曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

初秋の一日

2015年09月20日 | 日記

今日の花

友達の家を訪ねる途中、道路わきの畑にコスモスの花が咲き始めていました。友達のお宅で偶然高校時代の同級生に出会いました。50年ぶりの出会いでした。

 


 1週間のご無沙汰でした。

気分が乗らずブログはしばらくお休みしようと思っていましたが秋の気配に背中を押され写真を撮りましたのでアップします。世間ではシルバーウイークとやらで皆さん旅行にスポーツ・趣味の世界など大いに動き回っているらしく今日はやたらと車が多いようでした。平和で豊かな国なんですね日本は。その素晴らしい国を自分一人で守っているようなことを言うお方がいますが困ったものです。人の意見を聞く耳を持たない性格のようですがやはりお坊ちゃまなのでしょうかね。おじいちゃんは混乱の責任をとってすぐに辞めましたがこのお方はそんな気はなさそうです。そうなると次の選挙を見てらっしゃいと言わざるを得ませんが前回の選挙のように4割の人が選挙に行かないようでは国民はまた甘く見られてしまうでしょうね。選挙前になると飴をばらまくのはいつものことですが目の前の飴に釣られる人が多いのも事実です。ともあれ次の選挙にはみんなで行きましょう。

今日の夕方西の空に微かですが彩雲が見られました。彩雲の表れるのは吉兆だそうです。何かいいことないかねー。

 


今日の音楽 (らんらんさんより)

W.A.Mozart - Ave Verum Corpus - Flash Mob - 

 

 

アヴェ・ヴェルム・コルプスはモーツアルトがなくなる少し前に作られたそうです。モーツアルトに教会音楽って似合わないような気がしますが彼のお父さんが教会音楽師だったので幼い頃の彼は教会音楽の中で育ち根底には教会音楽が流れているのだそうです。

歌ってみたい曲のひとつですが残念ながらうちのグループはこうゆう曲はやりません。

楽譜はここにあります。

Ave verum corpus natum de Maria Virgine. めでたし、乙女マリアより生まれ給いしまことのお体よ。
Vere passum immolatum in cruce pro homine: 人々のため犠牲となりて十字架上でまことの苦しみを受け、
cujus latus perforatum fluxit aqua et sanguine. 貫かれたその脇腹から血と水を流し給いし方よ。
Esto nobis praegustatum mortis in examine. 我らの臨終の試練をあらかじめ知らせ給え。
O Iesu dulcis, 優しきイエスよ。
O Iesu pie, 慈悲深きイエスよ。
O Iesu Fili Mariae. Amen. マリアの子イエスよ。アーメン。

春の桜と同じように秋のコスモスは好きな花です。まだ咲き始めでしたが爽やかな風にそよいていました。

 

 


空もすっかり秋らしくなりました。

 

連休ですね

 

 


夕方、西の空に彩雲

 

 

 

 

 


皇座山へアサギマダラの産卵調査に行きました

2015年09月13日 | 日記

今日の花

カンナの花  カンナは夏の花として暑苦しさが感じられわたしはあまり好きではありません。でもこのカンナは花弁が小さくて普通のカンナよりかわいい感じがします。

 


 久々で天気が良いので仕事をさぼって山へ行ってきました。アサギマダラの産卵状況は今が一番調査しやすいのです。皇座山のカモメヅルへの産卵がどうなっているかとても気になっています。日曜日なので山歩きの人などが多いかもと思っていたら山野草研究会の人たちが大勢で来ていました。私は蝶の卵探しですが皆さんはにぎやかに山野草の観賞を楽しんでおられました。

柳井へ向かう途中先日見つけたガガイモへの産卵場所と志度石神社のキジョランを調査してから行きました。ガガイモの卵はまだ変化が無く志度石のキジョランは予想通り新しい卵と初齢の幼虫を確認しました。

皇座山ではオスのアサギは数頭ヒヨドリバナにいるのを見ましたがメスの姿は見られませんでした。コカモメヅルに孵化寸前の卵はありましたが新しく産み付けられたものは見つかりませんでした。オオカモメヅルには卵は見つかりませんでした。また、早く生まれた幼虫がいるはずなのですがコカモメヅルには姿がありません。何処へ行ったのでしょう?

