金沢の観光スポットレポート(No.1793)
◇金沢城公園の桜2020-3 菱櫓・五十軒長屋・橋爪門①
○金沢城公園の概要
加賀藩の居城であった金沢城の城址を整備してつくられた公園。園内には、石川門や三十間長屋などのの藩政期建築物。木造城郭建築として五十間長屋や菱櫓、橋爪門続櫓、橋爪門などの歴史的建造物が復元されています。
また、兼六園より歴史のある玉泉院丸庭園も再現され2020年には鼠多門の復元と鼠多門橋が再現され尾山神社まで接続される。
■写真は新丸広場
■写真は二の丸北面石垣
■写真は切手門
〇タイハク(太白)
タイハクは昭和2年(1927)に国内では絶滅した品種。英国の桜研究家イングラムの庭園にあった桜で、昭和5年(1930)に彼が来日した時に船津静作所蔵の桜の絵をみて自庭にある桜と同じものであると認めた。
昭和7年(1932)に京都御室の香山益彦の所望によりイングラムから接ぎ穂が送られてき、これを佐藤藤右衛門が接ぎ木によって繁殖栽培し、各地に植えらた。タイハクという名は元公爵鷹司信輔の命名。
■写真は切手門手前のタイハク(太白 2020.4.9)
撮影日:2020.4.3
(つづく)