平成26年一月5日(日)
新年明けましておめでとうございます!
穏やかで、割合いあたたかいお正月でした。
皆様、まだ一家揃って、お屠蘇気分でしょうね。
中には、昨日から仕事始めの方々もいらっしゃるようですね。
お盆もお正月もカキイレドキ、という多忙な職種の方も少なくないようです。
国民・県民・市民のために昼夜を分かたずにお働きいただく方々、ご苦労様です。
受験生も、ねじり鉢巻で、猛勉強中で、ご家族もそれなりに協力し
勉強に集中出来る様に色々と気を遣っていることでしょう。
このような「受験勉強は、無駄。」と言う方もいますが、
決して全てが無駄というのではないでしょう。
家族で、一つの目標に向かい、努力することは、
私は中学生高校生の子どもにとっては、とても良い経験の一つだと思うのです。
さて、昨今は文科省の発表でも
道徳や小学校英語の教科化など教育課程が見直されています。
本年も様々な課題に即した情報を、このブログでも発信してまいります.
どうかよろしくお願いいたします。
新年に子ども達に話したい“伝統文化の話”… 明治図書HPを参考にしています。
1 新年にこそ話したい
日本には多くのすばらしい伝統文化があります。
昔から伝わる行事、豊かな食や外国にまで広がる文化等々。
それらをもっと子どもたちに語るべきであると考えます。
新年はそのチャンスです。
子どもたち自身が正月の間に経験することはもちろん、
テレビやラジオ番組でも関連情報がたくさん流れます。
日本の伝統文化を幼稚園・学校で、そして家庭で伝えてみましょう。
子どもたちは「日本のよさ」を実感すると思います。
今回は正月の伝統文化とおせち料理について、
子どもたちへの小話として紹介します。
2 小話1「幸せを願う正月の伝統文化」
1月1日に新しい年が始まり、『正月』を迎えます。
ところで、よく聞くこの『正月』とは、いったい何日まででしょうか?
もともと正月は昔の暦の1月の別名です。英語ではJanuary。
ただ、今は「三が日」や「松の内」を指すことが多いです。
それぞれ言葉の通り、三が日は1月1日から3日まで、
松の内は玄関に松飾をつけておく期間です。
松の内はもともと1月15日までだったのですが、
今は1月7日ごろまでという地域が多いようです。
正月には多くの伝統文化があります。
初日の出、初詣、初夢、書初めというようにいくつか思い浮かぶことでしょう。
今日はその中から、まずは「初夢」「七草がゆ」「鏡びらき」をご紹介しましょう。
1 『初夢』は、1月1日~2日、または2日~3日にかけて見る夢のことです。
七福神が乗った宝船を枕の下に入れて眠るとよい夢が見られるとされています。
ことわざで、「一富士、二鷹、三茄子」というものがあります。
これらは初夢で見ると縁起がいいとされているものです。
次に『七草がゆ』とは、せりや、なずな、ゴギョウ、繁縷(はこべら)、ホトケノザ、
スズナ、蘿蔔(すずしろ)=大根、などの春の七草を入れたおかゆのことです。
1月7日の朝に食べると、一年中病気にならないと言われています。
また、おせち料理で疲れた胃を休め、野菜を補うという意味もあります。
『鏡びらき』は、正月にそなえた鏡もちをたたいてわり、
お雑煮やしるこにしていただくものです。
1月11日に行われる地方が多いです。
どうして、「鏡もちをわる」のに「鏡びらき」と言うのでしょうか。
これは「わる」とか「きる」という言葉は縁起が悪いので、
「運をひらく」にかけて「鏡びらき」となったのです。
北九州では、小倉城の大鏡餅が大変有名です。
小笠原藩の紋所の三階菱にちなんで、三段重ねのお鏡です。
昔は例年15日の成人の日に鏡開きがあっていましたが、今は
ハッピーマンデー。 つまり今年は13日が成人の日です。
鏡開きでは、縁起の良いおしるこが1000人にふるまわれますよ。
