今日は、私には余りに似つかわしくない、題材を扱うことに。
書く前から、気持ちが心なしか緊張し、身構えています。(笑)
最近マスコミを賑わしている話題の一つ、ヒッグス粒子に関連したことに付いて、私の思いを・・・・・・・
何んて書きましたが、科学的なお話しでは、全くありません。
でもその事に付いても、多少は綴りませんと、形がとれませんね~
ヒッグス粒子とは、万物に重量を与えるものなのだそうです。
137億年前に宇宙でビッグバンが起き、素粒子が飛び回っているところに、瞬時にヒッグス粒子が生まれ、水あめのように作用して、素粒子を動きにくくしたとのこと。
この動きにくさが、質量を持ったことを意味するとか。
難しい~?????
宇宙はその後、少しずつ温度を下げ、動きにくくなった素粒子は、やがて相互に結び付き、陽子や中性子を形成。
それらは原子や分子を形作り、物質やわれわれ人間、それらすべてを含む今の宇宙になったようです。
物理学の基礎となる標準理論の中で唯一見つかっていなかった素粒子は、ヒッグス粒子。
それが、半世紀の研究の末、この度発見されたのでした。
しかし、この偉大な発見も、これから宇宙を解明する上で、まだまだ始まりに過ぎないとのこと。
科学者の目標には、有限なんてあり得ないのでしょうね~
科学者とは、夢を追う職業、といってもいいのかもしれません。
ここまで書いた突端、ため息が。
こんな難しい文章を書いたのは、生まれて初めてではないかしら。(笑)
でも書くっていう行為は、多少でも理解を得る意味で、素晴らしい事ですね。
なんだかちょっぴり物理の理論に触れて、賢くなったような気分です。(笑)
実は今日、この事をわざわざ題材にしたのは、訳があります。
身内に、物理学者がいるからです。
もっと詳しくお伝えすると、次女の婿が理論物理学者なんです。
物理学といえば数年前、三人の日本人が、ノーベル物理学賞を授与されましたね。
私達にとって、とても嬉しく誇り高い報道でした。
随分、マスコミを賑わしたものです。
ノーベル賞の報道では、私には一番印象的な出来事で、その時の映像が、今も頭に焼き付いて離れません。
物理学者の義息子がいるせいもありましたが、他にも訳がありました。
三名の学者さんの個性が余りに異なり、観ていて飽きない報道だったからです。
南部陽一郎氏は、実にスマートな洗練された雰囲気の学者さんでした。
今回の発見の基礎の理論は、南部氏の研究によるものだそうですから、本当に偉大な学者さんですね~
益川敏英氏は、小柄な方で、学者さんには見えないほど、饒舌で明るく、どこか茶目っ気のある人でした。
小林誠氏は、一番学者らしい方だったのでは。
常に寡黙で、いつも少し俯き加減、何か考え事をしておられるような雰囲気でした。
相手の言うことに、じっと耳を澄ましている姿が、とても印象的だったように思います。
強いて当てはめるなら、息子は、南部さんに一番近いタイプかもしれません。
私の身内には、学者も数名いて、全員科学者でしたから、特別縁遠い方々のようにも思えません。
しかし物理学者となると、学者の中の学者といったイメージで、アカデミックな印象を一番強く感じますね~。
ましてや、次女の婿のHさんは、理論物理学者なんです。
極端に表現すれば、ペンと紙だけで極める学問、と言っていいでしょう。
今はもちろん、ペンがパソコンに替わっているようですが。
実験もありません。
ゆえに、素粒子とは多少異なるようですが、似たことが研究の対象であることには変わりないでしょう。
このような研究をする人達の頭脳は、どんな仕組みになっているのでしょう?
凡人には、神がかった頭のようにさえ思えますが・・・・・・・・
つい、アインシュタインのイメージから、変人を想像される方が多いのでは。
物理学者には、変人が多い・・・・・・
そのような通説があったようにも。(笑)
しかし、Hさんに限るなら、そんなこと、全くありませんよ。
ごく普通の穏やかな優しい人で、良きパパ、良き旦那さんです。
長女とは、大学時代のテニスサークルで後輩、先輩の仲。
今も時々、その仲間達とテニスを楽しみ、近所のスポーツジムにはしょっちゅう通い、体を鍛えています。
料理の腕前も本格的。
彼の手料理を何度もご馳走になりました。
私の如何なるくだらない話にも、相手になってくれます。
長女の婿同様、相談相手にも。
会うたびに、PCの知恵を授けてくれたのは彼です。
その度に、そんなこともできるの!と感嘆の声を上げたものでした。
パソコンのトラブルは、ほとんど彼に解決してもらっています。
と言った訳で、多少物理学者のイメージへの皆さんの偏見が、なくなりましたでしょうか。
明後日から、海外の学会に出かけるようですが、今度会った時には、ヒッグス粒子発見の感想を聞いてみたいものです。
最近、長女のお婿さんの話題の方が多かったように思いますから、今日は次女の旦那さんのお話しをさせて頂きました。
そうそう、一昨日、夫が手渡してくれた三冊の村上春樹の書物。
夫に後で尋ねたところ、すべて、長女婿のHさんからの借りものでした。
彼は、夫に引けを取らないほどの大変な読書家です。
それにしても、拝借したままでいるなんて、ちょっと図々しいですよね。
Hさん、ごめんなさい。
ブログをとことん馬鹿にしている彼は、見ていないでしょうけれど。(笑)
娘の婿達は、全く違う個性の持ち主ですが、私には過ぎた愛しき息子達です。
家族全員集まると、声が大きく元気いっぱいな婿達のお陰で、それはそれは、明るくにぎやかな団欒となります。
これからも、共稼ぎ夫婦の暮らしは、大変な毎日でしょう。
くれぐれも健康には留意して、子供達と共に、ますます幸せな日々を紡いで下さいね。
夕食の献立 肉団子の甘酢あんかけ・バンバンジー・小松菜の塩炒め
お立ち寄り下さいまして、有難うございました。
今日も素敵な1日をお過ごしになられますように♪
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