植ちゃんの「金沢・いしかわに恋をしました!」

金沢に永住して金沢・石川が好きになりました!その魅力を紹介します。

金沢の広見巡り ②

2016-04-06 05:32:13 | 日記


金沢の観光スポット体験レポート その495(No.762)

◇金沢の広見巡り ②

金沢は藩政期より昭和まで、戦災がなく藩政期の街並みが
多く残されている。その一つに広見がある。
今回の広見巡りは、金沢駅よりスタートし安江町、彦三町、
東山、小立野、本多町、片町周辺、長町、長土塀、犀川大
橋、寺町の21ヶ所を巡る。

■写真は彦三の広見(西方面から)



3)彦三の広見

周囲の大部分は月極駐車場に面している。藩政期には付近
を西外惣構掘が通っていた。

住所:彦三1丁目6番先
面積:260平方メートル

■写真は西惣構跡石柱



■写真は彦三の広見(東方面から)



■写真は彦三の広見周辺地図(Google)



4)ひがしの広見

ひがし重伝建地区。文政時期当時の形態を残していると思
われる。現在は茶屋街を訪れる観光客の絶好の撮影ポイン
トになっている。

住所:東山1丁目7番先
面積:290平方メートル

■写真はひがしの広見(南方面から)



■写真はひがし茶屋街二番町



■写真はひがしの広見(北方面から)



■写真はひがしの広見周辺地図(Google)



5)横山の広見

市内では六斗広見、天徳院広見に次ぐ規模を有する。周囲
には低層の民家などが立ち並んでいる。
明治2年加賀八家・横山家の旧上屋敷跡地及び下屋敷後に
町立された。

住所:横山町1-4番先
面積:1,180平方メートル

■写真は横山の広見(西方面から)



■写真は横山町地蔵尊地蔵



■写真は横山の広見(東方面から)



■写真は横山の広見周辺地図(Google)

(つづく)

金沢の広見巡り ①

2016-04-04 05:26:05 | 日記


金沢の観光スポット体験レポート その494(No.761)

◇金沢の広見巡り ①

金沢は藩政期より昭和まで、戦災がなく藩政期の街並みが
多く残されている。その一つに広見がある。
今回の広見巡りは、金沢駅よりスタートし安江町、彦三町、
東山、小立野、本多町、片町周辺、長町、長土塀、犀川大
橋、寺町の21ヶ所を巡る。

■写真はスタートの金沢駅もてなしドーム



◇広見とは

広見とは金沢独特の呼び方で、街路の一部が広くなってい
る部分をさし、広見、橋詰広場、枡形なども含めたもので
現存最古の寛文7年(1667)古地図での調査では101ヶ
所あったと思われる。

近世の城下町の特徴のひとつに「広見、枡形、橋詰め広場、
街路の屈折」より都市空間を分節し人間的スケール感をも
つ空間がデザインされたと思われる。

広見の使われ方には伏兵を配置するための戦略的計画や、
荷車の回転場所、火消しの結集地点、藩の高札や辻説法な
どと言われている。藩政期後半には火災予防が主な目的と
なったようである。

参考資料:金沢城下の広見の起源と配置について
      著者 馬場先恵子氏
     宮武 利男氏資料

■写真は寛文7年(1667)広見地図(馬場先恵子氏資料)



1)安江町の広見

照円寺、横安江町に近い安江北交差点である。当地の大部
分は旧外惣構掘跡地。藩政期には堀に架かる橋の袂に広見
があったと思われる。

住所:安江町15番先(照円寺前)
面積:1,090平方メートル

■写真は安江の広見(西方面から)



■写真は照円寺、はせがわ



■写真は安江の広見(北方面から)



■写真は安江の広見周辺地図(Google)



2)瓢箪町の広見

旧外惣構掘の跡地。藩政期にはこの惣構掘に隣接して広見
があったものと思われる。今は明成小学校、寺院、民家に
囲まれている。

住所:瓢箪町番先
面積:690平方メートル

■写真は瓢箪町の広見(西方面から)



■写真は瓢箪町石柱



■写真は瓢箪町の広見(東方面から)



■写真は瓢箪町の広見周辺地図(Google)

(つづく)

金沢の桜2016(その1)兼六園①

2016-04-02 04:21:43 | 日記


金沢の観光スポット体験レポート その494(No.761)

◇金沢の桜2016 兼六園 ①

日本三名園のひとつで、桜の名木が多いことで知られてお
り、中でもひとつの花200枚位の花弁を付ける兼六園菊
桜(2代目は枯れて3代目になった)は一見の価値あり!
ほかにもヤマザクラの大木旭桜、兼六園熊谷ほか、ヒガン
ザクラ、ソメイヨシノなど約420本の桜が園内を彩ります。

内訳ははヒガンザクラ約80本、ソメイヨシノ約200本、
ヤマザクラ約40本、サトザクラ約50本、その他約50
本となっている。

兼六園の桜の魅力は回遊水泉式庭園の絶妙なるレイアウト
のなかに各種の桜が約1か月半にわたり楽しませてくれる。

桜の種類は梅と違い主なもの以外は看板(表示)がすくな
く位置を確認しながら咲く順番を記録しておいて撮影しな
いと撮りのがしてしまう。



1)カラミザクラ(唐実桜)

中国原産で観賞用または果実を食用に植えられる。 幹は
よく分枝し、高さ2~4mになる。樹幹から気根を出す。
葉は互生し花弁は5~7枚で花柄は毛が密生する。果実は
核果で、赤く熟す。兼六園の桜で唯一さくらんぼがなる。

この桜は兼六園というより、お堀通りに面した石川門の斜
め前の塔の近くにある。



■写真はカラミザクラ(3/20)



2)椿寒桜(つばきかんざくら)

カンヒザクラとシナミザクラとの種間雑種と考えられてい
ます。愛媛県松山市に原木があり、広く栽培されている。
花弁が内側に曲がるのが特徴です。樹形は盃状になり雄
しべ、雌しべとも長くつき出る。椿の花のように見える。
早春を飾る美しい花。俗称:雪割り桜で春を告げる桜。







■写真は椿寒桜(3/20)



3)品種不明

日本武尊像の裏にある早咲き桜、品種不明。



■写真は品種不明(3/21)

(つづく)