Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

お車のままどうぞ(サラミス)

2011-02-11 23:59:29 | キプロス
今日はやっと一日のんびり出来る・・と思ったら何だかだらけてしまった。
外は最初は雨・・後雪。で、夕方には庭も白くなり始めた。
明日お出かけしなきゃいけないkおばちゃんにとってはぜんぜんありがたくないんだけど・・

で、だらだら一日している。
夕べお仲間と話していて・・最近まで休職していたお仲間の話になって、完ぺき主義はいけない・・という結論。
まあ、いけないといわれていてもこれも性格。だからよけい葛藤するんでしょうね。

不完ぺき主義のkおばちゃんとしては・・爪の垢をもらわないとね。

○12月31日(金)

さて、マウサmağusa(ファマグスタ)の見所は・・まだありますが、殆どが『教会の廃墟』じゃないかと思っているkおばちゃん。
なんせ、ベネチアが支配していた時代は、貴族たちはこぞってその富の明かしと信仰深さの証明として教会を建立し寄進していたとか。だからこの城壁の中に沢山の教会が建っていたという話ですもんね。

でも、キプロス戦争で荒廃してしまって・・ただの廃墟になってしまっているのであまり見学の価値は内容に思っているので、もうこれでマウサの見学は引き上げることにしました。

それに考えてみたら、今見てきた『王宮の後』というのが、オペラ『オテロ』の舞台だったのよね。タワーのほうじゃなくて・・なんて思ったりして、もうこれで十分です。

お昼は過ぎていたのですが・・どうもお腹はあまり空いていません。
とりあえず、コルドバ爺を止めた前のカフェでなにか・・とも思ったのですが、お客さんが入っていない・・と入りにくい。
で、ま、良いか・・でコルドバ爺に乗り込んで次の目的地に向かうことにしました。

といっても・・はっきりした場所もルートもわかっていません。ただ、今いるところよりも北、そして海のそばということだけです。
まあ、適当なkおばちゃんですからあまり悩みません。とりあえず出発!で左側に海を感じながら走っていたつもり・・だったのですが、どうも一箇所間違えたようで、引き返して・・なんとかそれらしき案内板(しかもトルコ語じゃなくて英語でかいてある)ものを発見して、入り込んだ道を驀進します。

やっと行き止まりになり目の前に飛び込んできたのはこんな風景でした。


夏だったら、最高の海水浴場なんでしょうね。遠浅の感じがします。

でも、kおばちゃんの目的地はこんなとこじゃ無いはずです。と思ったらあちらから車が・・


おそるおそるkおばちゃん、そちらの方向にコルドバ爺を進めます。

お、入り口があってなんか書いてありますね。ゲートも見えます。


おお!ここだここだ!

チケット売り場とおぼしき小屋があります。kおばちゃん、『一人ください』とチケットを購入。
すると、ゲートの遮断機が上がりました。あ、コルドバ爺ごと回れるのかしら・・なんてサファリパークのような感覚に陥ってしまいました。

でも考えがあまった・・少し走ったら駐車スペースとなり、それ以上は乗り入れ禁止でした。ま、それもそのはずですよね。
だってkおばちゃんの目的地はここサラミス遺跡Salamis Antik Kentiなんです。遺跡に車乗り入れはさすが何でもアリのくにでもねえ・・

googleさまだと一応ピンクの矢印のところにコルドバ爺を止めました。

他にも1台止まっていましたが、もう見学お終いでしょうかね。


ここに遺跡の全体地図がありました。

結構広いです。短いコースと長いコースがありました。さてどっちにしよう・・
とりあえず青い短いコースにしておきましょう。あっちですね。まずは・・


ここ、サラミスはその名が示すとおり、サラミスの海戦で有名なギリシャのサラミス島Σαλαμίς Salamísとの関係も示されていますが、一番古くは紀元前11世紀の青銅器時代からの歴史があるようです。
また、キリスト教流布のために、パウロが上陸したところとして知られており、その状況は『新約聖書 使徒言行録 13章5~8節』に描かれているということです。

でも、ここの遺跡として残っているものの大部分はローマ時代のもののようです。

kおばちゃんの他に見学者がいなくなってしまいました。


あそこでしっかりとコルドバ爺は待っていてくれてます。

そうそう、コルドバ爺は走行距離こそ大ベテランですが、結構良い走りをしてくれていて安心安心です。

だんだん遺跡らしい景色になってきました。


だんだん楽しみになってきました。

コメント
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