今日は優しい雨が降っています。前に撮ったカシワバアジサイ。
今では元気を失くし、日を追うごとに悲しい姿に。
名残惜しくてたまりません。
最近は、歳のせいでしょうか。
他人の優しさ、親切等に、とても感激しやすくなってしまったようです。
歳による、こういった心情の傾向に、悪徳業者はあざとくつけ込んでくるのでしょうね~
そのように自身で認識出来ている間は、私はまだまだ大丈夫では。
長女婿のHさんは、「お母さんは、投資顧問に騙されただけだよ」って言いますけれど・・・・・・
私は、どんな状況に置かれたにせよ、投資は自己責任と思ってきましたから、顧問に愚痴や不平を述べたことは、ほとんでありませんでしたよ。
更に白アリの件によるリフォーム会社への対応でも、甘過ぎると注意を受けました。
彼が、「見積もりに計上された金額を値切るのは、当たり前のことだ」って言うのです。
公認会計士の資格を持つHさんの経済観念は、人並みではありません。
彼の言うことはもっともな事かもしれないけれど・・・・・・
私は性格的に、とても値切ったりは恥ずかしくてできません。
大阪の人は値切るのが上手って、よく耳にすることですが、本当ですか。
Hさんは、関東生まれの関東育ちですけれどね。
最近の日記は、いつも前置きが長くて、なかなか本題に入れない私です。
いえいえ、本題が特別あるわけではありません。
いつも徒然なるままつづっている、拙文に過ぎませんでした。
さて今日は、私がとても感激した事と、チョッピリ傷ついた事もついでにお話し致しましょう。
感激したことは、アンダーセンの業者さんの、私への応対でした。
それはそれは良心的で、もうけ主義なところが一切ありません。
私が余分な支払いをしないで済むように、気を配っておられるのがとてもよく分かりました。
庇の修復工事に於いても、同じような感想を抱いた私ですが。
結構複雑な仕組みの窓ですから、不具合の状況を正確に伝えるのも大変。
私は、きちんと説明したつもりでも、的確な表現とは程遠かったのでしょう。
最初は、相手に上手く伝わらず、困りました。
私は、自信がなくなり、
「一度下見に来て頂けませんか」
と申し上げました。
「むろん出かけるのは一向にかまいませんが、そうすると人件費がかかります。
それは、無駄なことですから、この電話で、状況を正確に把握した上で、修理に出かけましょう。」
と、おっしゃるのです。
そして根気よく、私の話を幾度も質問しながら、理解に努められました。
その内、実にスムーズに、二人の間でコミュニケーションが取れるようになりました。
更に「納入が遅くなる部品がありますが、それは一旦修理を済ませ、その後に送ります。
私が説明すれば、自分で取り付けられますから、修理代節約のために、そのようになさった方がいいですよ」
とまでおっしゃって下さいました。
何てご親切な物言いをされる方だろう、と私は感激しきり。
修理予約は、土曜日に入れ、電話を切りました。
「ご親切に応対して頂き、本当に助かりました。ありがとうございました。」
と、私は感激のあまり、何回申し上げた事か。
我が家の夫は、私が分からないことを尋ねますと、1しか応えてくれません。
私は、10の内容を期待しているのに。
自分が理解していることは、私もすぐ分かって当然、と、思っているようですね~
バカと天才の頭はまるで違うのに・・・・・・・(笑)
そこまで気が回らない人。
だから、他人の親切が、私は身にしみるのかしら。(笑)
嫌味っぽく、夫にこのように話したなら、どんな顔をすることでしょう。(笑)
日本の商売における、このきめ細やかな誠心誠意のサービス精神。
今後も健在で、海外でも生かされる限り、日本の発展と繁栄は、息長く続くと、私は思うのですが。
ですから、最近、ある航空会社が、乗務員用にサービスを極力削ったマナー規範をつくった、との報道を目にした時は、我が目を疑った程です。
世論の批判で、修正されたようでしたが。
接客中に、時に顧客の態度に腹が立つこともあるでしょう。
それさえも、忍耐と笑顔で堪え、客に誠意を尽くす能力は、歴史と風土と共に培われた日本人の美しい国民性の一つのはず。
東日本大震災でも、日本人の美徳が、世界中で注目され、賞賛されたばかりです。
話が少々飛躍しすぎた感がありますが・・・・・・
昨日の電話におけるやり取りで、日本人の素晴らしさに、また触れる思いがしました。
さらに我が家に出入りし、お仕事に励んで下さった職人さん達の誠実な態度からも、同様の気持ちを抱いた私です。
若い時も、こういった経験は幾度もしてきたはずに違いないのだけれど・・・・・
やはり歳のせいで、こんない有難く感じるのでしょうか。
これを結びとし、気持ちよく今日の日記を終わりたいところですが、先ほど書きました傷ついた事もチョットお話しを。
数日前の日記で、外国人による作業が、我が家で有ったこと、
機材の落下により、階段のタイルが割れてしまったことを綴りました。
その報告を受けた時、私は割れたタイルは、そのままの状態で、傍に置いおいておくよう、お願いしました。
可能なら、その破片を接着し、修復しても構わない、とさえ感じていたのですが・・・・・
もちろん、同様のタイルがない場合のことです。
ところが、後程見直したところ、残されたタイルは一部だけで、片割れが、もう一片足りません。
しばらく周辺を捜しましたが、見当たりませんでした。
その時は、補修工事の際の見本用に、会社へ持ち帰られたのかもしれない、と思い、諦めました。
しかし、その翌日、道路の掃き掃除をしている時の事。
そのタイルを発見。
ごみ集積所の数歩手前の道路上に投げ捨てられていたのです。
私は若者らしき外国人の作業員の方々に、その苦労を思い、温かな目を注いでいたつもりでしたが。
さすがに裏切られた思いになりました。
自分たちの落ち度で壊したタイルを、無造作に道端に投げ捨て去る行為を、私は理解しがたくて。
日本人の職人さんには、絶対あり得ないことでしょう。
悪気は恐らくなく、国民性の相違なのかもしれませんね~
もちろん、そのタイルは、我が家へ持ち返りました。
というわけで、頭を幾度も下げて謝られた行為とのギャップに、ちょっと傷ついたかれん桜でした。
余談ですが、最初、タイトルの書きはじめを年老いるにしました。
けれど、老いは、まだまだ私には似つかわしくない、な~んて思い、
年重ねるに、表現を改めました。
単なる強がり?(笑)
老いという言葉からは、元気を貰えませんものね~
昨日は、夏日を思わせる暑さでした。
涼を求め、夏らしい食卓にしてみました。
夕食の献立
アユの塩焼き・鶏肉と夏野菜の揚げびたし・たことオクラの酢の物・ほうれん草の胡麻和え・冷ややっこ
お立ち寄り下さいまして、有難うございました。
今日も素敵な1日をお過ごしになられますように♪
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