観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

晴れた空を見て

2020-05-23 18:41:55 | 春の藤前干潟

【臨時休館のお知らせ】

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、

名古屋市野鳥観察館は3月2日(月)から6月1日(月)まで、臨時休館しています。

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藤前干潟

今日の干潮時間12時23分 潮位 25cm

今日の満潮時間18時50分 潮位243cm

 

今日は「春の藤前干潟クリーン大作戦」が開催される予定の日でした(4月8日に中止を決定しました)。

晴れた空を見て、例年通り開催できていれば、みなさんに気持ち良く参加してもらえたかな、と残念な気持ちがうっすら湧きました。

「秋の藤前干潟クリーン大作戦」は10月31日(土)の開催を予定しています。

今年度は今後も思うようには活動を進められないかもしれませんが、開催となった際には、また多くの方のご協力・ご参加をいただきたいと願っています。

 

さて、今日の藤前干潟ですが、今日も庄内川河口にクロツラヘラサギを観察できました。

満潮に近づき、潮がかなり上がってきた夕方、どこで休んでいるか確認したところ、今日は導流堤ではなく、新川河口にある流木のてっぺんで休んでいたようです。

わかりにくいですが、よくよく見ると、冠羽と先端が丸いしゃもじ型のくちばしがわかると思います↓。

今回はいつまでの滞在となるでしょうか。

 

今日観察できた主な野鳥 カワウ682、ダイサギ21、コサギ6、アオサギ22、クロツラヘラサギ1、マガモ3、カルガモ27、スズガモ39、ミサゴ6、バン1、ダイゼン9、トウネン3、ハマシギ9、キアシシギ2、ソリハシシギ4、ホウロクシギ1、チュウシャクシギ6、コアジサシ7

 

 

明日の満潮時間 6時15分 潮位233cm

明日の干潮時間12時56分 潮位 23cm

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干潟がさみしくなりました。

2020-05-22 21:27:43 | 春の藤前干潟

【臨時休館のお知らせ】

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、

名古屋市野鳥観察館は3月2日(月)から6月1日(月)まで、臨時休館しています。

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藤前干潟

今日の干潮時間11時51分 潮位 32cm

今日の満潮時間18時13分 潮位240cm

 

今日は風が強い時間帯がありましたが、日に当たっていると暑いくらいになりました。

今日も庄内川河口では、ずっとクロツラヘラサギを観察できました。

昨日は移動してきたばかりで疲れていたのか、背中に頭をうずめて休んでいる時間が長くありましたが、今日は干潟が出ている間は採餌をしているようでした。

一方で、今日は潮が良く干潟がかなり広がりましたが、昨日までいたハマシギなどのシギ・チドリがほとんど抜けた(旅立った)ようで、鳥が少なく、さみしさを感じました。

 

ちょうど干潮時間にあわせて、名古屋市の鳥類生息状況調査のため、野鳥観察館の川向かいの南陽海岸(藤前海岸)へ行きました。

広がった干潟↓。ここが狭義の藤前干潟です。ごみで埋め立てられる計画がありましたが、反対運動の結果、守られた場所です。

この護岸から望遠鏡を覗いても、やはり、シギ・チドリはほとんど確認できませんでしたが、護岸近くにはキアシシギ10羽が餌を探していました。

ダイサギは干潟の周りのあちこちに見られ、藤前海岸前の干潟と新川河口の干潟に計40羽のダイサギを確認できました。

 

今日、庄内川河口、新川河口、藤前海岸前の干潟で観察できた主なシギ・チドリは、ダイゼン12、トウネン1、ハマシギ35、アオアシシギ1、キアシシギ10、イソシギ1、ソリハシシギ1、ホウロクシギ2、チュウシャクシギ7 でした。

この他、クロツラヘラサギ1、バン1、トビ1、ミサゴ4、チョウゲンボウ2、コアジサシ8 などを観察できました。

 

また、庄内川河口の護岸沿いを歩いていると、様々な植物の花が咲いていました。

ハマヒルガオ↓。近くには花は終わりかけでしたが、ハマダイコンも見られました。

ナヨクサフジ(外来種)↓。鮮やかな紫色の花です。

イタチハギ、別名クロバナエンジュ(外来種)↓。

 

さらには、今日はこんな様子も観察できました。

親に餌をもらうスズメの巣立ち雛(右側)↓。

野鳥観察館の前の水たまりで餌を探すセグロセキレイ↓。近くで子育てしているのでしょうか。

水たまりにはキジバト、ムクドリ、カワラヒワ、スズメ、ハシボソガラス(今年生まれ)なども観察できました。

 

明日の干潮時間12時23分 潮位 25cm

明日の満潮時間18時50分 潮位243cm

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今年も飛来しました。

2020-05-21 19:59:53 | 春の藤前干潟

【臨時休館のお知らせ】

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、

名古屋市野鳥観察館は3月2日(月)から6月1日(月)まで、臨時休館しています。

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藤前干潟

今日の干潮時間11時19分 潮位 42cm

今日の満潮時間17時37分 潮位233cm

 

