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羽咋・七尾の観光スポット体験レポート その2(No.357)
金沢ボランティアガイド「まいどさん」16期生の勉強会
で羽咋・七尾を巡った。
◇永光寺(ようこいじ・羽咋市)①
洞谷山(とうこくさん)永光寺は、鎌倉時代末の正和元年
(1312)曹洞宗太祖常済大師瑩山紹瑾大和尚四十五歳の時、
中河(羽咋市)の地頭、 酒匂頼親の娘(黙譜祖忍)の開
基により創建された開山禅師示寂の道場です。
■写真は永光寺山門
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瑩山禅師は当山を拠点とし加賀・能登の各地を歩かれ在地
の民衆と深くまじわり、又 能登の地で多くの門弟を育て
られ元亨3年(1323)春には五老峯を築造し曹洞宗教団の
基礎をつくられました。
■写真は法堂
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■写真は鐘楼
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創建当時は、伽藍が甍を並べ繁栄し、南朝、北朝の帰依に
より勅願寺に列せられ隆盛をきわめました。その後、二度
の大乱(応仁二年1468、天正七年1579)に遭い全山焼失、
幸い印派仏師の作になるご本尊様等は難をまぬがれ多くの
文化財を所蔵している。
■写真は禅堂
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■写真は書院と庫裡
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現在の伽藍は寛永以後の再興で 永光寺様式として禅宗伽藍
の一典型を保っています。 本堂にある襖書は幕末三舟の
一人である山岡鉄舟居士が明治十八年に寄贈したもので、
数ある居士の書の中でも最高傑作として有名です。
このように永光寺は幾多の盛衰を繰り返しながらも、多く
の方々に支えられ、瑩山紹瑾禅師以来およそ七百年の法燈、
そして、歴史的な文化財を守り続けている。
■写真は法堂
羽咋市永光寺紹介ページ
http://www.city.hakui.ishikawa.jp/sypher/www/section/detail.jsp?id=588