植ちゃんの「金沢・いしかわに恋をしました!」

金沢に永住して金沢・石川が好きになりました!その魅力を紹介します。

富山県高岡市「勝興寺」②

2018-02-14 04:31:39 | 日記


加賀藩ゆかりの地を訪ねる2017 高岡エリア-3

◇富山県高岡市「勝興寺」②(No.1211)

10月7日(土)金沢ボランティアの会まいどさんの16期グループ「よるまっし16」の加賀藩ゆかりの地を訪ねる2017に参加しました。
心配された雨も現地ではやみ、山城で有名な増山城址、義経岩・義経伝説、勝興寺、守山城祉を訪ねました。

〇本堂
寛政7年(1795)に西本願寺本堂を模して建設されたもので、約40m四方の巨大な建造物で、地方においては破格の規模です。(国宝・重要文化財建造物のうち、全国で8番目)





■写真は仏殿



■写真は仏殿のろうそく



■写真は仏殿の1万人の仏(人骨仏)



■写真は梅鉢紋蒔絵の籠



〇本坊
中世から近世にかけて確立された住宅建築様式である「書院造」です。本坊は、正面に大広間と式台を置き、大広間広報には書院と奥書院を、式台後方には台所を、書院造の典型例である雁行状に配置します。特に、大広間では近世初期の遺構で建設年代が古いです。
このような近世の書院造の建造物全体が残されているのは、地方において他に例を見ません。

〇諸堂及び諸門
広大な境内地には、総門、殿舎群の入口にある唐門、本坊の入口にあたる式台門や経堂等の諸堂が立ち並び、いずれも近世中期から後期にかけて建設されたものです。

〇境内地
勝興寺の境内地は、越中国府跡と伝承されており、その形状は周囲に土塁と空濠を巡らした特異なもの。土塁と空堀は、中世の城郭の遺構と考えられてます。

■写真は工事中の本坊、書院他

◎修復工事の内容

重要文化財勝興寺本堂の修理が完了したことから、残り11棟の重要文化財建造物の保存修理事業中で、期間は平成17年より平成30年3月まで総工費約38億円をかけて行われている。

□勝興寺ホームページ

参考資料:宮武利男氏、ホームページ他

■撮影日:2017.10.7

(つづく)