金沢の観光スポットレポート その895(No.1298)
◇金沢の春2018 -10 寺町ほか
○妙立寺(みょいうりつじ)概要
日蓮聖人の法孫・日像上人作の祖師像を安置する。寛永20年(1643)三代藩主前田利常公の命により、城内にあった祈願所を移し、運上町に創建された。前田利常は当時すでに隠居し小松に居を構えていたが、四代藩主光高の後見人として依然としてその権力の座にあった。当時、加賀藩は百万石の禄高を誇る外様大名の雄として徳川幕府から常に監視下に置かれ相当の緊張状態にあった。実際、幕府内では加賀征伐の計画すら存在したという。こうした背景にあって、利常は金沢の街をはじめとして、幕府の軍勢を迎え撃つ為の態勢を整えていった。
□妙立寺紹介ページ①(植ちゃんの金沢いしかわに恋をしました)
□妙立寺紹介ページ②(植ちゃんの金沢いしかわに恋をしました)
□妙立寺紹介ページ③(植ちゃんの金沢いしかわに恋をしました)
■写真は別名「忍者寺」
○太白山寶勝寺(ほうしょうじ)概要
臨済宗妙心寺はのお寺で、寛永8年(1631)加賀三代藩主前田利常の帰依をうけた美濃出身千岳宗仞禅師(せん
がくそうにんぜんじ)が建立。本堂および山門は創建当時の建物である。加賀藩に仕えた由緒ある武家一族や名
門武家の菩提寺として知られている。
■写真は寶勝寺
■写真は寶勝寺霊園
□宝勝寺紹介ページ①(植ちゃんの金沢いしかわに恋をしました)
□宝勝寺紹介ページ②(植ちゃんの金沢いしかわに恋をしました)
■写真は犀川大橋
○宮竹屋左衛門(竹雀跡、金沢市片町)
「芭蕉の辻」と刻まれた標注がある。片町スクランブル交差点そばの植え込みの中にあり目立たないので、ほと
んどの人はそれに気が付かずに通り過ぎていると思う。
■写真は「芭蕉の辻」標柱
■写真は寺地民家のバラ(5/19)
撮影日:2018.5.13
(つづく)