植ちゃんの「金沢・いしかわに恋をしました!」

金沢に永住して金沢・石川が好きになりました!その魅力を紹介します。

兼六園の石灯籠巡り ③

2015-08-21 04:27:34 | 日記


金沢の観光スポット体験レポート その414(No.643)

◇兼六園の石灯籠巡り ③

兼六園にはことじ灯篭をはじめ多くの灯篭があります。由来など
わからないものもありますが、紹介します。

7)蓮華寺型灯籠(れんげじがたとうろう)

鶺鴒島の上流、曲水のほとりに立つ、園内唯一の蓮華寺型灯籠。
高さは1m90cm。笠の背が高いのが特徴。石質は、笠が御影石、
火袋は越前石、中台は青戸室石とそれぞれ異なっている。笠裏に
は「たるき」がつけられ、蕨手にあたる部分の先端に6個、中台の
各面には3個ずつ定紋模様があるなど、技巧が凝らされた灯籠で
ある。



◇蓮華寺とは

蓮華寺は京都市左京区にある天台宗の寺院。山号は帰命山(きみ
ょうざん)。近世初期に造営された池泉鑑賞式庭園によって知ら
れる。

鴨川源流のひとつの高野川のほとり、かつての鯖街道の京都口の
傍ら、上高野の地にある。もとは七条塩小路(現在の京都駅付近)
にあった西来院という時宗寺院であり、応仁の乱に際して焼失し
たものを江戸時代初期の寛文2年(1662年)に、加賀前田藩の家
臣今枝近義が再建したものである。



■写真は蓮華寺型灯籠



8)龍石と雪見灯篭

■写真は龍石と雪見灯篭



9)内橋亭前の寄石灯籠

寄石灯籠は園内に2基。1基は山崎山の北西、もう1基は内橋亭右
前にある。

内橋亭の灯籠は、高さ2m30cmの大型で、笠部分も径1m50cmと大き
くどっしりしている。約1mの竿の部分は虫食い石が使われている。



■写真は内橋亭前の寄石灯籠



10)内橋亭前の春日灯籠

春日神社の灯籠に由来する春日灯籠は国内で最も多い。兼六園内
では5基を数える。場所は夕顔亭敷地、噴水の後、蓬莱島、内橋亭
左前、梅林、栄螺山西南。

写真は噴水の後。

■写真は内橋亭前の春日灯籠



11)長谷坂付近のの春日灯籠

■写真は長谷坂付近の春日灯籠

参考資料:兼六園図鑑より

(つづく)