曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

ウミアイサ

2019年03月01日 | 日記

今日の花

辛夷(コブシ)の花が2月中に咲き始めました。やはり暖冬の影響でしょうか。次々と咲いているはずなのに花の数は一向に増えません。よく見ると花弁をヒヨドリが来て食べています。ヒヨドリは辛夷の花弁が大好きです。

 


 2月の下旬のことです。海岸沿いの道路を走っていると海の上に黒い点々が見えました。カモメのようです。車を停めて堤防に隠れながらそっと近づいて行きました。鳥たちはまだ私に気づいていないようです。鳥はカモの仲間のウミアイサのようです。15~16羽の群れが海中に潜っては餌をとっているようです。ウミネコなど普通のカモメは海中には潜りませんがウミアイサはかなり深くまで潜って魚を捕らえているようです。その様子をしばらく眺めることができました。

海面を漂っているウミアイサの群れはどれか1羽が潜るとみんな一斉について潜ります。そして30秒くらいするとみんなが一度に海面に姿を現します。海中での行動は見ることができないので想像しかありませんが、鳥たちはみんな翼を広げて空を飛ぶように海中を泳いているのでしょうね。一度、一羽が魚をくわえて海面に上がってきました。その一羽を追うように数羽の仲間が後ろから追って浮き上がりましたがそのまま魚をくわえた鳥をみんなで追いまわしました。魚をくわえた方も取られてなるものかと必死で逃げます。遠くから撮った写真なので何を咥えていたのかよく分りませんでしたがメバルのようにも見えました。

そのうちに私の姿に気が着いたようで群れはみんな沖へ向かって泳いて行きました。冬の間は野鳥が多いので眺めるのは楽しいですね。

 


ウミアイサの群れ

 

次々と潜って行きます。

 

何かエサを咥えて上がってきました。

みんなよこせよこせと追い始めました。

逃げる方も必死です。

向きを変えて逃げてゆきます。

逃げ切れたようです。咥えているのはメバルのようです。おご馳走ですね。

みんなで16羽いますね。

また潜り始めました。

オスもメスもいます。髪の毛がかわいいでしょう。

動画はフェイスブックの方に載せましたので、よかったら右のURLを開いてみて下さい。https://www.facebook.com/yamamoto.kozo.39?sk=wall