柿ぴーのつれづれ日記

食べるの大好き,旅行大好き,お菓子作り大好きな柿ぴーの日記(-△ー)ノ

ジャン・チャクムル ピアノ・リサイタル

2019年10月16日 | コンサート・観劇など
ジャン・チャクムル ピアノ・リサイタル』のため兵庫県立芸術文化センターへ。





コンクールに優勝した方のコンクール後の演奏会には行った事がない私。
どういうものか興味がありチケットを購入。

登場したチャクムルさんはすごく細見で、なんか温度低そうな雰囲気。
顔とか全く違うんだけど、俳優の滝藤 賢一さんを連想してしまった
で、髪もチラシは風になびいてる風に見えるんだけど、地髪がそうだったという。
演奏聴いてる時も「頭(髪の中)に鳥が住んでそうだなぁ」なーんて思ったり(^^;)

そんなチャクムルさんの演奏は、私はすごく好きになりました

とても美しい音だった。
そして、繰出される超絶技巧。
かと思いきや、老練な人間を感じさせるように聴かせてくれる。
とても凄いテクニックなのだけど、その事に振り回される事なく、ちゃんと物語が見えるような、もう既にこれで完成されてるんじゃ、と素人の私は思いながら聴きました。

曲がシューベルトの「白鳥の歌 セレナーデ」以外は聴いた事がなく、ちょっと自分にはなじまない感じのものが多かったのだけど、ちっとも眠くもならず。(通常なら寝てる(^^;))
それも彼の演奏だったからだと思える。
超絶技巧をこなしてるけど、繊細だなぁとも思いました。

始めの曲は、なんだかチェンバロの演奏を聴いてるみたいだなぁと思いながら聴きました。
そういやもらったパンフにチェンバロの曲と書いてたような。
ピアノで弾いててもチェンバロっぽかった。

どの曲も彼が演奏すると良く聴こえたけど、やっぱり知ってたからシューベルトの「白鳥の歌 セレナーデ」がダントツでドキドキしちゃった
ちょっと盛り上がる(と言っていいのかだけど)ところの、なんと音が華やかだこと
きれい過ぎる~~~ うっとり~~

今日は両隣が残念な人だったんだけど、この時だけは2人とも静かだったほど。

そうなんですよ。今日は両隣がなかなかでしてね。左隣は20才くらいの女性(母と来てたわ)だったけど、席に着くなり「ドカッ」と腰を降ろしたかと思うと、椅子からずり落ちんばかりに体をずらして、大股広げて椅子にうずもれる(なんか怖いんですけどー。てか足越境しないでよねー)。その後はあんたは幼児か!と思えるくらいじっとしてなくて、あっち向いたりこっち向いたりからのウトウト。演奏中は寝落ちのたびにこっちに体が倒れてこないかヒヤヒヤしたわ。で、隣のお母さんが起そうと彼女の太ももを指でツンツンするのがたびたびで、ちょいうっとおしい。しかも彼女、途中パンプスを脱いでたんだけど、休憩中にストツキング(ひざ下)も脱ぎ始めて、脱ぐのかと思いきや半脱ぎのままブラブラさせて(もう意味分からん。ここ家じゃないし)。そのお母さんも、演奏中たまに小声でその子に話しかけたり(もう出てけと言いたい)。最後はお母さんとその子、手を恋人つなぎしてイチャイチャというか、手をウゴウゴさせて。お母さん、右手も左手も大きい金の指輪しててバッグもコートも金で金持ちっぽそうだったけど、子供の躾も本人も残念。

右隣も女性だったけど、お疲れだったんでしょう。ほとんど居眠りで。これまた寝落ちのたびにガクッ、ガクッとこっちに倒れてこないかヒヤヒヤ。そして後半はイビキも

と、まあなかなかではございましたが、チャクムルさんの演奏はそれらを相殺しても余るほど素晴らしかったので良かったー



終演後はサイン会。

ここで驚きな事が。
私の後ろに並んでた女性がCDを開けてたので、何の曲が入ってるのか気になり「ここで買ったんですか?」と話しかけてみた。
そしたら彼女が色々しゃべり始めたんだけど、「ん?この一所懸命な息もつかないしゃべり方、この顔、どこかで見たような、、、、、あそこだ」。
そう、以前コンサートでお話した事のある方だったのですよ
なので「あの、、、前にお会いした事ありませんか? 五嶋(みどり)さんの、フェスティバルホールでサインで並んでお話したような」と言いましたら、やはりそうでした。
その時も今みたいに五嶋さんのサインに並んでて、私の後ろが彼女だったんですよね。
すごい偶然 こんな事もあるんですねー。

サイン会のチャクムルさんは、1人1人ちゃんと顔を見て笑顔で「どうも」的に接して好感度大でした

ちなみに岡山でのチャクムルさんと岡フィルとのコンチェルトも聴く予定。
今日はリサイタルを堪能したので、オケとの共演楽しみです
コメント (2)
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