
金沢の観光スポットレポート その887(No.1290)
◇西外惣構(にしそとそうがまえ)の防御施設「升形(ますがた)復元!
4月15日(日)金沢市本町1丁目の西外惣構の防御施設「升形」1600年代初めの都市構造を伝える土塁(土居)や堀、石垣が復元。完成式典が行われた。
■写真は金石街道南方面から

〇西外惣構の防御施設「升形」
升形は宮腰往還(現金石街道)と、西外惣構が交わる交通、軍事の要衝に位置し、外敵の侵入を防ぐ役割を果たしていた。
市内で唯一、遺構が確認できる升形で、約600平方メートルの敷地に高さ約5メートル、幅約11メートルの「土居」を復元した。土居の周辺には深さ約1メートルの堀を整備し、遺構が残っていた石垣も欠損箇所を積み増して当時の様子を再現した。総事業費は約3億1千万円。
■写真は復元図


■写真は城内側



■写真は案内パネル他

■写真は北方面より

■写真は石垣遺構
撮影日:2018.5.5
(つづく)