これら三つの伝統文化に共通するのは、
「縁起がいいこと」や「健康であること」を願っているという点です。
人々が幸せになることを願って、伝統文化も昔から続いているのです。
3 小話2「おせち料理には意味がある」
正月になったら日本では、『おせち料理』を食べる人も多いと思います。
もともと『おせち料理』は、季節の変わり目に神様にお供えした料理でした。
ですから漢字では「御節料理」と書きます。
今ではお正月料理だけをさします。
日本では江戸時代になってから広まりました。
もう何百年も日本人はお正月におせち料理を食べ続けているわけです。
さて、おせち料理にはどのようなものがあるでしょうか。
考えてみると実に多くの種類があることがわかります。
それらにはそれぞれ意味があります。
まずは「数の子」。数の子(かずのこ、鯑)とは、ニシンの魚卵です。
語源は「かどの子」の訛りです。
近世 までニシンを「かど(カドイワシ)」と呼んでいたことの名残です。
(スケソウダラの卵は明太子(メンタイコ)になります。)
これは「子孫繁栄」といって、子どもや孫がたくさん生まれ、
その一族郎党が繁栄し、絶えることなく続いていくことを願ったものです。
「えび」。えびは背中が曲がっています。
人も腰が曲がるくらい長生きするようにという長寿の願いを込めた意味があります。
「昆布巻き」。これは語呂合わせになっています。「よろこぶ」につながります。
「かまぼこ」。何色でできていますか。紅白ですね。
その色合いから縁起のいいものとされています。
富山県では鯛の形のや、鶴や亀などの独特の細工の祝い蒲鉾が好まれています。
「黒豆」も入っていますね。この黒色には魔よけの力があるとされていました。
丹波笹山の黒豆が最上級品といわれています。
北海道からも良質の黒豆が多量に産出されています。
また、「まめ」に働き、「まめ」にくらせることを意味していました。
「一生懸命に働きなさい、そうすれば健康に元気にくらせる。」ということです。
他にも「栗きんとん」、「田作り」、「伊達巻」、「鯛」、「三杯酢」、「ブリ」など、
それぞれに意味があります。
ところで、おせち料理は大みそかまでに作られます。
これは、正月に誰かが台所に立ち火を使わないようにするためです。
また、料理を作る女の人たちを休ませるという意味もあります。
おせち料理は、火を通していたり、酢につけたり、味を濃くしたり
というように、調理を工夫し、ずっと保存のきくものが多いのも、そのためです。
松の内の何日間も『おせち料理』を食べるにはちゃんと意味があるのですよ。
さて、次に話題にしたいのは英語学習です。↓
http://meijitosho.co.jp/go?to=bGluaz00MDFBJnVpZD01NjgyMiZ1cmw9JTJGMjAxMzExNjAmY3JjPTUxNkQ
中学英語の授業は英語で―現状と課題
教育zine編集部 中川
12月13日、文部科学省は
「グローバル化に対応した英語教育改革実施計画」を発表し、
「中学の授業は原則英語で行うこと」、
「小学校英語の開始時期を3学年からに前倒し、5・6学年では正式な教科にすること」
を盛り込みました。
これらは基本的にH32年度(6年後)からは、
3・4学年にも教科としての英語を導入し
位置づけることになりそうなのです。
東京オリンピック開催の年ですね。
遅々として非常に遅い!
という感じが致しますが、
教える側の先生不足もあり、
肝心なネイティブのALTを雇う予算が無い!
というのもその理由のひとつでしょう。
東京都は、小中学校の先生全員を三ヶ月間
留学させると対策を発表しています。
この使える英語の習得の件も、何年もかかって、
やっと近隣諸外国並みに近づきつつある。
コミュニケーション能力のアップにやっと取り掛かり始めた?
という感がいたします。
あなたのご感想は?
