緑ヶ丘・第二幼稚園 最新かがやき日記

緑ヶ丘・第二幼稚園のかがやく子ども達の成長を見守り、親も教師も園長も子どもに負けず共に成長する日々を綴った日記です。

お彼岸は春爛漫!

2015年03月22日 20時58分14秒 | 地球環境保護・省エネルギー・温暖化

平成27年3月22日(日) お彼岸は春爛漫!

 暑さ寒さも彼岸まで、素晴らしいポカポカ陽気の晴天が続いています。

 中間市の姉妹園 緑ヶ丘第三幼稚園の年長さんの卒園式も感動の内に無事に終わりました。

緑ヶ丘第二幼稚園でも緑ヶ丘第三幼稚園でも創立以来、情操教育に力をいれています。

どちらも一人ひとりが、輝く成長振りで、厳粛な中に、感動的な素晴らしい式でした。

小学校に入学しても、きっと一人ひとりが持っている良い個性を磨き、活躍することでしょう。

                         

年長さんが植えた球根のチューリップは、年長さんに負けずぐんぐん茎を伸ばし

赤・白・ピンク・黄色・紫 可愛い蕾を見せています。

明日は、もっと開花するでしょう。


園庭の桜も、このところ3日続く日中の気温の上昇で、

見る間に蕾が膨らんできました。

            
                 

日曜日の卒園式の日には、桜は、まだ全然開花していませんでしたが、

今朝は、5輪も開花しました。

昨日の鹿児島県に続き、本日は福岡県も、開花宣言がありました。

緑ヶ丘第二幼稚園の桜も,例年より遅めですが、やっと開花宣言です。


 さて、 桜咲く400℃の法則とは?

 桜は冬の寒さで目覚めた後(休眠打破)、春に向かう暖かさで成長し、

ご当地福岡県では、3月下旬頃には花を咲かせることになります。

過去の例から、

東京では休眠打破が終わった頃の2月以降の毎日の平均気温を足して、

その合計が400℃前後となった頃に開花を迎えることが多くなっています。


 1970年以降のデータは以下の通りです。

桜が開花するまでの積算気温の推移年によってややばらつきはありますが、

おおむね400℃に達する頃が、桜開花のひとつの目安となっています。

10年ごとに区切っていくと、

  1970年代は約396℃

  1980年代は約404℃

  1990年代は約433℃

  2000年代は約416℃

  2010年代は約400℃(4年平均)

  1970年~2013年までの平均は約411℃となります。


 ここで積算気温が極端に少ない場合や、多い場合は以下の様なことが考えられます。

  冬が厳冬傾向で、春になると急激に暖かくなるような年は

比較的少ない積算気温で開花しており、顕著な例としては

「1977年335℃」や「2013年355℃」がそれにあたります。


逆に、冬が暖冬であったり、開花直前に  低温にさらされたりした場合などは

積算気温が増える傾向にあり、顕著な例としては

「2005年453℃」や「1995年458℃」などがそれにあたります。


今年は冬らしい寒さを経て、3月上旬に寒かったものの、

中旬以降は平年より高い傾向となっていることから、

おおむね400℃前後が開花の目安になると考えられます。

積算気温400℃突破は26日頃?

               

開花から満開までは通常7~8日程度は要しますが、

今年は4日~5日であっという間に満開へ?

ということも考えられそうです。

  (ウェザーマップによる桜の開花予想より)

杉江 勇次 (気象解説者/気象予報士/ウェザーマップ所属)

「人の生活と気象情報というのは

 切っても切れない関係にあると思います。

 特に近年は突発的な大雨が増えるなど、

 気象情報の重要性が更に増してきている

 のではないでしょうか? 

