曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

みかん畑の朝露

2015年09月24日 | 日記

今日の花

昨年も今ごろ秋口に撮ったのを覚えているのですが名前は忘れました。

今夜早速コメントで花の名前を教えてくださった方がありました。 ツルボという球根性の草花でした。


 少し前(2週間ほど前)のことですが朝みかん畑に草刈りに行くと草もみかんの木も朝露で濡れていました。みかんの木に張っているカヤツリグモの巣が白く光っているのです。蜘蛛の巣にまで朝露が付着しているのは珍しいことです。小さな水滴に朝日が当たって所々虹色に光っています。こんなチャンスはめったにありません。トラックに積んであるカメラをとりだして撮り始めました。ファインダーを覗いてみてこんな時にマクロレンズがあったらなあと悔やまれましたが仕事の時は普通の標準ズームしか持っていません。もちろん三脚もほしいところですが無理な相談です。せっかくの自然が作ったアートですからいっぱい写真に収めて帰りました。

夜になってパソコンで開いてみて写り具合はやはりがっかりでした。それでその日はそのまま閉じてお蔵入りでした。

今朝は昨夜からの雨で仕事になりません。暇つぶしに朝露の日の写真を開いてみると少しは面白いのもあるのでアップして見ようと思い直し、一度捨てたものですが載せてみます。最後の所に別の日に撮ったマクロレンズを使って撮った写真を比較のために載せてみました。やはり違いますね。

 


巣が露に濡れて少し不機嫌なカヤツリグモさん

みかんの木の枝にかけられた蜘蛛の巣です。 

 

エノコログサの穂

 

エノコログサの葉

 

 


別の日に撮ったマクロレンズを使用した写真

こんなに違います。でも自然が作る作品はきれいですね。多くの人は気付かず朝露の草を踏みしめて歩いていることでしょう。

朝日が昇って行くとすぐに消えてしまいます。露や霜ははかない一瞬の作品です。