらりとドームを囲んで並び、交通渋滞の原因となり、

近隣の方々にご迷惑をおかけし、クレームが来ています。

どうぞ、我れさきに入場しようと焦らないでください。

座席のスペースはたっぷりあります。

 

駐車場も、

幼稚園駐車場

新王子病院に駐車の場合は

送迎バスが、

ピストンでドーム会場まで4回動きます

どうぞ、遠距離登園の方々はご利用ください。

 

穴生ドームは  マイカー用の駐車場が大変狭いのです。

他の場所もどうぞ譲り合って、ガードマンの指示に従って

 駐車許可されているスペースに一番奥から整然と入れてください。

 

なお、駐車中のトラブルや接触事故、盗難などは

幼稚園は一切責任を負いません。

 

絶対に許可されていない場所に

無断で駐車はしないでください。

 

マナーを守り、詳細は、幼稚園にお尋ねください。

 

なるべく、公共交通機関(バス)をご利用ください

 

          ご注意を

ドーム内の1階フロアは、特殊な人工芝ですから

ハイヒールやミュール、革靴やスパイク靴などは禁止です。

裸足も禁止です。ベビーカーも禁止です。

椅子や机、太鼓類などは、コンパネの上以外は置けません。

ご面倒でもスニーカーやズック靴を履いてお越しください

           

また、1階の芝生面では、 飲食禁止です。

お昼の  お食事   は、2階でどうぞ!

 チューインガムやアルコール類は持ち込み禁止です。

                     

 

万一、途中で、熱中症?など気分が悪くなってはいけませんので

1時間ごとに水分補給を、お忘れなく!

団扇や扇子、水筒やペットボトルのお茶、濡れタオル・オシボリなども

各自でご用意いただき、ご持参ください。

また、気分が悪くなったら我慢しないで、早めに救護班に申し出てください

 

運動会のプログラム最後に

全員で10分間  清掃いたします。

お疲れの所、申し訳ありませんが

ご理解ご協力をよろしくお願いします。

         

タバコは、決まった場所以外は禁止です。

ゴミや弁当ガラは、全部自宅へお持ち帰りをお願いします。

午前のプログラム最後の『大きなリンゴの木の下で』の後に

名前を記入したゴミ袋を差し上げます。ご利用ください。

 

 入園を希望する未就園児さんは、

 プログラムに旗行進があります。

 案内状を受付でご提示ください。

おみやげを用意しています。

 

               

案内状を貰っていなくても、 出場出来ます。

行進が終わってから、 お土産を差し上げます。

どうぞご遠慮なくご参加ください。

              

園の見学ご希望の方は、随時受け付けています。

TEL093-631-3939

遠足など園外保育に出かけて留守をしていることがあります。

 まず、お電話で確認してください。

            

子育て広場赤ちゃんにこにこroom

ご参加希望の未就園児さん親子は、

お早めに電話で予約をなさってください。

但し、大人気で、7月末までは予約がいっぱいで

キャンセル待ちになっている状態です。

 楽しいお知らせ

9月4日の第一木曜日は、10時~11時頃

 腹話術があります。

 10時~と11時~の二回に分けて

腹話術があります。

これは、人数の制限はございません。無料です。

TEL093-631-3939

            

 TEL093-631-3939

お話し中の時には

TEL・FAX 093-621-6426OK!

なお、ご来園時は、         

必ず駐車場へ駐車してください!

          

 

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ピアニスト永田郁代さんと、徳永二男さんのバイオリン(Stradivarius)の夕べ

2015年07月11日 12時26分46秒 | 音楽関係・コンサート・LP・CD・DVD

平成27年7月11日(土)のちのちのち

 7月10日昨夜は、北九州市の戸畑市民会館で

緑ヶ丘第二幼稚園の卒園生で、海外でもご活躍中の

ピアニストの永田郁代さんの出演するコンサートがありました。

午後6時半~開場 

 ○徳永二男 ヴァイオリンの夕べ

(福岡県北九州市戸畑区汐井町・ウェルとばた 中ホール、19:00~)

  本国ベルギーでも大きな話題となった、埋もれていた幻の自筆譜、

イザイ編曲ショパン「バラード一番」の発見。

 この自筆譜を世界初出版し、3年かけて解読・校訂した永田郁代さんと、

日本を代表するヴァイオリニスト徳永二男さんが今回この曲を演奏。

イザイのショパンに対する深い思いを、二人の演奏にのせお届け。

「ぜひこの機会をお聴き逃しなく!」

とお誘いした方々も皆様大満足の様子で

「感動しました。来て良かった。」

「素晴らしいコンサートでしたね。」

と喜ばれていました。 

CDも買い求めてその余韻を帰宅してからも

ゆっくり楽しまれたそうで、本当に良かった。

 

永田さんのホームページをどうぞご覧下さい! 

 http://adgio1952.sakura.ne.jp/

 

徳永二男さん(元N響のコンサートマスター)は、日本を代表するバイオリンの名手。

かなり前に徳永さんの演奏を聴いて感動したことがあったので、今回も楽しみにお伺いしましたが、

その演奏たるや。それはもう、どんな言葉を並べても語りつくせない素晴らしさでした!

本当に心に響く演奏を聴いた時って、身体中電撃が走り、感動で言葉が出ないものです。

 


また、伴奏者の永田郁代さんのピアノがこれまた息をピタリと合わせて素晴らしかった。

ヴァイオリンにピアノが寄り添い、張り付いて一心同体、見事なコンビネーションでした。。

夢の共演☆いつも思いますが、伴奏者って脇役やおまけでは決してなくって、

音楽を作る上で本当に対等の重要なポジションですね。



ヴァイオリンがメロディーの時には、絡み合い引き立てて、

ソロの部分は、パンと前に出て堂々と弾く!