 私は1995年に気象予報士を取得しましたが、

 その後培った経験や知識を交えながら、

 よりためになる気象情報を発信していきたいと思います。

 災害につながるような荒天情報はもちろん、

 桜や紅葉など、レジャーに関わる情報もお伝えしたいと思っています。」

 official site 天気予報より

さて、今週末には、絶好の お花見日和になると予想されているのですが… 

                   

 24日は三学期の終業式。25日から春休みになります。

どうぞ、交通事故や、誘拐などの事件に巻き込まれないように

充分に危機管理にご注意くださいませ。

 また、夏休みや冬休み同様に、

 規則正しい生活リズムに気を付けて

『早寝早起き 朝ごはん・読書・コミュニケーション』には

特に留意の上、4月の新学期を心弾ませて迎えましょう。

                 


また、一昨年より前には無かった心配は、

戸外での遊びや活動の時の外気の状況、

つまりPM2.5の飛散状況です。

 特に黄砂や花粉の飛散と重なると、突然、

呼吸器疾患やアレルギーなどの発作が出やすくなり、

場合によっては、命に関わる結果も予想されます。

         

特に、アレルギー体質や喘息など持病がある方は、

粒子の小さいそれ用の目の細かいマスクや

プラズマクラスター式の空気清浄機など準備し、

安全安心な環境保全に、充分にお気をつけください。


          知らせ 


  入園式は、4月5日(日)

  翌日6日(月)バスリハーサル

  始業式は、4月8日(火)~ 

  暫くは、ならし保育ですから、午前中で降園

  4月13日(月)から通常保育 
及び 新入園児の預かり保育開始
    ※ 保育所に行っていたお子さんは4月1日~OK!


  春休み中も、預かり保育を実施しています。

    平日は、8時~午後6時半  

    土曜日は8時~午後4時半まで
  


 見学や入園・転入園の希望者は、常時受け付けています。

   但し、空きがあれば即入園できますが、場合によってはキャンセル待ちになります。
  

   まずは、電話で見学の予約をしてください。   
      
     093-631-3939

                  
    

  親子遊びの広場にこにこroom  は、4月はお休みです。

      平成27年度は、5月の第3木曜日からスタートします。

      ※参加予約は、4月10日から受け付けます。

      093-631-3939
  

                      
  子育て教室は、

    4月23日(木)10時~からスタートします。

    こちらは、予約は要りません。

    どうぞ、躾や子育てのポイントを、お母様同志

    気楽に真剣に学び合いましょう。



             

  子育て悩み相談

   4月9日(木)13時~から 秘密厳守でスタートします。

              

 

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第61回卒園式

2015年03月15日 22時43分50秒 | 教育

平成2773月15日(日)のち曇り後晴れ

 本日、晴れやかな卒園式の日を迎えました。今朝までは、雨天で、本降りの予報。

お天気が大変気がかりでしたが、朝方には、次第に雨があがり嬉しく有り難いことでした。

 平成23年は、福岡県が日本で二番目に早い開花宣言が出ていたのですが、

今年は、まだ、我が家の梅の花も、やっと開花。5~6分咲きです。

 園庭のシンボルツリー3本の桜の木も、つぼみがぐんぐん膨らみつつありますが、

開花は、例年より遅れそうです。

南側のバス通りのこぶしの花も、例年は少し開花しかけているのです。

今年は寒波が続いたせいか、まだ、二三本しか開花せずかなり遅れているようです。

 

 4年前は、2011年3月11日午後2時46分ごろ、まさに千年に一度の

「未曾有の国難」の巨大地震が、三陸沖を震源に日本列島を襲いその直後に卒園式でした。

 阪神大震災の約1000倍に相当するM9.0のエネルギーで激震が約5分も続いた後、

最大数十メートルの津波が押し寄せ、無数の方々の命や生活が奪われました。

 日本本土の地盤が約2.4メートルも移動したというほどの衝撃に、相次ぐ余震、

そしてあってはならなかった福島原子力発電所での炉心溶融。

 被曝被害も発生し、数十万人が避難生活を余儀なくされ、

広範囲で大きな被害が出て緊張の日々が続きました。

 

 当時は、都内でも相当大きく長い時間の揺れがあり、いまだに東北~関東では、

余震が続いています。 

 

 関東~東海地方に、重ねてマグニチュード7クラスの最悪の事態が起こらないよう願いつつ

被災者の皆さんの一刻も早い復興と、犠牲者の方々のご冥福をお祈りいたします。

とりわけ被害に遭われた皆様の心の復旧復興を心よりお祈りいたします。

 

 さて、 第61回卒園式が無事に終了しました。

 今日は、第61回☆卒園式 133人の

ご卒園、おめでとうございます!

