金沢の観光スポット体験レポート その498(No.765)
◇金沢の桜2016 兼六園 ③
日本三名園のひとつで、桜の名木が多いことで知られてお
り、中でもひとつの花200枚位の花弁を付ける兼六園菊
桜(2代目は枯れて3代目になった)は一見の価値あり!
ほかにもヤマザクラの大木旭桜、兼六園熊谷ほか、ヒガン
ザクラ、ソメイヨシノなど約420本の桜が園内を彩ります。
広坂より蓮池門通りを桂坂口で入園し。桜が岡、眺望台、
山山、噴水、長谷坂、瓢池と巡ります。
5)佐藤桜(さとうざくら)
□佐藤桜の佐藤良二さん
佐藤良二さんは、国鉄金名線バスの車掌だった。ある時佐
藤さんは、このバスが走る路線に立つ「荘川桜」に取りす
がって泣く老婆の姿を見た。荘川桜は、日本で初めての大
規模ロックフィル式ダム・御母衣ダムの底に水没した村か
ら、現在の国道156号線沿い御母衣湖畔に移植された巨大な
桜の老木だった。老婆は、「移植しても枯れる」と言われ
ていた荘川桜が、見事な花を咲かせるようになったことに
感極まって泣いていたのだった。
桜の花にこれほど人の心を動かす力があることを知った佐
藤さんは、「太平洋と日本海を桜でつなごう」と思い立つ。
佐藤さんは名古屋と金沢を結ぶ路線伝いを中心に、12年間
で2000本の桜を植え、昭和52年に47歳で亡くなった。
□国鉄バス金名線
国道156号線にはかつて、この道の上を走る路線バスが存
在し、名を「国鉄(JR)バス名金線」と言う。その名の通り、
名古屋と金沢を結ぶ路線だった。距離は266km、停留所数
は150を超えるという路線バスとしては規格外の長さを誇
り、当時は日本国内の最長路線だった。2002年に廃止。
■写真は佐藤桜(4/2)
6)品種不明
蓮池門通り入口の左にある。
■写真は品種不明(4/9)
7)品種不明
佐藤桜の向にある。
■写真は品種不明(4/6)
8)9)品種不明(2品種)
蓮池門前にある。
■写真は品種不明(4/6)
■写真は広阪方面から百間堀通り(4/6)
(つづく)