金沢の観光スポットレポート その835(No.1227)
◇兼六園の梅林2018 ①
○兼六園梅林
兼六園随身坂口近くに広がる約3000平方mの梅林。この梅林は昭和43年(1968)に明治百年記念事業として全国の名梅を集めて造成され、平成12年3月に庭園として再整備されたもで、現在は約200本の梅があり、そのうち白梅約140本、紅梅約60本、白加賀、摩耶紅梅、青軸、八重寒紅など約20数種類が咲き誇る。
■写真は梅林(2/18)
昨年は1月中旬から冬至梅や蝋梅が咲きだし雪もなかった。今年は寒波の影響で1月下旬より素心蝋梅、2月中旬より冬至梅が咲き始めた。4月上旬くらいまで咲く各種の梅を紹介します。
1)素心蝋梅(そしんろうばい)
中国が原産。わが国へは明治時代に渡来したといわれています。高さは2~5メートルになり、卵形から長楕円形の葉が対生します。「ろうばい」の変種で、花披片全体が黄色をしています。
蝋細工のような花で、芳香があります。12月から2月ごろ、冬枯れのなか、葉の展開に先立って花を咲かせます。
■写真は素心蝋梅1(1/20)
■写真は素心蝋梅1(2/22)
素心蝋梅は3月1日に確認したが、雪の影響かつぼみのまま散ってしまった。残念!
■写真は素心蝋梅2(2/22)
■写真は素心蝋梅2(2/28)
今年は大雪の関係と思うが、満開の素心蝋梅をとることができず。2016年の写真を掲載する。
■写真は素心蝋梅2(2016.1.9)
2)冬至梅(とうじうめ)
冬至梅はその園芸品種の1つ。樹高は3メートルから6メートルくらいで、枝は細い。早咲きの品種。野梅系の白い一重咲きの中輪(花径20ミリから25ミリ)。
■写真は冬至梅(2/1)
■写真は冬至梅(2/8)
■写真は冬至梅(2/22)
■写真は冬至梅(2/28)
■写真は冬至梅(3/10)
■写真は冬至梅(3/14)
■写真は梅林(2/18)
(つづく)