山頂付近の林の中にはミドリヒョウモンのメスが沢山いてあちこちで産卵していました。ミドリヒョウモンは年一回の発生ということになっていますが今産卵すればもう一回年内の発生があってもよさそうですが無理なんでしょうか。

 


ガガイモに付いたアサギマダラの卵

 

いい天気です

 

志度石神社へ

約500段の石段です。

キジョランの生えている所はこんな感じの所です。

 


皇座山へ

山野草の会の方たちが大勢で

最初にアサギマダラの雄が出迎えてくれました

みんなきれいな雄です。

一緒に歩いていた山野草の会の女性の方が私に質問しました。「蝶は鳥と同じように雄の方がきれいなのですか?」と聞かれたのでオスメスともに同じ模様のものもいますが、多くの蝶は雄の方がきれいですと答えておきました。なぜオスの方がきれいなのかと聞かれると簡単に説明できないところがありますが、「鳥と同じなのね。」ということで納得されたようです。

コカモメヅルに産み付けられたアサギマダラの卵

 

 


沢山いたミドリヒョウモン

メス

オス

産卵中のミドリヒョウモン

産みたての卵が3個並んでいました。ご苦労さん。

ミドリヒョウモンの産卵行動はとても珍しく食草に直接産みません。木の根元の樹皮に産んだり石や落ちている木切れ何にでも適当に産み付けます。近くに食草があればいいけれど卵から生まれたばかりの小さな幼虫は自力で這って食草にたどりつかねばなりません。

 


ヒヨドリバナにはダイミョウセセリも

 

 


鳥の人

2015年09月12日 | 日記

今日の果物

今年の初物です。これからは毎日栗拾いです。

 


 友達と道路で立ち話していると、嵩山の上に珍しくパラグライダーが見えました。今日は天気が悪く空にカメラを向ける気になれないような状態でしたが久々のパラグライダーにシャッターを切りました。望遠は持っていないし暗いし今日の写真は最悪でした。

いつか青空にくっきりパラグライダーが浮かんでいるのを撮りたいですね。

 


嵩山から飛び立ったパラグライダー

実は、10年余り前にこれがやりたかったのです。子供の頃には空を飛ぶのは夢でした。ハンググライダーは無理だとしてもパラグライダーならと考えて一つ買おうかと思いカタログまで取り寄せて検討していたのですが、カミさんに相談すると即却下でした。 

この距離で撮っているのでかなり無理があります。

雲の切れ目からちょっぴり青空がのぞきました。

 


嵩山頂の 花とコイケマ

2015年09月10日 | 日記

今日の景色

いつものみかん畑から見た安下庄湾。台風直後だからか四国がよく見えます。

 


 昨日ガガイモにアサギマダラの卵があるのを見つけたので、今日はコイケマにも卵があるかもしれないと思い嵩山頂へ行ってきました。山頂付近には小さいながらコイケマの群落があります。期待しながら葉を一枚一枚丹念に調べましたがアサギマダラの卵も幼虫も見つかりませんでした。アサギマダラはみんな里に下りてしまったのかもしれません。

しかたなく、景色と花の写真を少し撮って帰りました。

 


山頂付近のコイケマ

今回は花も実もありませんでした。

 


山頂付近の花

ホトトギス   面白い形ですね。

 

あまり見かけない花ですが何でしょう?  早速教えていただきました。ツルニンジンだそうです。

 

アザミ

ダイミョウセセリが吸蜜していました。

 

その他

山茶花がもう咲いていました。

 


山頂からの眺め

源明山と嘉納山

平郡島

 

広島の方向

 


ガガイモ と アサギマダラ

2015年09月09日 | 日記

今日の花

萩の花  秋の七草の一つです。

 


 今年の6月以降アサギマダラの食草探しに嵌っています。いろいろな食草を見つけることができましたがイケマだけはなかなか見つかりません。先日寂地山まで探しに行きましたが見つけることができず少し諦めかけていた所へ救いの女神(ほんとは男性ですが)が現れてイケマの株と種を送ってくださいました。願いというものはかなうものですね。神様はちゃんと見ていて叶えてくださったのです。昨日届いた苗を植え付け種の方は適期になったら播くつもりです。長野県のイケマだそうです。大事に育てなくてはね。

