日付が逆になりますが、上から下へスクロールすると椿の開花順になりますのでこのようにしてみました。
椿の花-2
今日の花
乙女椿 服部屋敷の玄関先に咲いていました。
今日は3月3日ひな祭りの日ですね。
上巳の節句はもともと中国の風習で、3月の最初の巳の日に水辺で身を清めた風習が平安時代に京都に伝わり、当時の京都の遊びと一緒になり流し雛として身に降りかかった厄を雛人形に引き受けてもらい、人形と一緒に厄を流すことになったようです。江戸時代の初めには宮中で節句の行事として行われていた人形を飾ることが江戸の武家でも行われるようになり、やがて町家でも雛人形を飾るようになって段飾りもだんだん派手になったようです。
今も残っている節句のお祝いは桃の節句・端午の節句・七夕の節句くらいですが、1月7日の人日の節句と9月9日の重陽の節句を加えた五節句が江戸時代に祝日と決められました。祝日ですからみんな仕事をお休みにして祝っていたのでしょう。「怠け者の節句働き」という言葉がありますが、普段あまり仕事をしない人がみんながお休みしている日に限って目立つように仕事をすることを言いますよね。私も怠け者ですからよくそう言われました。曜日のない暮らしだから仕方ないですよね。
節句のお祝いの仕方は各地・各家でいろいろでしょうが、桃の節句の代表的な食べ物ってありますよね。桃色白緑の三色の菱餅があげられますが、これはほとんど食べたことがないですね。雛霰は食べたことがあります。白酒はそれほど好きではありません。ハマグリの吸い物は我が家ではまったく出ません。その上ちらし寿司などを要求したらなんと言われるか・・・・・。ということで、今年の桃の節句は何のお祝いもありませんでした。カミさんの名誉のために言っておきますが、娘たちが小さいころは毎年子供たちの喜びそうなお祝いはしていました。
今日は朝から雨が降り寒々とした一日でしたが、春は雨が運んでくるものです。3月になると日の光りが強くなり、雨が降るたびに潤った土が植物たちを目覚めさせるのが目に見えますよね。雨が降っていたので朝早く服部屋敷に雛人形を見に行ってきました。服部屋敷についてはまた今度ご紹介いたしますが、今日は飾ってある雛人形の写真だけを撮ってきました。
服部屋敷のひな祭り
卵のお雛様
吊るし雛
我が家の雛飾りは仕舞われて何年になるのでしょう。
今日の花
つばき このごろ車で走っていると道路に赤い椿が落ちているのをよく見かけます。いいですね。
今日は美味しい話です。
平安の昔、清少納言の枕草子に、あてなるものとしてかき氷にあまづらをかけて食べることが書かれています。氷菓子を夏に食べるなんて当時は最高級の贅沢だったのでしょうね。今でも夏の暑い日に食べる氷菓子は最高です。でも今は食生活も住居も昔と全く変わって来て、氷菓子は夏だけの食べ物ではなくなってきました。私の場合10年余り前にお風呂上りに欠かせなかったビールの晩酌をやめて以来、お風呂上りによくアイスクリームやシャーベットを食べるようになりました。そういうことで冷蔵庫の冷凍室の中には一年中切らさず氷菓子(アイスクリーム・シャーベット・しろくま)が入っています。
そんな私にとても嬉しい贈り物がありました。長年我が家のいろいろな柑橘を使ってくださっているジェラート屋さんからいろんな種類のジェラートが届きました。うれしいですね。ブログを見てくださる皆さんには味見していただくことができないのは残念ですが、最後にジェラート屋さんのご紹介をさせていただきますので、近い所にお住まいの方は是非お店の方へ寄ってみて下さい。
ジェラートというのは昔イタリアのフィレンツェで始まったそうですが、最近の日本ではあちこちに専門の店なんかが出来ていて結構流行っているのですね。私の子供のころには氷菓子はアイスクリームやソフトクリームが高級品でその下がかき氷やアイスキャンディとなっていました。ジェラートなんて聞いたこともなかったように思います。ジェラートは果物のほかいろんなものが入ってアイスクリームより味の幅が広いところが今の時代に受けるのかもしれません。我が家では沢山の品種の柑橘を作っているのでジェラートに使うからという注文も結構あります。
ジェラートは冷凍庫に入れておけば保存ができますのでしばらく楽しみです。
いただいたジェラート(Gelato)
私は食べたことがないのですが、南津海のジェラートがとても美味しいのだそうです。今回は我が家の完熟早生みかんで作ったジェラートが入っていたので一番に食べてみました。美味しいと思いました。
スプモーネ風に3種合わせて食べてみました。
お店の紹介
山口市の湯田温泉にあるペロというお店です。詳しく知りたい方は「湯田温泉のペロ」で検索してください。
夏お店に行ったら南津海のジェラートが食べられることでしょう。
今日の花
辛夷(コブシ)の花が2月中に咲き始めました。やはり暖冬の影響でしょうか。次々と咲いているはずなのに花の数は一向に増えません。よく見ると花弁をヒヨドリが来て食べています。ヒヨドリは辛夷の花弁が大好きです。
2月の下旬のことです。海岸沿いの道路を走っていると海の上に黒い点々が見えました。カモメのようです。車を停めて堤防に隠れながらそっと近づいて行きました。鳥たちはまだ私に気づいていないようです。鳥はカモの仲間のウミアイサのようです。15~16羽の群れが海中に潜っては餌をとっているようです。ウミネコなど普通のカモメは海中には潜りませんがウミアイサはかなり深くまで潜って魚を捕らえているようです。その様子をしばらく眺めることができました。
海面を漂っているウミアイサの群れはどれか1羽が潜るとみんな一斉について潜ります。そして30秒くらいするとみんなが一度に海面に姿を現します。海中での行動は見ることができないので想像しかありませんが、鳥たちはみんな翼を広げて空を飛ぶように海中を泳いているのでしょうね。一度、一羽が魚をくわえて海面に上がってきました。その一羽を追うように数羽の仲間が後ろから追って浮き上がりましたがそのまま魚をくわえた鳥をみんなで追いまわしました。魚をくわえた方も取られてなるものかと必死で逃げます。遠くから撮った写真なので何を咥えていたのかよく分りませんでしたがメバルのようにも見えました。
そのうちに私の姿に気が着いたようで群れはみんな沖へ向かって泳いて行きました。冬の間は野鳥が多いので眺めるのは楽しいですね。
ウミアイサの群れ
次々と潜って行きます。
何かエサを咥えて上がってきました。
みんなよこせよこせと追い始めました。
逃げる方も必死です。
向きを変えて逃げてゆきます。
逃げ切れたようです。咥えているのはメバルのようです。おご馳走ですね。
みんなで16羽いますね。
また潜り始めました。
オスもメスもいます。髪の毛がかわいいでしょう。
動画はフェイスブックの方に載せましたので、よかったら右のURLを開いてみて下さい。https://www.facebook.com/yamamoto.kozo.39?sk=wall