もう一つ、 道徳の教科化に賛成? それとも反対?
昨年末、新年度に配布される小・中学生向けの道徳教材
「わたしたちの道徳」の教科の内容が発表されました。
これは従来の「心のノート」を全面改訂したもので、
従来の1.5倍の分量になるそうです。
2015年度に先行実施される見通しの道徳の教科化ですが、
みなさんはこのことについてどう思われますか?
「幼少期からの『道徳教育』は、『家庭教育』だから、幼稚園や学校での
道徳の改訂は、あまり関心が無く、あなた任せ。」
というあなた、それにしても、公共の場での厚顔無恥な人が増えています。
日本人のモラルの低下や道徳心の欠如の問題は、なかなか解決しませんね。
昔、日本に渡来した外国人は、日本人の道徳心の高さや礼儀正さを
異口同音に褒め称えています。『恥の文化』と言った人もいました。
やはり、乳幼児期、就学前の幼少期からの、心を育てる環境が大事であり、
感性をゆたかにする情操教育がとても大事なのです。
園長先生、今年もこの最新かがやきブログ日記を読ませていただくのを楽しみにしています。 三年前は何にも分からず、ただ毎日、泣いてバスに乗るのを嫌がっていた息子が、間もなく慣れてきて、日曜日にも幼稚園に行きたがり、喜んで幼稚園に行くようになってきて安心したものでした。 今年で長男が卒業しますが、三月が来るのが寂しいような嬉しいような複雑な気持ちです。 先生方にもたくさん励ましの言葉や、褒め言葉をいただきました。お陰で、引っ込み思案だったわが子は、最近は、何でも自分から進んでとりくもうとして、失敗しても根気良く納得行くまでがんばろうとするので、本当に集中力もつき、良く考えて自分なりの工夫やオリジナリティーを大事にしてる様子なので、本当に個性を大事に育てて頂いたのだなと、感謝しています。
三学期は短いので、精一杯楽しい思い出を作って卒園して欲しいと願っています。 今年もどうぞ、宜しくご指導をお願い致します。 指導者により、本当に子どもはガラリと変わってくると思います。 坂田先生に歌や合奏を指導していただけたのは、何より本人は嬉しかったようです。音楽会の頃から、成長が目覚しく、自信を持って挑戦する態度が出てきました。有難うございます。
コメントを書き込んでいただき有難うございます。本当に幼児期の子どもの成長は、目を見張るような素晴らしいものがあります。昨日まで出来なかったけれど、今日はスンナリ出来て、笑顔で得意そうな顔、嬉しい瞬間が次々にやって来ます。
今年の年長さんの11月の『音楽会』での頑張りは、特筆に価します。プログラム最後の二組合同の合奏、オペラ『カルメン』の第一幕への前奏曲は、わずかな練習時間しか取れませんでしたが、あのように「目をつぶって聴いたら、小学校4年生以上が演奏しているかのように聞こえる。」と、大勢の皆様が絶賛のスゴイ表現力でした。
また、12月の『おゆうぎ会』でも、年長組の劇は、『小さなモミの木』も『因幡の白兎』も熱演でした。それぞれの役になりきって、長いセリフも覚えて、中にはお友だちの分も全部覚えてしまっていた人が沢山いたのには、驚きました。この時も、プログラム最後の『英語劇』では、わずか3回の練習で、10曲の英語の歌を覚えてしまい、それぞれの役のセリフも臨機応変に大きな声ではっきりと言えていました。リチャード先生も、エクセレント!サプライズド!グッドジョブ!ワンダフル!と、褒めちぎってくださっていました。
じぇじぇじぇ様が、おっしゃるとおり「良い環境で、良い指導者、そして意欲満々な子ども達」だからあのように成長ぶりが大きいのです。三学期もまた、輝く子ども達の笑顔が溢れるように努力を重ねたいと存じます。どうぞ、ご協力を宜しくお願いいたします。