いしかわ出身の著名人 その1(No.74)
◇西田幾多郎(哲学者)
(にしだ きたろう、1870年6月17日 - 1945年6月7日)
は現在の石川県かほく市森(旧宇ノ気町森)生まれ。
日本を代表する哲学者。京都大学教授、名誉教授。
京都学派の創始者。
かほく、金沢で学び、金沢、京都で教鞭をとり、晩年
は鎌倉で思索と執筆に明け暮れたその一生は、一見分
かりやすい人生だといえるかもしれません。
・西田幾多郎記念哲学館
http://www.nishidatetsugakukan.org/
◇鈴木大拙(文学博士)
(すずき だいせつ、本名貞太郎(ていたろう)1870
年11月11日 - 1966年7月12日)は、禅についての著
作を英語で著し、日本の禅文化を海外に広くしらし
めた仏教学者(文学博士)である。著書約100冊の内
23冊が、英文で書かれている。1949年に文化勲章、
日本学士院会員。
「大拙」は居士号である。同郷の西田幾多郎、藤岡
作太郎とは石川県立専門学校(後の第四高等学校)
以来の友人であり、鈴木、西田、藤岡の三人は加賀
の三太郎と称された。
■写真はふるさと異人館
◇高峰譲吉(科学者)
(たかみね じょうきち1854年11月3日-1922年7月22日)
は、富山県高岡市生まれ。現在の東京大学工学部の
前身の一つである工部大学校卒。理化学研究所の創
設者の一人。科学者、実業家。工学博士・薬学博士。
1912年帝国学士院賞受賞、1913年帝国学士院会員。
加賀藩の御典医であった家柄に生まれ、消化酵素タ
カヂアスターゼの発見、止血剤で有名なアドレナリ
ンの結晶化などノーベル賞級の偉業を果たした。
◇八田與一(建築技師)
(はった よいち、1886年2月21日 ? 1942年5月8日)
は、日本の水利技術者。日本統治時代の台湾で、農
業水利事業に大きな貢献をした人物として知られる。
◇銭屋五兵衛(江戸時代末期の豪商)
(ぜにや ごへえ、1774年1月7日 -1852年12月31日)
は、江戸時代後期の加賀の商人、海運業者。金沢藩
の御用商人を務めた。姓名の略から「銭五」とも呼
ばれる。幼名は茂助。「五兵衛」は銭屋代々の当主
が襲名する通称だが、最も著名な最後の当主(7代目)
・石川県銭屋五兵衛記念館
http://www.zenigo.jp/
◇安宅弥吉(安宅産業創業者、貴族院議員)
(あたか やきち1873年4月25日 - 1949年2月5日)は
石川県金沢市金石生まれの実業家。安宅産業や学校
法人甲南女子学園の創設者。元大阪商工会議所会頭。
鈴木大拙のパトロン的存在としても知られる。
■写真は高峰譲吉