金沢の観光スポット体験レポート その132(No.243)
◇金沢城公園巡り15 本丸園地、櫓跡レポート(その1)
◇鉄門
二の丸から本丸へ向かう際の本丸の正門。慶長の創建時
(1600年代)には、鉄板を貼った扉がつけられていたことか
らこの名前が付いたといわれている。
渡し櫓がのった重厚な門で、本丸の防御にあたっていた。
■写真は鉄門
■写真は鉄門左石垣
◇戌亥櫓(いぬいやぐら)跡
本丸の北西角、戌亥の方角に当たることから「戌亥櫓」と呼
ばれていた。東と北に「出し」という出窓がついている二層
の櫓だった。宝暦火災(1759)の後、再建されなかった。
■写真は戌亥櫓跡
■写真は戌亥櫓から菱櫓・五十間長屋・橋詰続き櫓を見る
■写真は戌亥櫓跡石垣
◇本丸園地(本丸跡)
前田利家は入城後、直ちに築城にかかり、そこに天守閣を
築いた。
城の象徴である天守閣は本丸の中央でその威容を誇ってい
ましたがいつ完成したかは明確ではありません。 慶長7年
(1602)10月晦日の夜、落雷によって炎上、火薬庫にまで
引火して本丸にあった建物は殆ど焼失し、その面影を知る
ことはできません。
◇1660~1759の本丸櫓群
江戸前期の絵図を見ると、本丸周辺に11の櫓があった。
内訳は本丸6、東の丸3、本丸付段2である。
■写真は本丸櫓群図
■写真は本丸跡の池
■写真は本丸跡