金沢の観光スポットレポート(No.1784)
◇兼六園の椿2020-6 藪椿、雪端椿、真弓坂藪椿、雪椿
兼六園内には桜、梅、椿、松、モミジ、カエデなどの樹木が合計157種8,196本(2013年3月現在、生垣は除く)あり、その内椿は512本あるとされている。
2018年末より椿の取材を初めた。椿は品種が多く確定するのに難しいが、過去の資料や、インターネットその他の資料、金沢城・兼六園研究会のメンバーの協力も得て品種確定、場所確定、撮影できたものの25種を紹介します。今後とも確定や訂正を重ねていきたい。
15)ヤブツバキ(藪椿)
青森から沖縄まで分布。一重・筒咲き。多くの品種の原種。
■写真はヤブツバキ
16)ユキバタツバキ(雪端椿)
北陸から東北日本海側に分布。一重・平開咲き、先太りしべ。ヤブツバキ、ユキツバキの雑種と考えられている。
桂坂口門手前左にある。
■写真はユキバタツバキ
17)マユミサカヤブツバキ(真弓坂藪椿)
ヤブツバキ。青森から沖縄まで分布。一重・筒咲き。多くの品種の原種。
真弓口から料金所の中間左にある。
■写真はマユミヤブツバキ
18)ユキツバキ(雪椿)
一重・盃咲き、先細りしべ。東北から山陰の日本海沿いに見られる。
時雨亭右前にある。
■写真はユキツバキ
(つづく)