平成21年6月19日(金)
第247回子育て教室は『親子で体験リンパヨガ教室』でした。
6月に入り、草木の緑が冴え冴えと見え、一段と風に揺らぐ様が、
落ち着きを感じて、木漏れ日も心地よい日々です。
今回の子育て教室は、
毎年好評の『親子ヨガ教室』を開催いたしました。
忙しい毎日の身体と心の疲れを、
是非ヨガで癒していただこうと、企画されました。
色々とご多忙中のご参集でしたが、たくさんのご参加がありました。
小さいお子様連れの方々は、親子で一緒に体験することが出来、
子どもの身体のズレにも気づき、簡単な手当を教えて頂き
親子でご機嫌に過ごせるようなツボも覚えていただきました。
講師は、オーラ学院 学院長 池田法子先生でした。
他に3人のサブトレーナーさんがついて
一人ひとり丁寧に教えて頂きました。
ヨーガ (Yoga) とは?
もともと 古代インド発祥の修行法です。
アーサナ(asana,姿勢)や、プラーナーヤーマ(呼吸法)のみを重視する
健康ヨーガ的なものや、瞑想による精神統一を重視するものなど
様々あります。
ヨーガは現代人の生活に入り込んでおり、
洞窟潜水などにヨーガを取り入れているダイバーもいます。
最近ではヨーガを取り入れるスポーツクラブもあります。
ヨーガ Yoga は、
「馬にくびきをかける」という意味の動詞「yuj」から派生した名詞です。
つまり語源的に見ると、馬を御するように心身を制御する
ということを示唆しているようです。
一般的には「ヨガ」と発音され認識されているのですが、
サンスクリットで「O」(オー)の字は、常に長母音なので、
正しくは「ヨーガ」と発音します。ただ日本語の長母音は
サンスクリット語の三倍母音なので長くのばしすぎるのも問題。
インド人の発音を聞くと「ヨゥガ」と言っているように聞こえるようです。
修行者はヨーギー(ヨーギ、Yogi)、女性の修行者はヨーギニー (Yogini) と呼ばれ
仏教においては元のサンスクリットを漢字で音写して「瑜伽」(ゆが)と呼ぶか、
あるいは意訳して「相応」とも呼ぶようです。
明確な起源は定かではないのですが、
紀元前2500年-1800年のインダス文明に、
その遠い起源をもつ可能性が指摘されています。
同文明の都市遺跡のモヘンジョ・ダロからは、坐法を組み瞑想する神像や、
様々なポーズをとる陶器製の小さな像などが見つかっているそうです。
ヨーガという語が見出される最も古い書物は、紀元前800年-紀元前500年の
「古ウパニシャッド初期」に成立した『タイッティリーヤ・ウパニシャッド』です。
また、紀元前350年-紀元前300年頃に成立したとされる『カタ・ウパニシャッド』には
ヨーガの最古の説明が「感官の確かな制御がヨーガである」とあります。
内容としては主に観想法によるヨーガ、静的なヨーガであり、
それゆえ「ラージャ・ヨーガ」(=王・ヨーガ)と呼ばれているのです。
その方法がアシュタンガ・ヨーガ(八階梯のヨーガ)と言われる
八つの段階のヨーガです。
ヤマ(禁戒)、ニヤマ(勧戒)、アーサナ(座法)、プラーナヤーマ(呼吸法)、
プラチャハーラ(一心集中)、ダラナ(凝念)、ディヤーナ(静慮)、サマーディ(三昧)。
また同書を根本教典として「ヨーガ学派」が成立。
同派は、ダルシャナ(インド哲学)のうち
シャド・ダルシャナ(六派哲学)の1つに位置づけられています。
12世紀-13世紀には、タントラ的な身体観を基礎として、
動的なヨーガが出現しました。
これはハタ・ヨーガ(力・ヨーガ)と呼ばれている。
現在世界中に普及しているヨーガはこのハタ・ヨーガの方法です。
内容としては難しい坐法(アーサナ)や
呼吸法(プラーナーヤーマ)を重視し、
"超能力"や三昧を追求する傾向もあるようです。
最初に瑜伽として日本にヨーガが伝わったのは、大同元年(806年)、
唐より帰国した空海にまでさかのぼる。
その後、
真言宗や天台宗の「護摩」、「阿字観」等の密教行法として、
現在に伝わっています。
禅宗の「座禅」も、ヨーガ・スートラ第2章に記述される「ディヤーナ」の音写です。
現在巷で流行している健康法としてのヨーガは昭和時代に伝播したが、
伝統的ヨーガを導入した新興宗教団体
オウム真理教による一連の事件の影響で、
一時下火になりました。
だが2004年頃から健康ヨーガは再びブームとなり、ダイエット方法の
1つとしてテレビで紹介されたり、CMで使用されることが増えました。
フィットネスクラブなどでは、エアロビクスと同じような
スタジオプログラムの1つとしてさかんに行なわれています。
この流行はインドから直接流入したものではなく、
アメリカ、特にニューヨークやハリウッドでの流行が影響したものと考えられ、
近年では同流行がインドへ逆輸入されているようです。
伝統的なハタ・ヨーガにフィットネス等の要素を取り入れ改良を加えたものが、
現代人に人気のヨガです。
現代医学の解剖学や生理学に基づいて古典的なヨガと融合した
合理性の高いヨガであり、米国のみならず、欧州、オーストラリア、香港など
世界各地でヨガを学ぶ人が急増中です。
美しい肉体を作ることを目的として主にアメリカで開発された肉体的に健康な
若者に人気があるパワー・ヨーガは、各種ポーズをストレッチのように
一連の流れの中で行うのが特徴です。
アイソメトリックな運動によるフィットネスが主な目的。
ハリウッドスターを中心に
一大ブームとなり先進諸国に広がったことから
「ハリウッド・ヨーガ」ともいう。
マタニティ・ヨーガは、妊産婦向けのヨーガです。
ヨーガの体操や呼吸法を通して一体感を味わえることが、
命の尊さを再認識し、
出産後の子育てが意欲的に取り組めるようになるといわれています。
呼吸と共に行うヨーガの体操は妊婦の心の状態を安定させる効果や、
分娩時の痛みのコントロールにもつながるようです。
ホット・ヨガは、高温多湿(温度を38度、湿度を65%程度)の人工的に
温度・湿度の空調管理が行き届いた、スタジオなどの室内で、
ハタ・ヨーガ等をベースにしたアーサナ(ポーズ)を行うヨーガです。
新陳代謝も効果的に上げることができ、身体・筋肉組織などの柔軟性を高める
と共に、脂肪燃焼効果も運動と発汗と共に期待できるため、人気を集めている。
発汗により脱水症状を引き起こしたり、高温・多湿環境で
気分や体調を害する可能性があるため注意が必要です。
ヨーガ・セラピーは、
多くのストレス関連疾患に対して著効があることから、
近年、医療機関での導入が進んでいるようです。
日本国内では一般的に「ヨーガ療法」と呼ばれ、認定ヨーガ療法士が誕生している。
今回の『リンパヨガ』は、
九州で初めて
池田先生が編み出されたヨガです。
元々、整体の勉強をされていたのですが、
整体の知識や技に加えて、ヨガの良さを取り入れて考案されたものです。、
特に大事な免疫力を高めるリンパの働きに着目したヨガです。
今日参加された方々は顔面と身体は対比していることを学びました。
参考資料をいただきましたが、もし、欲しい方は、
電話をして、緑ヶ丘・第二幼稚園へおいでください。
残りわずか数枚です。
先着順に差し上げますが、無くなり次第に終了です。
TEL093-631-3939