夏場に姿を消していたアサギマダラが里に下りてきて秋の産卵を始めたので、最近卵探しに忙しくなりました。今日は夕方雨が止んでいたので前から気になっていたガガイモの群落のあるところへアサギマダラの卵探しに行きました。ガガイモは普通日当たりの良い所に生えるものが多くアサギマダラの産卵場所としてはよくないのですが今日探しに行った所は薄暗い檜林の縁にあってアサギマダラの好きそうなところなのです。この辺だと見当をつけてガガイモの葉をめくって行くとやはり卵はありました。ガガイモの葉に生み付けれられたアサギの卵を見つけるのは初めてです。早速マークをつけておきました。順調に育つかどうかこれからみてゆこうと思います。

ガガイモには種がたくさんできていました。

 


ついにイケマの苗を手に入れました。

ごぼうのような根っこがあります。もう秋ですから今年中には芽が出ないかもしれません。来年の春までお預けです。

 

送っていただいたイケマの種

まだはじけていませんがやがてさやが割れて中の種が取れるようになると思います。

 


ガガイモに産み付けられたアサギマダラの卵

 

こんな感じの場所です。ヒノキ林の縁の所です。

次に見ら来た時のためマーキングをしておきました

 


ガガイモの種を紹介しましょう

 

 

ガガイモの群落

 

 


今、カモメヅルについていたアサギマダラを飼育しています。

カモメヅルの葉が足りないのでキジョランの葉を与えています。

 

 


キジョランでアサギマダラの秋の発生が始まりました

2015年09月08日 | 日記

今日の花

庭のシュウメイギク、秋ですね。

 


 8月の下旬から、レモン畑のキジョランにアサギマダラが卵を産み始めました。今年は秋の訪れが早いようでアサギマダラの産卵も例年より早いようです。今日仕事が終わって夕方キジョランを見に行くと先日から沢山たまっていた卵がみんな孵化したようでかわいい初齢幼虫がキジョランの葉に小さな丸い穴をあけていました。

すぐそばにあるジュズダマの葉でもクロコノマチョウの幼虫が孵化していました。秋は短いので幼虫たちは成長を急がなければなりません。

 


9月4日には卵が多かったのです。

 

この頃は毎日アサギマダラが産卵に来ているようで卵がどんどん増えました。

 

 


今日の夕方の様子

今日生まれたばかりのアサギマダラの幼虫

 

生まれて2~3日経ったアサギマダラの幼虫で2つ目の穴を食べています。

 


その他

孵化しつつあるクロコノマチョウの幼虫

生まれるとすくに自分の卵の殻を食べます。

今の時期、クロコノマチョウは初齢から終齢まで見られます。

 


かわいいゴイシシジミ

こんなかわいい小さな蝶ですが幼虫は珍しく肉食です。ササに着くアブラムシを食べて成長します。

 


さあ、木の枝に何かとまりました。何でしょう?

アケビコノハ(蛾)です。見事に枯れ葉に擬態していますね。飛んだからわかったのですがじっと枝にとまっていたら見つけることはできません。

 


松ノ木峠から冠山・寂地山への道

2015年09月06日 | 日記

今日の花

ツリフネソウ

大島では見られない花です。たくさん咲いていました。

 


 昨日の続きです、錦川を遡ったところまで紹介しましたが今日は山口県と広島県の県境の松ノ木峠から寂地山へ向かってイケマを探しながら歩いた登山道を紹介します。私にとっては初めての道なので楽しかったです。植物を探しながら歩くのでずいぶん時間がかかりました。

いつものことですが写真の枚数が多くなりました。でも山道を一緒に歩いた気持ちで御覧になってください。

 


松ノ木峠からの入り口

手入れの良い杉林

石畳なんてすごいなあと思ったらここだけでした。

赤松の林です。もう少ししたら松茸が出るのでは・・・・・

道の右側は広島県ですがほとんど雑木林ですね。

大島では見ない植物ですが何でしょう。

高度を上げてゆくと熊笹が見え始めました。まだ背が低いです。

道は尾根沿いにあり、ここは分水嶺で県境です。

この日花はあまり見当たりませんでしたがホトトギスの花があったのでしゃがみこんで写真を撮っていると向こうから若い山歩きの人がやって来ました。撮っているところをしっかり見られました。

山口県側の森と広島県側の森ははっきり違うのです。片や造林で片方は自然林です。行政の違いでしょうか。

右側を見ると素敵な雑木林です。

左側を見れば鬱蒼と暗くて下草も生えない杉林です。

明るい雑木林がいいですね。熊の餌もあるでしょう。

何でしょう?

