金沢の観光スポットレポート その877(No.1279)
◇金沢のさくら2018(27)兼六園⑭ 関山、梅護寺数珠掛桜、上溝桜
〇兼六園のさくら
日本三名園のひとつで、桜の名木が多いことで知られており、ソメイヨシノやヤマザクラ、サトサクラ、ヒガンザクラ約10本の桜が園内を彩ります。
園内の桜の分布はヒガンザクラ約80本、ソメイヨシノ約200本、ヤマザクラ約40本、サトザクラ約50本、その他約50本となっている。(2013.3現在資料)
兼六園のさくらは園内の池や曲水、灯篭、石塔、松などの樹木とのバランスがなんとも言えない落ち着きと華やかさが魅力です。ここ6年”とりこ”なっています。今年もぜひご覧ください。
■写真は関山(4/12)
49)関山(かんざん)
サトザクラ系明治初年に東京荒川堤の桜として有名になった桜で、花は濃紅大輪で、花弁数は30枚程度です。
■写真は関山(4/17)
■写真は関山(4/21)
■写真は関山(4/27)
50)梅護寺数珠掛桜(ばいごじじゅずかけざくら)
原木は新潟県阿賀野市小島・梅護寺境内にあり、国の天然記念物に指定されています。親鸞上人が京に帰る途中、小島の里に泊り、出立のおりに手に持っていた数珠を桜の枝に掛け「我が弘むる御法にいつわりなくんば花ふさ数珠の如くにならん」というと不思議にもそのようになったのでこの名がつけられたといわれています。日本武尊像の右裏にある桜。
■写真は梅護寺数珠掛桜(4/17)
■写真は梅護寺数珠掛桜(4/21)
■写真は梅護寺数珠掛桜(4/27)
51)上溝桜(うわみずざくら)
ウワミズザクラ亜属。北海道西南部から九州の山地に自生しています。花穂につく花は小さく、ぶどうの房のような感じです。若い花穂や果実を塩漬けにして食用としている地方もあります。今年は満開を撮り逃した。
■写真は上溝桜(4/27)
■写真は上溝桜(17/04/28)
(つづく)