曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

松ノ木峠から冠山・寂地山への道

2015年09月06日 | 日記

今日の花

ツリフネソウ

大島では見られない花です。たくさん咲いていました。

 


 昨日の続きです、錦川を遡ったところまで紹介しましたが今日は山口県と広島県の県境の松ノ木峠から寂地山へ向かってイケマを探しながら歩いた登山道を紹介します。私にとっては初めての道なので楽しかったです。植物を探しながら歩くのでずいぶん時間がかかりました。

いつものことですが写真の枚数が多くなりました。でも山道を一緒に歩いた気持ちで御覧になってください。

 


松ノ木峠からの入り口

手入れの良い杉林

石畳なんてすごいなあと思ったらここだけでした。

赤松の林です。もう少ししたら松茸が出るのでは・・・・・

道の右側は広島県ですがほとんど雑木林ですね。

大島では見ない植物ですが何でしょう。

高度を上げてゆくと熊笹が見え始めました。まだ背が低いです。

道は尾根沿いにあり、ここは分水嶺で県境です。

この日花はあまり見当たりませんでしたがホトトギスの花があったのでしゃがみこんで写真を撮っていると向こうから若い山歩きの人がやって来ました。撮っているところをしっかり見られました。

山口県側の森と広島県側の森ははっきり違うのです。片や造林で片方は自然林です。行政の違いでしょうか。

右側を見ると素敵な雑木林です。

左側を見れば鬱蒼と暗くて下草も生えない杉林です。

明るい雑木林がいいですね。熊の餌もあるでしょう。

何でしょう?

初めて小鳥に出会いました。すぐに見えなくなったのでなんだかわかりませんでした。こんど鳥屋さんに聞いてみましょう。

ヒヨドリバナは盛りを過ぎていました。

カラマツの林でしょうか、カラマツは大島にありません。

山道らしくなってきました。

 

大きな杉がポツリポツリとあるようになりました。自然に生えた杉でしょうか。

だいぶ奥に入ってきました。人の手の入っていない林のようです。古い大きな樹はいいですね。

大きな樹にはそれなりの風格があります。

枯れた巨木にキノコが生えています

寿命の尽きた古い木が倒れ、その空間を若木が埋めてゆきます。

獣の足跡がくっきりと

ちょっと珍しい植物

冠山への分岐点

 

お腹もすいたしイケマは見つからないしでこの辺で引き返しました。1280mくらいでしょうか。登りはキョロキョロ見回しながら3時間かかりましたが下りは500mの高度差を1時間で駆け下りました。終いには膝が笑っていましたよ。歳ですかね。

帰り道 にしきの道の駅でお土産を買って帰りました。大好きなワサビのしょうゆ漬けです。

遅くなったので人影もあまりありませんでした。

 

山の雰囲気を感じていただけましたでしょうか。秋にはまだ早くどちらかというと夏でしたね。