金沢の観光スポット体験レポート その90(No.189)
◇主計町茶屋街周辺訪探検体験レポート(No.2完)
5)東内惣構掘跡
惣構堀は、金沢城の防衛上空掘が掘られていた惣構に、
辰巳用水や鞍月用水が開削されるに伴い、惣構をさらに
強固にするために水掘化したものです。藩政中期になる
と平和な時代になり、本来の惣構の目的から、余り水が、
灌漑用水や生活用水、さらには水路として機能するように
なり、防衛上よりそれらの役割から、堀自身が目的化し
「惣構堀」と呼ぶことが当たり前のようになり現在にい
たりました。
■写真は東内惣構掘跡
6)なべ・割烹太郎
なべ割烹『太郎』は、県外でもよく知られる鍋の老舗。
3代にわたって厳しく受け継がれている命のだしは、あっ
さりとしながらも複雑で深みのある味わい。
なべ・割烹太郎のホームページ
http://www.nabe-no-tarou.com/
■写真は店全景(朝早く暖簾が掛っていない)
五木寛之も愛用したらしく小説「金沢望郷歌」に、
約束の時間は6時だった。私(主人公冬木)は道路
を横切って森八本舗の脇の路地をぬけ、銀杏の黄葉
がびっしり地面におおている神社の境内から石段を
降りた(くらがり坂)。薄暗い横町には、なにか懐
かしい匂いが漂っている。主計町の検番の前から小
路を曲がり、川沿いの通りへ出ると<次郎>はすぐ
目の前だった。
遠野が指定したのは、古いほうの<次郎>で二階に
いくつかの座敷があるだけの昔ながらの鍋の店であ
る。・・・・・・
この<次郎>こそ太郎である。
最初に鍋は仲居さんが全部やってくれるので、つつ
かないでくださいとのこと。タラや野菜がいっぱい
入ったおいしいなべ料理でした。
■写真は鍋料理(2011.1月撮影)
7)木津屋旅館
主計町にひっそりと佇む木津屋旅館。浅野川のせせらぎを
聞きながら夜の金沢を心ゆくまで楽しんでみたい、そんな
方にピッタリのお宿です。
■写真は木津屋旅館
8)中の橋
浅野川大橋の下流にある、白木作りの歩行者専用の橋。
昔は、橋を渡るごとに一文支払ったことから、別名
「一文橋」とも言われた。
■写真は中の橋
■写真は中の橋からの主計町