年を重ねるゆえの悲哀を、いやっと言うほど味あわさられる昨今ですが・・・・・
旦那さまの二度目の一時帰宅の日にも、その点で、誠に派手なボケ行動を、私は二度も仕出かしてしまいました。
そのために、頭が一瞬パニックに。
とても冷静ではいられませんでした。
恥ずかしながら、その頓馬な出来事を二つをご紹介させて頂きますね。
後者は、婿や孫にも経験があることですから、ボケのせいとは必ずしも言えませんが。
しかし我ながら、年の割には、その失敗の処理を速やかにやり遂げられたと思っています。
こんな事、自慢してどうするの?(笑)
今朝の雨上がりの庭の光景です。
では時間の流れ従って、順次にお話しします。
台風襲来の予報で、夫を迎えに家を出たときは叩きつけるような豪雨。
先の道中が思いやられましたが、T大病院の最寄りの駅に着くと、嵐の前の静けさと言った感じの穏やかな光景でホッとしました。
そして十時過ぎに病院に辿り着いた私です。
旦那さまにその後の検査の様子を尋ね、束の間の休憩後、家に帰る準備に取り掛かり始めました。
Yさんは、パジャマ脱ぎ、おもむろに着替えを始めたのですが・・・・・・
そこで、私はとんでもない事に気が付きました。
Yさんの上着が病室の夫用の小さなクローゼットの中にないことに。
仰天してしまい、一瞬頭が真っ白になりました。
前回の一時帰宅後、病院に戻る時、お天気が悪く、土砂降りの雨の中、病院に向かう羽目に。
その道中で、夫のズボンはずぶぬれになってしまいました。
上着も濡れて当然のはずですのに、私は何故か、ズボンのみ持ち帰ったものと思い込んでしまったのです。
そのため替えのズボンとベルト、下着だけバッグに収め、いつも通りに夫の病室に入った私でした。
そして、上着がない事に気が付いたのです。
驚き、途方に暮れ、どうすれば良いものか、と一瞬情けない気持ちでいっぱいになりました。
しかし、そのまま途方に暮れてばかりはいられません。
何とか上着を用意しなければ、Yさんは我が家に戻ることができませんから。
まずは、階下のロビーに降り、売店を覗きましたが、むろんそのような衣料品はあろうはずがありません。
総合案内で尋ねますと、病院の周辺には、衣料品店はないようでした。
タクシーがワンメーターで行ける上野の御徒町にデパート・松坂屋があるとのこと。
仕方なく、そこまで足を延ばす事に、私はしました。
幸いにも、横浜ほど悪天候ではなく、小雨が降っている程度の空模様。
そのデパートで購入したのは、下の画像のワイシャツ・・・・・・
この行間に写真をアップしたいところでしたが、、そのシャツが我が家にはないようです。
先々週の一時帰宅の際、着て病院に行き、そのまま病室ののクローゼットの中なのでしょう。
ピンク系のストライプ柄。
夫は白、赤、黒、何でもいい人ですが・・・・・・
私はそうはまいりません。
慌ただしい買い物で選んだ商品にしては、とても気に入っています。
実は最初、気持ちが急くまま、慌てて買い求めたのがセール品の半袖のポロシャツでした。
セール品とは言え、デパートですと、7~8千円はします。
買い物を始めたものの、待つ夫のことが気がかりで、落ち着いて選ぶ事などできません。
妥協もいいところでした。
しかし、余り気に入らない商品のために、それだけの支払いをした後味の悪さが消えません。
階下に下りる途中、私が日頃夫の服をよく求めるバーバリーのお店が目に留まりました。
そこに一目で心惹かれるカジュアルなワイシャツがありました。
そのため、ますますその悔いが膨らみ、悩んだ挙句、商品を取り替えてもらうことに。
セール品でしたが、店員さんの何とご親切な事。
買い求めた階下のお店にご案内下さり、買い替えの手続きもすべて済ませ、私にレシートを手渡して下さいました。
短時間でしたが、気持ちを瞬時に入れ替え、良い買い物を済ませた満足感に浸り、、そのデパートを後にしたのです。
私は多少値段が張っても、上質の商品を数少なく買い、長期に使用すると言ったスタンスを長年にわたって貫いてきました。
決して物欲が強い方でも、買い物好きでもありません。
ですから、ちょっと恥ずかしいお話ですが、2~30年前の服でも、私は未だに愛用しています。
材質や縫製がしっかりしているので、型崩れがしません。
肩幅を詰めたり、着丈を短くしたり等、流行に合わせてお直ししてもらいながら大切にしています。
ですから、今回のように慌てた際も、その方針を貫いたわけですが、それで良かった、と後で心から思いました。
今まで持ち合わせがない色のワイシャツです。
旦那さまに、とてもよく似合い、ちょっぴり若返って見えるようにも。
そして無事に我が家に戻った私たちでしたが・・・・・
次なる私の間抜けた行動を発見!
