金沢の観光スポットレポート その875(No.1277)
◇金沢のさくら2018(25)兼六園⑫ 熊谷桜、霞桜、楊貴妃
〇兼六園のさくら
日本三名園のひとつで、桜の名木が多いことで知られており、ソメイヨシノやヤマザクラ、サトサクラ、ヒガンザクラ約10本の桜が園内を彩ります。
園内の桜の分布はヒガンザクラ約80本、ソメイヨシノ約200本、ヤマザクラ約40本、サトザクラ約50本、その他約50本となっている。(2013.3現在資料)
兼六園のさくらは園内の池や曲水、灯篭、石塔、松などの樹木とのバランスがなんとも言えない落ち着きと華やかさが魅力です。ここ6年”とりこ”なっています。今年もぜひご覧ください。
43)兼六園熊谷
千歳橋の茶店の前のある熊谷桜、兼六園熊谷桜と同じ時期に咲く。
■写真は兼六園熊谷(4/12)
44)霞桜(かすみざくら)
北海道南部、本州、四国、朝鮮半島、中国東北部から東部に分布する野生種です。成葉の鋸歯があらい、葉裏面が白色を帯びない、葉や花柄などに毛があるなどの特徴がありますが、変異の幅が非常に広く特に花序の形や花の大きさ、各部分の毛の多少などに著しい変異がみられるため、多くの変種や品種が記載されました。しかし
生態的もしくは地理的条件と結びつくような変異はほとんどないため、現在では区別されなくなっています。
■写真は霞桜(4/17)
45)楊貴妃(ようきひ)
サトザクラの一品種。楊貴妃と言う名前は「奈良の興福寺にいた僧侶が庭に咲く桜をこよなく愛したことから、その桜を楊貴妃と呼ぶようになったと伝えられています。豊満な八重咲きの花姿から中国の楊貴妃を連想さ
せることから名づけられたなど名前の由来は様々ですがとにかく美しい!!の一言。
現在のものは東京の荒川堤で栽培されていたものから広まっています。場所は不老坂口(普段は開いていない)の上がったところ。
■写真は楊貴妃(4/12)
■写真は楊貴妃(4/17)
■写真は楊貴妃(4/27)
(つづく)