  今年も早い方々は、8時半過ぎには家族そろってもう登園。

玄関や園庭や教室やホール…思い出のシーンをしっかり脳裏に刻むように

あちらこちらで家族で記念撮影をしている姿がみられました。

いよいよ10時過ぎには全員が登園し、

10時15分には在園生も少し緊張した表情でホールに入場しました。

 10時20分には卒園生の保護者の皆様も 殆ど着席し、

その直後に 園長先生と一緒に ご来賓も入場。

 そして5分前には、今日の主役の133名の年長組さんが担任の先生と胸を張って廊下に整列。

左胸には、心を込めて折り紙で作った薔薇の花かざりが とてもきれいです。

 10時25分、威風堂々』(いふうどうどう、英語: Pomp and Circumstance作品39は、

イギリスの作曲家エドワード・エルガーが作曲した管弦楽のための行進曲集ですが、その荘厳な

威風堂々』のメロディーにのって

皆の拍手の中

                          

いよいよ卒園生が入場開始し、丁度10時半から 卒園式開式でした。

 厳粛な静寂の中、担任の先生が一人ひとりの名前を呼び上げ

緊張した面持ちの子ども達は、元気な返事「はい!」

まず、園長先生から卒園証書を一人ひとりに手渡しました。

133人の卒園生は、引き締まった表情で、しっかり胸を張り

園長先生に視線を合わせて、お辞儀して、どの子も立派な態度で受け取った

 卒園証書を大事に持って… 着席いたしました。

 

式の後半、一人の女の子が歌を歌いながら顔をぐしゃぐしゃにして泣きはじめました。

また、保護者席でも、あるお父さんがめがねの奥の涙を一生懸命に拭いていました。

すると、その付近のお母様方もハンカチを取り出し目頭を押さえ始めて…もらい泣き?

                

私も園長になったばかりの時に、一人ひとりの子どもに卒園証書を手渡す場面で、

その子の在園のときのさまざまな思い出が、走馬灯のように頭の中でめぐり、

その思い出で胸がいっぱいになって、たびたび涙ぐみそうになりました。

 

ですから、今は、卒園証書を手渡すときには、涙ではなく笑顔でお別れできるように

一人ひとりのエピソードをなるべく思い入れないように平常心を保つよう努力しています。

 

 卒園式のときに、涙ぐむ職員や、保護者、卒園生も多いのですが、別れの辛さだけでなく

たぶん園生活の初めからのことをいろいろと思い出し、その幼かった子どもの見事な成長ぶりや

印象深かった出来事が想起され、感動して思わず知らず涙ぐむことが多いことでしょう。

          

ご来賓の近隣H小学校のM校長先生は、

「卒園生の態度が素晴らしい!すごい集中力!どの場面でも目が輝いていますね!」

その上、

「在園生代表の年中組さんが最後までよい姿勢で、

歌も呼びかけも素晴らしく、キョロキョロしないで落ち着いていて

最初から最後まで態度がとても良いのにビックリしました!」

と お褒めの言葉をくださいました。

                          

また、A小学校の校長先生からは、

「2015年の3月15日に卒園、いちごの年のいちごの日に…と、

一生今日のこの嬉しいいちごの日を思い出してください。」

と、印象深いお祝いの言葉をいただきました。

                         

北九州アカデミー少年少女合唱団の創設者・指導者のS田先生も

「どの子も行儀が良いし、はきはき、きびきびしていて とても良かった。

長時間集中して式に参列するのは、大人でもものすごくくたびれるのにスゴイ集中力!

