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大覚寺 信徒会館1階にて
京都造形芸術大学客員教授 五島邦治氏による講演
「ものがたりの嵯峨野を歩く」が開催されました。
レジュメより
“『源氏物語』には落ち着いた風情の嵯峨の情景が描かれますが、
現代の現実の嵯峨ではなかなかそうした場面は望めそうにありません。
大覚寺の周辺を紹介しながら、「ものがたり」の嵯峨が、平安京の郊外として
どんなふうな位置にあったか、また嵯峨の景観はどんなものだったかを
考えてみます。”
私は12月13日(金)に
『源氏物語』<賢木>の帖を思いながら野宮神社を
12月14日(土)の午前に
『源氏物語』<松風>の帖を思いながら清凉寺を
それぞれ訪ねたばかりだったので、
講演会でのお話をイメージする手助けとなりました。
五島先生がおっしゃるとおり
嵯峨は人工的な自然 が多いようです。
現在、
平安時代の風情を偲べるのは
双ヶ岡の南にある待賢門院による法金剛院の庭園や
大覚寺の北にある蓮華峯寺陵のあたりだそうです。
法金剛院はたびたび訪ねたことがありますが
蓮華峯寺陵<後宇多天皇の御陵>は訪ねたことはありません。
いつか訪ねてみたいものです。
平安時代の仏像を偲ぶには
東福寺塔頭のひとつ同聚院(どうじゅいん)の不動明王を
拝観するとよいのだとか。
こちらの不動明王は、もとは藤原道長が造った
法成寺にあったものと伝わります。
仏師・定朝の父である康尚(こうじょう)の作だそうです。
とても興味深いお話を拝聴できて楽しかったです。
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野宮神社
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清凉寺 阿弥陀堂
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棲霞観跡(清凉寺)について
「源氏物語」ゆかりの地説明板
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大覚寺の大沢池(おおさわのいけ)。
嵯峨天皇の離宮嵯峨院の跡。
日本最古の人工の林泉(林や泉水などのある庭園)です。
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大覚寺 名古曽の滝(なこそのたき)跡。
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五島邦治先生が監修された本です
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源氏物語 六条院の生活
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