初めて小鳥に出会いました。すぐに見えなくなったのでなんだかわかりませんでした。こんど鳥屋さんに聞いてみましょう。

ヒヨドリバナは盛りを過ぎていました。

カラマツの林でしょうか、カラマツは大島にありません。

山道らしくなってきました。

 

大きな杉がポツリポツリとあるようになりました。自然に生えた杉でしょうか。

だいぶ奥に入ってきました。人の手の入っていない林のようです。古い大きな樹はいいですね。

大きな樹にはそれなりの風格があります。

枯れた巨木にキノコが生えています

寿命の尽きた古い木が倒れ、その空間を若木が埋めてゆきます。

獣の足跡がくっきりと

ちょっと珍しい植物

冠山への分岐点

 

お腹もすいたしイケマは見つからないしでこの辺で引き返しました。1280mくらいでしょうか。登りはキョロキョロ見回しながら3時間かかりましたが下りは500mの高度差を1時間で駆け下りました。終いには膝が笑っていましたよ。歳ですかね。

帰り道 にしきの道の駅でお土産を買って帰りました。大好きなワサビのしょうゆ漬けです。

遅くなったので人影もあまりありませんでした。

 

山の雰囲気を感じていただけましたでしょうか。秋にはまだ早くどちらかというと夏でしたね。

 

 


錦川を遡って県境まで行ってきました

2015年09月05日 | 日記

今日の花

道路わきで彼岸花の咲いているのを見つけました。今日はまだ9月5日です。少し早すぎませんか。

 


 今朝8時半に家を出て山口県と島根県と広島県の県境になっている寂地山系を目指しました。山登りが目的ではありません。アサギマダラの食草のイケマという植物を取に行ったのです。もちろんイケマが見つかればアサギマダラの卵や幼虫そして食痕などを調べてこようと意気込んで出かけました。

イケマという植物は日本全国に分布していることになっていますが北方系の植物なのでしょうこちらの方ではほとんど見ることはできません。中国地方や九州でも1000m以上の所にあるらしいので、山口県で最も高い寂地山の周辺を探してみようと思ったのです。

錦川を遡って一番奥の宇佐というところから広島県の冠高原に抜ける道があり、松の木峠というところがあります。その峠から県境となっている尾根沿いに登山道があります。この道に入るのは初めてですが寂地に向かって登ってみることにしました。松の木峠が標高776mですから1337mの寂地山まではまだだいぶ登らなければなりません。でもイケマが早く見つかれば後は登る必要が無いので気軽にカメラだけ持って山登りを始めました。1時間も登れば見つかるだろうと気楽に考えていました。でも、結果は・・・・・・・

今日のブログは登山道の入り口まで錦川の紹介だけです。錦川は先日からの雨のせいかいつもより水量が多かったようです。

錦川(にしきがわ)は山口県を流れる二級水系錦川の本流である。支川を含めた法河川延長は331.8km、流域面積は884.2km²で、ともに山口県内では一番の大河である。(ウィキペディアから)




広島の冠高原へはよく出かけますので錦川沿いのこの道はすっかり慣れました。

(中流域) 橋の上から上流を

下流です

釣り人が見えます。

水はとてもきれいです

 

少し登って支流の宇佐川沿いにやって来ました。

天気もまあまあで釣り人が沢山いました。落ち鮎を狙っているのでしょうか。私は川釣りはやったことが無いのでよくわかりません。

 

更に登って行くと川幅もだいぶ狭くなってきました。

 

 

更にさらに進むと谷は狭まり渓谷の雰囲気となってきました。

川は谷の底を流れています。

突然大きな流れの音に車を止めました。

滝壺まで下りてみたいところですがまたの機会に。

 

見上げると谷をまたいだ橋が架かっています。こんな山奥に大きな建造物が見えるのは不自然な感じがします。中国自動車道でした。

 

宇佐の集落を通りぬけるころには川も小さくなってもう小川ですね。

もうすぐ目的地の松の木峠です。

 