歌はいつもの のびのびとした声ではなく、かなり緊張気味の感じだったが、

人生初めての卒園式だから、普段通りにはいかず 緊張したのはやむを得ない。」

などとおっしゃっていました。

                             

本当に、在園生(年中組さん)の姿勢が良くて、最後まで

よい態度で、心を込めて しっかり集中して 式に参加し

1時間半位も 素晴らしい集中力!お話を聴く態度が、とてもよく育ってきています。

                         

式の後には、園庭で 在園生代表の年中組さんが、お見送りのPA鼓隊生演奏曲を初披露。

年中組の保護者の皆様も 初めて演奏を聴き大感激でした。

平成27年度がとてもたのしみです。

               

       

 昨年も過去最高の落ち着いた雰囲気と申し上げましたが、

一段と和やかに、落ち着いて自然な雰囲気で 最後まで厳粛な卒園式が終わりました。

                   

うららかな日差しの園庭でも、しばらくクラスごとに名残を惜しみつつ

それぞれ沢山の思い出を胸に刻んで、家路へ!

 

今年は、保護者の皆様のマナーもとてもよく、式中の私語もなく、

駐車マナーをよく守ってださり、お互いに譲り合い、

大変スムーズに良い雰囲気で進行いたしました。

唯一残念だったのは、国家斉唱… 保護者の方々の一部の方が起立せず、歌わなかったこと。

国旗国歌の法制化後にも関わらずそのような保護者が当園に存在していたとは??解せない。

                     

   ご卒園、おめでとうございます!

 6月の第1回同窓会まで、お元気で!

 きょうの卒園式のシーンも入れた卒園アルバムは、

 そのときにお渡しいたします。どうぞ、お楽しみに!

                         

数々のご協力をいただきありがとうございました。

卒園後も 末永く 幼稚園を「心のふるさと」として

親子でより所にしてください。

折に触れ、子どもたちの成長ぶりを 

園長・担任教諭に ぜひ園へ訪れて お知らせください。

全員の健やかな成長とご活躍をお祈りしています。

                  

 志を高く、大きな夢の実現に向かって、親子で

 元気、勇気、根気、やる気で頑張ってください。

 卒園生総数は、13,358人 になりました。

  国会議員・北九州市会議員・大学や高校や中学・小学校の先生や校長先生、

会社の社長さんになった人も、医者・薬剤師・看護師・介護などの仕事についた人も

あるいは、デザイナーや画家やピアニストや音楽家、書家などなど

芸術的な分野でのご活躍目覚しい人もいます。

スポーツマンもいるようです。

                            

 世界的に目覚しい活躍で名前の知られた卒園生は、

孫正義さん(ソフトバンクホークスのオーナー) でしょう。

  http://www.ustream.tv/recorded/11223402

 (ユーストリームで約2時間、↑ 未来の教育に関する興味深い対談。)

  http://www.softbank.co.jp/donations/?page=list.html

 北九州市立引野小学校の創立50周年の記念式典の折りに

卒業生の孫正義さんからのお祝いのビデオレターが、来賓紹介の最後に

披露されました。そのことは、以前のブログでも紹介させていただきました。

子ども向けと大人向けの二種類をDVDに収録してありました。

                           

一昨年から昨年にかけてクラッシック音楽の世界で国際的に注目されたのは

ピアニストの永田郁代さん。

一昨年、イザイがショパンの楽曲のバイオリンでの演奏に編曲した楽譜を復元し世界初の出版。

その時々の当代一流のバイオリニストたちが愛したショパンのピアノ曲のバイオリン版。

イザイもバイオリンの名手のその一人で、永田さんは、イザイの子孫を現地ヨーロッパに訪ねて

パリに滞在し、苦労を重ねて、復刻したそのイザイの楽譜の演奏を試みました。

NHK交響楽団首席バイオリニストだった徳永二男(とくながつぎお)さんのバイオリン演奏で

ピアノは永田さんの演奏で、昨年11月5日にCDを出されました。

永田さんは、ヨーロッパやアメリカでもコンサートを行い、むしろ国内よりも外国で有名に。

その後、日本の新聞各紙でも記事が見られて、大いに注目され

地元の若松区学術研究都市内のFMラジオ『エアー ステーション ヒビキ』にもご出演でした。

                           

 他にも実業家、建設業、大工さん、有機農業家、エンジニア、仕出し料理屋、公務員…

コックさん、パン屋さん、パティシエ、写真屋、果物店主、八百屋、美容師、自営業など、

様々な社会の分野で、それぞれの輝く個性と能力に磨きをかけ、ゆたかな感性を開花させて

卒園生の皆さんは、世のため人のために輝く才能を発揮し貢献しています

                           

