金沢の観光スポットレポート その829(No.1221)
◇鷹匠による放鷹術の実演① 金沢城公園三の丸広場
2月18日金沢城公園三の丸広場にて、城と庭のもてなし事業~冬のおもてなし~として、古来から受け継がれてきた伝統文化諏訪流「放鷹術(ほうようじゅつ)」の実演イベントが行われた。
午後2時よりコーディネーター松平博之氏の案内があり、ハリスホークやヨーロッパノスリ、ベンガルワシミミズク、ラガーハヤブサ、オオタカなど引き連れて、NPO日本放鷹協会の鷹匠らが振替、群舞、振鳩と言った技を披露した。
■写真はコーディネーター松平博之氏
まず鷹匠の方々が会場を2周。鷹匠は鷹装束を身にまといます。鳥打帽、神取(コート)、野半纏、股引地下足袋(今年は雪のため長靴)が特徴です。
■写真は説明する鷹匠
〇鷹匠(たかじょう)とは
鷹を飼育、訓練する専門家。狩りや催しでの実演に加え、最近は害鳥駆除や追い払いもしている。かつては天皇家や徳川家、大名らに仕えてタカを調教し、狩りに随行した。
現在はNPO法人の日本放鷹協会や日本鷹匠協会などが技術を伝えて認定。訓練方法や道具によって流派がある。諏訪流の鷹匠は初代小林家鷹(いえたか)が織田信長に仕えたとされ、歴代が徳川家や天皇家の鷹匠だった。諏訪流を受け継ぐ日本放鷹協会では9人が活動。
■写真は菱櫓より飛んできた鷹
参考:インターネットより
撮影日:2018.2.18
(つづく)