金沢の観光スポット体験レポート その134(No.246)
◇金沢城公園巡り17 鶴丸倉庫レポート
◇鶴丸倉庫
幕末の1848年に竣工した武具土蔵で、石川県・三十間長屋
と同様に重要文化財に指定されています。
明治以降は、陸軍によって被服庫として使われていました。
長らく「鶴丸倉庫」と呼ばれてきましたが、実際に建築さ
れているのは「東の丸付段」です。石版を貼った外壁など、
櫓や城門などとはデザインを変えています。
城郭内に残っている土蔵としては国内最大級の遺構で、総
二階の延床面積約636平方メートル(下屋除)です。
■写真は鶴丸倉庫正面
■写真は鶴丸倉庫右側面より
■写真は鶴丸倉庫後ろ面より
◇鶴の丸広場
本丸・東ノ丸の真下にある郭のことで、東ノ丸にいた芳春
院(利家夫人)が、ここに白い鶴が舞い下りているのを見
て、これは前田家が長く栄えていく瑞祥(めでたい事の兆
し、吉兆)であるとして、 この郭を鶴ノ丸と名付けたと
いう。初め、二代藩主利長がここに便殿(休息用の御殿)
を建てて住み、政治を見ていた。
鶴の丸休憩所があり内部には金沢城や前田家の歴史等のパ
ネルで詳しく見る事ができる。
■写真は鶴の丸休憩所
■写真は復元中の橋詰門二の門と枡形土塀の石垣