どの子も、緑ヶ丘第二幼稚園出身に誇りを持ち これからも胸を張って

元気にそれぞれの道で、目覚しいご活躍をお祈りしています

      

教職員一同は、いつも、

卒園生全員の幸せな人生を心からお祈りしています。

どうぞ、また、園にお立ち寄りください。

         

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もうすぐ卒園式

2015年03月12日 22時15分45秒 | 教育

平成27年3月12日(木)

素晴らしく美しい満月、そして,日中はあたたかい日差し。

でも、風は冷たい。

本日は、公立中学の卒業式。

           

晴れ姿を来賓席から見せて頂き前途を祝福致しました。

厳粛な雰囲気の中、祝詞や送辞、答辞も素晴らしい。

               

校長先生は式辞で登山家のエピソードを採り上げて

夢の実現には、勇気を持つょうに等…励ましのはなむけの言葉。

 

教育委員会からは、今を時めくテニスプレイヤーの

錦織圭さんの素晴しい快進撃のその裏の努力談。

小学6年生で大きい夢、世界チャンピオンになりたいと書いている。

ところが、世界の頂点を目指し始めたが、気持ちの弱さをなかなか克服できない。

コーチのマイケル・チャンの指導で自分を信じて攻撃的に攻めて行くように。

何度も怪我を繰り返し、足の指の怪我、手術のあとも、心配が払拭できない状態だが、

コーチは敢えて試合に挑むように強く勧めた。

「勝てない相手も、もういない。」

世界王者のジョコビッチに対しても怯まないで、挑んだ。

弱気な心を克服し、4大テニス大会進出。

克己の気持ちがどんどん強くなり、成長し自信を持てるようになってきた。

 

来賓祝辞のトップバッターは、PTA会長Iさん。感謝と末永い友情を。

式後の卒業生全員からの感謝の心を込めたコーラスは、二つの曲。

それぞれが、味のある歌声で素晴らしい。

一曲目の最後から泣き始める女子たち。二曲目になると、先生方も涙。

最後には、保護者も溢れる涙をハンカチで押さえ、

素晴らしい感動の式が無事に終わりました。



さて、年長さんは、もうすぐ卒園式。

第61回目の卒園式のおけいこにがんばっています。

楽しい幼稚園での活動も、もう最後の仕上げの時期で、

カウントダウンに入りました。

幼稚園でお友達とともに過ごすのもあと明日一日だけ。



年中さん以下も、一年間の保育のまとめ、

終了の日時が間近になりました。

今日は全員、明日お家に持って帰る予定の

スケッチブックを仕上げていました。


理事長先生は、この時期にこの全園児の

お絵かき帳を見るのが、とても楽しみなのです。

年長さんの絵画表現力のついた、

イキイキと描かれた一枚一枚のスケッチに

その子供の感動の跡や苦労や努力の跡、

成長の証拠があちこちで見られ、

目覚ましく成長した事が確認され、

家族関係も有りありと分かり、

子どもの絵はとても面白い。

                 


年中さんや、年少さんのスケッチブックにも

時々年長さん??と思われるような

丁寧で細やかな表現が見られたりもいたします。

息をのむほど美しい色使いで表現されていたり、

一体どうしたら、こんなに

のびのびとゆたかな表現が出来るのか?

と思うような素敵な絵もあります。
                 

今年も、振り返ってみると、

情操教育61周年目の成果が多くみられ

ほんとうに子どもたちの持つ潜在能力に驚かせられました。

幼稚園教諭は、

子どもたちの成長ぶりを目の当たりにできる素敵な仕事。

明日は、最後の思い出作り。

楽しみですね。

 

                     

 

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お雛祭り お茶会 

2015年03月03日 21時26分30秒 | Weblog

平成27年3月3日(火)のち

本日は桃の節句。雨が降り始めました。

また寒さがぶり返してきています。

三寒四温の時期です。

          