実は病院へ向かう車中で、携帯電話がないことに気が付いていた私です。
出かける直前に次女から電話があり、バッグから出した事までは記憶しています。
そのため、その際に家に置き忘れたに違いない、と思い込んでいました。
そして家に戻リ、
「携帯はどこ?」
とキョロキョロお部屋を見回しましたが、見当たりません。
色は白。
まことに存在感が薄く、目の留まりにくさ甚だしい我が携帯。
この探し物で、日々、私は如何に苦労を重ねてきた事でしょう。
深紅の携帯に一目惚れし、即購入を決断したのですが、残念ながら商品が売り切れ。
いつ入荷するかわからない、と言われ、やむなく白にした経緯があります。
ゆえにしばらくは、目だたない色なので、いつも通り私の視界に入らないだけ、とたかをくくっていたのですが・・・・・・・
いくら探しても、現れてくれません。
気持ちが次第に焦ってきました。
夕刻には、若夫婦がやってきて一緒に夕食をすることになっています。
そろそろ、その準備にも取り掛からなければなりません。
必死で手当たりしだい見て回りましたが、探し出すことができません。
次第に心が冷静になり、携帯紛失と言う厳しい現実を認めることとなりました。
しばらくショックで呆然となりましたが、すぐ立ち直り、自分の執った行動を思い返し、
携帯を落とした場所は、電車に乗車するまでの区間と確信しました。
まず玄関ドア―を出た所から家の周辺を探しまわりました。
その後、バス会社と電車の最寄り駅に電話をかけることに。
まず最初にバスの営業所へ電話で問い合わせたところ。
ありました!!!
良かった~!と胸を撫でおろした私です
次女のお婿さんが、その後、営業所まで車を飛ばし、取りに行ってくれました。
バスの中で、私、お気に入りのバッグの中に詰めた諸々のものを整理している時に、きっと落としたのでしょうね~
正に飛び上がらんばかりの嬉しさで、私のボケ行動の結末はハッピーエンドとなりましたが・・・・・・
更に、その後、第三弾がありました。
翌々日のことでしたか、何と指輪を紛失。
それも帰宅後、病院の落し物が係にすぐ問い合わせ、翌日無事に私の元に返ってきました。
情けない出来事の連続ながら、とても幸運な私。
この強い運が常に夫の身の上にも、ありますように。
しかし、いくら、おっとり型でぼんやりしたところのある私とはいえ、ここまで連続した間抜け行動を繰り返したことが、かってあったでしょうか?
病院通いで疲労が濃く、不注意なミスが起きても止むをえないような状況にある、ということにしておきましょう。
或いは歳のせい?
どちらにしても、そう思うのであれば、今後は一層の注意を払わなくてはいけませんね~
交通事故などに遭うと大変ですもの。
私は今、旦那さまに大変必要とされている存在でしょうから、今後は気を付けます。
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