今日の蝶

曇っていたせいか蝶はとても少なかったです。

 


お昼休みに源明山へ

2015年09月03日 | 日記

今日の花

ガガイモの花

 


 朝まで降っていたのか草木はびしょ濡れでした。もう何日良い天気に恵まれないのか嫌になります。仕事ははかどらないし、気晴らしに山へ行きました。しばらく行っていない源明山の林道を走ってみました。嫌な予感はしたのですが、思った通り先日の台風で倒木が何か所も路に落ちてそのままでは通れない状態でした。幸いにも手で動かせる程度の木で助かりました。何年か前にも大雨の直後この道を通った時にひどい目に遭いました。崖崩れで大木が落ちてきて道を完全にふさいでいたのです。チェーンソウでも無ければとても通れるようにはできないほどの大木でした。仕方なく引き返す羽目になりましたが道が狭くて車の向きが変えられないのです。仕方なく何百メートルもバックで引き返すことになりました。そんな経験があったので行くべきかやめるべきか迷いました。台風の通過から1週間たっているので誰かが通っていれば問題はないのですが山奥の道ですから誰も通っていないかもしれません。いつも楽天的な性格ですから通れるだろうの方にかけて進みました。何とか通れましたが何度車から下りて倒木のかたずけをしたことか、思わぬほど時間がかかりました。そんな道ですからイノシシにも出会いましたし久しぶりで蛇さんにも会いました。天気が悪かったせいかアサギマダラには出会いませんでした。

 


道路わきのランタナにアゲハがいました。

ナガサキアゲハ♀   夏型で白っぽいです。

 

カラスアゲハ

どちらもきれいな個体ではありませんが何も撮るものが無くてしかたなくというところです。

 

森で出会った動物

イノシシ  こちらを向いてくれたのですがシャッターを押すのが一瞬遅れて顔が写りませんでした。

シマヘビ  無毒・無害の蛇です。本州に蛇は8種類しかいませんので見分け方は簡単です。

 

 

台風で道に落ちた木の枝

もっと大きいのもありましたがすべてかたずけました。こんな道を通るのは私くらいのものでしょうか。1週間以上誰も通っていないのです。

 

 

 


皇座山から上関の田の浦海岸へ

2015年09月01日 | 日記

今日の花

キツネノカミソリのようです。珍しいですね。絶滅危惧種ですから誰も取らないでくださいね。

昨日書いた上の文の中で赤字の部分の絶滅危惧種は間違いでした。お詫びします。
私の思い違いで調べたらキツネノカミソリは普通種でした。同じ仲間のムジナノカミソリというのが絶滅危惧種だそうです。

山の中など歩いていたら時々見ますものね。ごめんなさい。 

 


 8月28日に台風15号の被害調査に上関の田の浦海岸へ行ってきました。原発建設予定地なので田の浦へ続く道路には入口に警備員がいて検問を受けます。5月に初めて行って以来毎月調査に行っているので警備員さんとも少し馴染みになりました。簡単に通していただきいつもの道を走りましたが台風の影響は大したことはなかったようです。

でも海岸の様子は少し変わっていました。たくさんあったスナビキソウは台風の大波で地上部が枯れて寂しくなっていました。でも長年この海岸で生えていた草ですから少々のことで絶えることはなさそうでした。すぐに復活するものと思われます。ただ地上部が全て枯れたので種を取ることはできないようでした。前回右側の岬を回ってみたので今回は左側の岬を回ってみました。大潮でよく引いていたので歩くのは楽でした。

 


上関長島の田の浦海岸

 

この岸壁の下には点々とスナビキソウが生えていました。

スナビキソウの地上部は枯れていますが地下茎は生きているはずです。

打ち上げられたごみの中からスナビキソウが再生しています。

立ち入り禁止の立札があちこちに立ててあります。

スナビキソウは台風の大波にも負けず大丈夫でした。しっかり残っています。

 

磯を歩くのは好きです。磯歩きは馴れているのでごろごろ石も岩場も苦になりません。

イエローバンドが入っています。

地層がきれいです。

海のゴキブリ フナムシさん。魚釣りの餌にはいいんですよ。

めずらしく漁師さんがいました。

これで帰途に着きました。9月か10月にもう一度今年最後の調査に来ようと思います。

 

今日の蝶