観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

ササゴイ飛来

2020-05-04 17:04:36 | 春の藤前干潟

【臨時休館のお知らせ】

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、

名古屋市野鳥観察館は3月2日(月)から当面の間、臨時休館しています。

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藤前干潟

今日の干潮時間 9時50分 潮位 79cm

今日の満潮時間15時49分 潮位218cm

昨日確認した天気予報では、今日は明け方頃には雨もやむ予定でしたが、雨が止んで晴れてきたのは干潟が広がり始めてからで、シギ・チドリの群れがそれぞれが好きな干潟に散った後でした。

それでも、雨が降って散歩の人も居ないため、岸沿いには数が増えてきたキアシシギやキョウジョシギの群れが観察できました。

昨日は近くで観察できたキリアイも他のシギ達と一緒に広がり始めた導流堤の干潟に移動してしまいました。

それでも今日は中潮で藤前地区の干潟が干出しない為、殆どの群れは庄内川河口部で潮が満ちてくるまで観察できました。

鳥が遠くて、あまり人が行かない庄内川最河口部、導流堤先端の干潟には今日もホウロクシギが2羽観察できています。

干潮時間が終わり、潮が満ち始めると導流堤の干潟で活動していたシギ・チドリは狭くなっていく干潟から、満潮時間までしばらく残っている干潟へと群れで移動し、
その後、さらに潮が満ちて干潟がなくなると休息のため、導流堤の上や後背地へ群れで移動していきます。

5月になって、春の渡り後半に飛来するキアシシギやトウネンの飛来数が増え、春のシギ・チドリの渡りがピークに近づいています。

本来なら今頃の藤前干潟には、春のシギ・チドリの姿を求めて多くのバードウォッチャーやカメラマンが訪れるはずですがコロナ対応の為に皆さんも自粛に協力されているようです。

短い春のシギ・チドリシーズンに観察館も当面の間閉館を余儀なくされ、最近の淡泊なブログ記事を見て察した方もいると思いますが、写真も少なく、記事の最後に書く明日の干潮時間」も記載し無くなり、例年のように「明日は○時からがおすすめです。」といった明日の情報記事も自粛していることが残念です。

 

なお、今日は庄内川でササゴイを今シーズン初めて確認しました。

 

今日観察できた主なシギ・チドリなど メダイチドリ2、ダイゼン32、キョウジョシギ4、トウネン196、ハマシギ1,170、キリアイ1、アオアシシギ20、キアシシギ8、イソシギ1、ソリハシシギ2、オグロシギ2、オオソリハシシギ6、ホウロクシギ2、チュウシャクシギ48、オオハシシギ2、タシギ2

ササゴイ1、トビ1、ハヤブサ1、コアジサシ5

 

 

※2020年5月19日追記:非常事態宣言が5月14日に解除されたことから、画像等を追加しました。

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