啓蟄が近いので、きっと一雨毎に

あたたかい春が近づいてきています。

            

晩秋に年長さんが植えつけたチューリップの球根も

2月下旬からもう2~3㎝位芽を伸ばして、

遅かった梅の花も、蕾がふくらんできました。

            

 桃の節句のお茶会を和室で致しました。

 お休みしないで、全員元気にお茶会に参加出来る様に願っていました。

 今年は、インフルエンザの罹患者も、風邪などでの欠席も少なくて

みんな元気にお茶会に参加できてほんとうに良かったと思いました。

              

遠賀川の川土手は、菜の花がチラホラ開花し、

黄色い絨毯がうっすらと広がってきました。

            

明け方は肌寒くどんよりと曇っていたのでしたが、間もなく降り始めました。

ですが園の和室は、早朝からお茶席用の炭を炉におこして、

お香を燻らせて、馥郁とした雅なあたたかい雰囲気に包まれました。

                   

例年のとおり桃の花と菜の花を花瓶に活けて飾りました。

和室のしつらえを整え、毎年迎える健康と長寿を祈る

雛祭りのお茶会を、今年もしました。

 

和服に着替え いつもとは違ったおしとやかな先生方のお点前により、

日頃は活発な男の子も神妙な面持ちで、伝統の和の風情『わび・さび』の世界にひたり、

心ゆたかな時間が流れました。

                    

表千家茶道師範の理事長先生が、7席のお茶席の席主を勤めてくださいました。

子どもの年齢に応じて、心に響く色々なお話をして、心んゆたかなひとときを過ごしました。

 

           『ひなまつり』のはじまりは?

           『ながしびな』のはなし…

           『お茶』の効用

           『炭』の話も…

 

     そして、『うれしいひなまつり』を歌います。 

 

            うれしいひな祭り

                   作詞:サトウハチロー

                   作曲:河村光陽

 

          あかりを つけましょ ぼんぼりに

          おはなを あげましょ もものはな

          五人ばやしの ふえ たいこ 

          きょうは、たのしい ひなまつり

 

          お内裏様と お雛様 

          ふーたり ならんで すましがお

          およめに いらした 姉さまに 

          よく似た 官女の白い顔

 

          きんの びょうぶに うつる ひを

          かすかに ゆする はるの かぜ

          すこし 白酒 めされたか 

          あかい おかおの 右大臣 

 

          着物を きがえて 帯 しめて

          きょうは わたしも はれすがた

          はるの やよいの このよきひ

          なにより うれしい ひなまつり

       

           

 席入りの、おの演奏『さくら』は、主任 M・O先生。

裏方の水屋の点て出し のお手伝いをくださる先生方、

http://verdure.tyanoyu.net/mizuya.html

お運び担当の先生方も準備万端。

お茶菓子の準備や裏方の采配をしてくださる大ベテランのS・K先生にも大変お世話になりました。

K・O先生もK・Y先生もH・K先生も和服姿でお点前くださいました。

様々な体験を通じて、こどもたちは

大きく飛躍するジャンプ台に立ちグーンと成長する時を迎えます。

情操をゆたかに、感性を高めるためには、心にひびく環境に浸るのも非常に大事なことです。

                    

今、園の玄関ホールには、美しい『さげもん』や『てまり』がたくさん飾ってあります。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%95%E3%81%92%E3%82%82%E3%82%93

この『さげもん』は、

いつも慰問や仲良し交流会に年長組がおじゃましている

倫尚会特別養護老人ホーム 『ウェル馬場山』の

http://www.rinsyoukai.or.jp/

デイサービスの高齢者の方々が、丁寧に型紙をあてて、ちり緬の布を花びらのように切り取り、

一針ひと針 おばあさんたちが心を込めて縫い合わせて

そこへ おじいさんたちが綿をきっちり詰めて、まりの形に、また

接ぎ合せて 手作りしてくださり 

園児の 安寧と長命を祈り

プレゼントしていただいたものです。

 

 

また、柳川にお出かけした方から お土産として寄贈の 美しい刺繍の鞠も

玄関ホールの七段飾りのひな壇の横に飾ってあります。

手作りのあたたかい真心の込められた素晴らしい作品の数々です。

                

