金沢の観光スポットレポート その830(No.1222)
◇鷹匠による放鷹術の実演② 完 金沢城公園三の丸広場
2月18日金沢城公園三の丸広場にて、城と庭のもてなし事業~冬のおもてなし~として、古来から受け継がれてきた伝統文化諏訪流「放鷹術(ほうようじゅつ)」の実演イベントが行われた。
■写真は三の丸広場
エガケと呼ばれるグローブをはめて、必ず左手に乗せます。後ろ向きに移動すると、鳥は嫌がるので必ず時計回りに回るとのこと。餌合子と呼ばれる容器をカチカチ鳴らし、鷹を呼び寄せます。
■写真は子供達や一般の方々も体験
〇日本放鷹協会の目的(内閣府NPO法人ポータルサイトより)
1)この法人は、江戸、明治、大正、昭和の各時代においては幕府・政府によって保存されてきた諏訪流放鷹術の継承により、鷹匠の育成をはかり、千五百年余の歴史を持ち、日本文化史に少なからぬ影響を与えてきた日本の伝統的放鷹術の保存及び振興をはかる。
2)この法人は、前項の他に諏訪流放鷹術の技術と経験を生かし、野生猛禽類の調査・保護・増殖などの研究及び自然環境保全をはかるための事業及び研究を行い、社会に貢献することを目的とする。
3)この法人は、前2項の他に放鷹に関する文化・歴史などの調査・研究を行い、自然に対する日本古来の在り方を伝え、社会教育の場・国際交流の場で貢献することを目的とする。2001年8月3日設立
疑似餌を捕まえる「振り鳩」。鷹匠が操る疑似餌を捉えます。捕らえた餌を食べだしてしまうと狩にならないので、押さえつけて待たせるように躾けるのも鷹匠の腕の見せ所です。
■写真は疑似餌を捕まえる「振り鳩」
□日本放鷹協会HP(リニューアル中)
参考:インターネットより
撮影日:2018.2.18
(つづく)