今朝、干潟をのぞくと、浅瀬で長いくちばしを横にふりながら採餌している大きな白色の鳥を発見。

この独特な採餌方法をしているのはクロツラヘラサギでした。

昨年の5月初めにも飛来をしているクロツラヘラサギ(2019年5月2日の日記)

2年連続で今年も飛来を確認できました。

写真ではわかりにくいですが、胸元がうっすら黄色をした個体でした。

 

一方、日曜日(17日)から昨日までの4日間、観察できていたハシブトアジサシは今日は確認できませんでした。

さらに、昨日まではコアジサシの群れも干潟に観察できましたが、今日は1羽のみしか見られていません。

どこかで適した繁殖地をみつけてくれていれば良いのですが・・・。

 

今日観察できた主な野鳥 カワウ193、ダイサギ47、コサギ4、アオサギ36、クロツラヘラサギ1、マガモ2、カルガモ7、スズガモ186、ミサゴ5、ダイゼン7、トウネン43、ハマシギ607、アオアシシギ7、キアシシギ9、ホウロクシギ2、チュウシャクシギ16、コアジサシ1

 

明日の干潮時間11時51分 潮位 32cm

明日の満潮時間18時13分 潮位240cm

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【臨時休館のお知らせ(6月1日まで)】

2020-05-20 19:12:40 | お知らせ

藤前干潟

今日の干潮時間10時47分 潮位 55cm

今日の満潮時間17時01分 潮位223cm

 

今日もハシブトアジサシが観察できた名古屋市野鳥観察館から臨時休館についてのお知らせです。

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止のための臨時休館期間を「当面の間」としておりましたが、

この期間を6月1日(月)までとすることとなりました。

長い間、臨時休館してきましたが、6月2日(火)より開館再開予定です。

なお、開館再開においては、来館者の方々にマスク着用・入館人数の制限などのお願いをする予定です。

詳しくは改めてお知らせします。

ご理解・ご協力いただきますようお願いいたします。

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昨日の干潟には

2020-05-19 20:24:56 | 春の藤前干潟

【臨時休館のお知らせ】

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、

名古屋市野鳥観察館は3月2日(月)から当面の間、臨時休館しています。

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藤前干潟

今日の干潮時間10時14分 潮位 71cm

今日の満潮時間16時23分 潮位210cm

 

今日は夕方から急に黒い雲に覆われて雨が降りましたが、昼間は晴れました。

一昨日から飛来しているハシブトアジサシは、今日も観察でき、潮が満ちてくる時間帯には、ちょうど野鳥観察館の正面の導流堤の脇の干潟に降り立っていました。とにかく大きなアジサシの仲間だなぁ、と見る度に思います。

また、ハマシギなどのシギ・チドリの飛来数は昨日より少なくなりましたが、5月も半ばを過ぎたこの時期にしては比較的多くの数が見られています。

 

さて、ここからは昨日の報告です。

昨日は朝は晴れ間も見えましたが、だんだんと雲が多くなってきて、湿っぽくなっていきました。

稲永公園では、センダンの薄紫色の花が見ごろでした。

花の周りには、アオスジアゲハが何匹も舞い、花の蜜を吸っているようでした。

シジュウカラがセンダンの木にやってきて、虫を探しているのも観察できました。

シジュウカラの巣立ち雛も複数羽、近くで観察できました。稲永公園では、シジュウカラの鳴き声があちこちから聞こえ、にぎやかでした。

そして、稲永公園の林を抜けて川側に出ると、干潟が見えました。

こちらは庄内川に広がった干潟↓。多数のシギ・チドリやカモ、サギの仲間などが飛来していました。

トリトン(名港西大橋)をバックに飛ぶ主にハマシギの群れ↓。

南陽工場をバックに飛ぶハマシギとトウネン↓。ハマシギの夏羽ならではの黒色のお腹が目立ちます。

干潟で餌を探すハマシギとトウネン↓。

さらには、夏羽のサルハマシギも観察できました(証拠写真ですが・・・)。

ゴカイのようなものを泥から頻繁に引っ張り出して食べていました。

そして、こちらはその近くにいたコサギ↓。ボラの稚魚を狙っていました。

目先が赤味を帯びており、趾もいつもより赤味が濃く、婚姻色が現れていました。

 

昨日(5月18日(月)に)観察できた主なシギ・チドリとアジサシ コチドリ1、ダイゼン34、トウネン167、ハマシギ818、サルハマシギ1、アオアシシギ18、キアシシギ13、イソシギ2、ソリハシシギ3、オオソリハシシギ2、ホウロクシギ1、チュウシャクシギ85、コアジサシ29、ハシブトアジサシ1

 

今日観察できた主な野鳥 カワウ136、ダイサギ11、コサギ7、アオサギ12、マガモ8、カルガモ23、スズガモ351、ミサゴ2、ダイゼン23、トウネン167、ハマシギ471、アオアシシギ6、キアシシギ4、オオソリハシシギ1、ホウロクシギ1、チュウシャクシギ25、コアジサシ14、ハシブトアジサシ1

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