そのどちらもが引き立て合い、只々ため息でした。



途中、徳永さんが、ヴァイオリンの名器ストラディバリウスのお話や、弓のお話。

(馬の毛が付けてある弓までがそんなに高額なものとは知りませんでした!)

 自らストラディバリウスの1720年製の「ロチェスター」を使っている徳永 二男さんは.

「音楽家のどんな挑戦をも受け止める. その包容力に名器たる所以がある。」と語る 。


幼少期に受けられたお父様からの厳しいレッスンのお話なども聞かせて下さり、

とても興味深く楽しかった♡

ヴァイオリ二スト、ピアニスト、楽器、音響、共に素晴らしく感動の二時間*

その場にいられたことに感謝☆夢のような心ゆたかになれる時間でした。

やっぱり音楽って素晴らしい!!!

 

さて、その徳永さんの名器ストラディバリウスは、300年以上も昔に制作され、

時価10億円位といわれています。

生の名器ストラディバリウスの音色は、繊細な表現も、超絶技巧の曲も、

またダイナミックな変化に富んだ表現も変幻自在。

 

以下少しストラディバリウスについて…

 イタリアのクレモナという町は、

ストラディバリのストラディバリウスで有名なヴァイオリン職人たちの町。

街中にヴァイオリン工房があり、現在も職人たちが腕を競っている。


ストラディバリウスを所蔵するヴァイオリン博物館を訪ねると、

一人の日本人キュレーター、彼女の名前は安田さん。

もう何年も現地で生活していらっしゃる。

安田さんはとても親切にヴァイオリンのことや博物館のことを教えている。


「日本人女性がモテる」のは、決してステレオタイプから来る幻影ではなく、

安田さんのように海外で活躍している方々のおかげで

「噂」となった真実なのかもしれない、と思う。

そして、自分も旅人や周りの人に親切に出来る人間になろうと心に誓った。


ヴァイオリン博物館の音声ガイドはまだイタリア語と英語しかないので、

現在日本語を収録中とのこと。優しいだけでなく、とっても働き者の安田さん。

これからもお体に気を付けてがんばってください!

---
 イタリア・クレモナ  

cremona4v1
クレモナのヴァイオリン博物館。

cremona4v2
2013年に竣工された。

 

cremona3v4
クレモナの街角にあるストラディバリの像。

 

cremona3v3
以前ストラディバリが眠っていた墓の跡のモニュメント。
街中の小さな公園の片隅にある。

 

ちなみに 若いバイオリニストは、けた違いに高価なストラディバリウスには到底手が出ない。

注目の彗星 五嶋 龍さんのストラディバリウスは、日本音楽財団から貸与されている

ストラディバリウス1722年製ジュピターです。

 

 高島ちさ子さんの愛用器は ストラディバリウス製造:1736年製  愛称:ルーシー

 はじめてルーシーに出会ったのは、実は今から20年も前の話。

兄の知り合いの方がストラディヴァリウスを持っているという話を聞き、

「よかったら見に来ませんか」ということで、兄と見に行ったのです。

そのときの印象は

「本物って綺麗なんだな~。どんな音がするんだろう。誰が次に弾くんだろう」

そんな感じでした。

いつかどうしても手に入れたいなんていうおこがましい気持ちは微塵もなく、

雲の上の上の存在がまた一段と遠くなった感じでした。

そして、

自分で手に入れたお気に入りの「ロジェリ」という楽器で大満足して演奏活動をしていた頃に、

ルーシーに再会することになったのです。

久しぶりの対面、そして初めての試し弾き。

どれほどの感動的な音を味わえるのかとわくわくして臨んだのですが…

演奏してみると、

「あれ?こんなもん?」というのが本心でした。

「これなら私のロジェリちゃんのほうがいいや」

と内心は思ったのですが、

そこはやはりストラディヴァリウスに対しての感想ですから、一応

「凄いですね。けど、私にはとてもとても…」

とお茶を濁したのです。

しかし、そこから色々な人に

ストラディヴァリウスの威力、可能性などを聞くうちに

「これはもしや、あまりに安易に買わないという選択をしてしまったのではないか」

と、悩み始めたのです。そこからは寝てもさめてもルーシーの事が頭から離れず、

「今度離れたら、もう一生めぐりあえないんじゃないか…」なんて思ったり。

そして、楽器好きの旦那様の後押しもあり、

清水の舞台から飛び降りることにしたのです。

ここから先のお話は、

「ヴァイオリニストの音楽案内」をご参照ください。

私の側にきてから、一度も怪我も病気もしないルーシーちゃん。

300年近く前の楽器は、だいたい冬になると乾燥で古傷が痛み、

夏になると湿気で弱り、と楽器屋さんを往復することが多いのですが、

なぜかこの子は本当に健康でいい子なんです。

しかし、一日でも弾かないと、

ヤドカリが殻にこもってしまうかのように、音が前に出てこなくなるのです。

「すまないね、こっちも色々忙しいんだよ」

といいながら、弾き込んでいくと機嫌を治してくれるのです。

そこもあまりもったいぶらず、引っ張らずに、素直にポンといい音を出してくれるのです。

こちらのほうもルーシーの実力だけ頼らずに、色々弾きかたを変えたり、試行錯誤しているのですが、

年々良い付き合いになってきている気がします。本当にいい子です。

まだまだ長い付き合いになりそうだね。よろしくルーシー

… … …

と、徳長二男さんの弟子の高島ちさ子さんもホームページでStradivariusをご紹介されています。

 また、機会が有りましたら、

今回は残念ながらコンサートに行けなかった方々も

是非生の演奏を聴きにお出かけ下さい。

  

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