京都へ着きました
学生時代の仲間と桜の季節に京都で集うようになって13年目になります。
今年も学生時代の親しい仲間が京都に集まりました。みんなで若い時の思い出の場所を再び訪れたり、昔の貧乏学生には敷居の高かったお店も覗いてみます。春真っ盛りの京都は確かに観光客でごった返していますが、私たちはそんな所はできるだけ避けてのんびりとゆったりと観光を楽しめる所を選んでいます。今年は京都の南の宇治一帯を散策することになりました。
最初の訪問地は黄檗山万福寺です。万福寺は50年ぶりです。予約をすればお寺で精進料理の「普茶料理」が食べられるはずでしたが、残念ながら間に合いませんでした。また、四月三日のこの日が開山祥忌と言うお寺の重要な行事のある日と言うことも私たちには分かりませんでした。普茶料理については寺の外のお店で食べることができるのでそちらの方へ予約しておきました。山門を入ると少しづつ昔の記憶が蘇えってきました。そして、一般観光客がほとんどいなかったので本当にゆっくりできました。思い出してみると、昔初めて訪れたときにはお寺の伽藍が中国風なのに驚きましたが、今回は驚きよりも親しみを感じることができました。
黄檗山万福寺(開祖 隠元禅師)
総門
伽藍はとても広いです。
大きく立派な山門です
山門には受け付けがあって何か催しがあるのが分かりました。
一般の観光客はいくらも見当たりませんでした。
この日は開祖隠元禅師の命日だそうです。それで何か法要が行われていました。
布袋様 ここは京都七福神の一つです。
開版(かいぱん) 時を知らせるものです。
中国風の伽藍なので見慣れている普通のお寺とすこし雰囲気が違いますね。
人はいないし、静かに散策できました。