日本の伝統の技の中に、

多くの方々が 心から 子どもたちの 成長や長命を祈る

そのあたたかい気持ちが伝わってまいります。

どうぞ、園へお越しの節は、お雛様をご覧になり、

その周辺に飾ってある『さげもん』や『刺繍手まり』もゆっくりご覧ください。

 一つひとつ色合いや柄が違い、真心のこもった制作者のパワーを感じ

伝統を大事にする中に 深い味わいがあり、心ゆたかになりますね。

                          

「わざわざ柳川に行かなくても幼稚園で幽玄夢幻の雅な雰囲気が味わえる」

と、保護者の方々や、近隣地域の方々もおっしゃって

しばし 親子で足を止めて 眺めて、

会話を楽しんでくださっています。

                     

最近は、輸入住宅や洋風のモダンなつくりのお宅が増えてきて

全室フローリング、つまり、畳の和室が全然無いお宅もあるようですが、

時々は の上で、正座して 心を落ち着ける体験も

日本人なら、ぜひとも必要ではないでしょうか?

                

ちゃぶ台について、正座してお食事するお宅も 殆どなくなり、

テーブルで椅子に座るという洋風スタイルの家庭ばかりになってきました。

ライフスタイルが変化してきています。

畳の上で座って、かしこまって飲食をする経験も今は殆ど無くなったようです。

 座り方やお箸の使い方、お茶碗の持ち方など、全て昔は 家庭で繰り返し注意され、

子どもたちは食事の時間には、かしこまって静かにお行儀よく空腹を満たし、厳粛な気分で

お茶やごはん、おかずを口にしました。

 

ウロウロしながら立ち飲みや立ち食いは、決して許されませんでした。

特に女の子は、

「氏より育ち。はしたないことをするとお里がしれる。」

などと言われ 

女の子はどんな方とご縁があって結婚するかわからないから

どんな家風のところにお嫁入りしても、恥をかかないですむように…

 と、幼少時から気立てよく、感謝の気持ちを表す女性になるようにと、

立ち居振る舞いやお行儀面は、両親だけでなく、祖父母からも悉く厳しく躾られました。

 

たとえば…玄関で、お客様をおむかえするときには

「お辞儀は座ってなさい。立ったままでご挨拶とは、なんて行儀の悪い子だ!」

などと言われ、

夕方、埃を掃き清めた玄関では、

「お父様、おかえりなさい!」

「お疲れ様でした。」と

母親と共に、子どもたちは玄関に走り出て、

あるいは、正座して三つ指ついてお辞儀し

一家の大黒柱のお父さんを 出迎えたものです。

 

だが、最近の玄関は、スライド式の戸ではなく、ドアー式の玄関が増えましたから、

戸の開け方も閉め方も以前の方法とは異なって、中にはバリアフリーで段差も無いような玄関も登場して、

上がり框(あがりがまち)なども無く、本当に随分ライフスタイルが変わりました。

 

でも、

宇宙飛行士の山崎直子さんもおっしゃっていましたが

日本人は、国際化の時代だからこそ、

より一層日常生活でも和の心を忘れずに

やはり、四季折々の季節感のある伝統行事を大事にして、

肌で感じる感性をゆたかに育てていきたいものです。

 

それぞれのご家庭でも、子どもたちの健康と長命を願い

『おひなまつり』を 伝統にのっとり

お祝いしてみませんか?

 

子どもたちの心をゆたかに育てる『情操教育』に、もっともっと関心をはらい、

感性を高める工夫をしてみましょう。

                     

この乳幼児の時期には、特に 感性をつかさどる右脳に良い刺激を与え

ご家庭でも『右脳の配線工事』にも、力を入れていただきたいと願っています。

               

  感性をゆたかに… 心を育てる!  

緑ヶ丘第二幼稚園では、創立以来、情操教育に励み

心ゆたかに…という育ちに特に力を入れています

          

見学ご希望の方は、随時受け付けています。

入園ご希望の方も、ご遠慮なくどうぞ、先ず電話を!

  TEL093-631-3939

 

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