ちるみさんと皆様へ
ちるみさん、昨日はお優しい励ましのお手紙を、わざわざブログ上に載せてご発信下さり、本当に有難うございました。
私が留守中のことだったからでしょう。
それを読ませて頂き感激した妹が、携帯に連絡を入れてくれました。
夫が入院し、検査そして引き続き放射線治療入院と、もうすぐ二カ月が経過しようとしています。
電話がかかってきた時は、家族達の母校にもかかわらず、病院の周辺しか見ていなかった私が、始めて構内をデジカメ散歩をしようと、病院を出たところでした。
その後は、ちるみさんの明るくて優しいお人柄に触れ、貴女への感謝の言葉とともに、妹とおしゃべりに花を咲かせながらの散歩でした。
そのため、写真を撮ろうと思った頃には、日が暮れてしまって・・・・・・・
余りよい写真が写せませんでしたが。(笑)
私がこれまで撮ってきた写真は、理工学部と医学部が所在する界隈のようです。
伝統ある国立の大学とは言え、校舎の古さに少々驚いてしまった私です。
貴重な建造物の保存は大切とは思いますが、それにしても、修復の手が余りに加えられていない感じ。
大きな地震に見舞われるとひとたまりもないのではないかしら、と不安になるような外観の建物が多かったです。
五時を過ぎていましたのに、煌々と電気が照らされた教室で、学生達が講義を聴講中。
大学って、こんなに遅くまで授業があったかしら、と首をかしげてしまいました。
余談で申し訳ありません。
ちるみさんへの親近感から、近況報告も兼ねさせて頂きますね。
ちるみさんのブログからは、いつも元気をもらっている私です。
私のブックマークのちるみさんのブログをクリックすると、なぜそうなってしまったのか分かりませんが、過去の記事がまず出てきます。
ですからタイトルをクリックし直して、トップのサイトに切り替えます。
他にも数名の方のブログがそうなっていて、ずっとそのまま。(笑)
早く改めないといけませんね~
私は少々疲れてはきてはいるものの、とても元気です。
T大病院は遠方ですので、渋谷のN病院に入院時のように、日参はできませんが、できるだけ夫を見舞うようにしています。
午前中に日課の家事を済ませ、昼食後に、病院へ向かいます。
車中は、日頃のお昼寝タイム時と重なりますから、書物を開いても、すぐ舟をこいで、コックリコックリしてばかり。(笑)
帰宅は、いつもほぼ昨夜と同じ九時過ぎになります。
夫の度重なるがんの宣告に、最初は落ち込みはしますが、楽観的性分が幸いしてか、回復を信じてやまない私ですから、いつまでくよくよすることはありません。
今回、人工肛門のお話しが出た時、とっさに頭に浮かんだのが、ちるみさんのご主人様と渡哲也さんでした。
そのお陰で、深刻に受け止めないでいられました
本当に感謝しています。
ストーマー取り付けが面倒ですか?
未だ取り付けると決まったわけではないけれど、それはちょっと心配。
だって、夫は目が悪いので、細かな作業は無理ですから・
私がしないといけなくなるのかしら。
夫婦でも、できればそれは遠慮したいな~(笑)
癌が、不治の病と言われたのは一昔前のことですね。
今の時代では、普通の病気と全く変わらない、との見地で私はいます。
私の周りには、親戚、友人でがんを患われた方は大勢いますけれど、みなさん回復され、元気に通常の暮らしを送っている方ばかりですから。
医療の進歩は、本当にありがたいです。
その上、夫が病に見舞われ手術を受ける度に思う事は、日本の皆保険、高額医療費制度の有難さ。
オバマケアでアメリカは大変な騒動になリましたね~
同じ資本主義の国ながら医療への対応がこんなに違ってしまうなんて。
自分の命は自分で守らないといけない厳しいアメリカのお国事情。
保険にも加入できない貧しい人達へ思いが至り、同情を禁じ得ません。
日本人であることの幸福を改めて噛みしめたりもしています。
実は数日前から、夫は医師に勧められ、個室に移りました。
ここ4~5日、酷い下痢と発熱、食欲不振に見舞われたからです。
そして、夫にしては珍しく、「苦しい」と言って、その辛さを全身で表わしましたので、私はとても心配になりました。
「苦しい~」っていう表現は、私の十八番の表現ですから。(笑)
息苦しい、首を絞め付けられているような感じ、といった具合で。
ですからその表現が夫の口から飛び出し、大層驚いた私です。
咄嗟に私は、「息が苦しいの?」と不安気に尋ねました。
どうもそうではなく、頻繁に起こる下痢の不快感を表す言葉のようでした。
発熱の原因が分からないと言われ、抗生物質の点滴の効果がすぐ表れず、個室を勧められた時は、もしや院内感染では、と疑い、泣きたいほどの心境になりました。
昨日、回診でこられた医師に尋ねたところ、検査の結果、そのような菌は検出されなかったとの返事をいただき、今、心から安堵しています。
後4回照射すれば放射線治療が終了の段階になって、副作用が強く現われただけのようでした。
放射線治療は、抗がん剤に比べ、副作用が非常に軽いようですが、さすがにいつもと変わりなく元気なままで退院とは参らなかったようです。
先生のお話しでは、副作用が強く現れるときは、薬の効果が顕著な証拠とのこと。
ブログ友の勿忘草さんは、強い副作用に苦しみながらも、そのトンネルを抜け出す一歩手前まで来られたのではないでしょうか。
食欲が沸いてきた、とおっしゃっている記事を拝見し、本当にうれしく思いました。
副作用が激しかったのは、抗がん剤が良く効いていたのでしょう。
本当に良かったですね。
今回も前回も、夫の病に当たっては、割と冷静で前向きに対処してきた私ですが・・・・・・
実際に自らががんの宣告を受けたなら、同様な態度で向き合えるかどうか、何とも心もとない限りです。
今では不治の病ではないと認識できていても、恐らく天地がひっくり返るほどの動揺をして、しばらく落ち込むことでしょう。
その期間の鬱状態は、当然のこととし、その後の乗り越え方が大切なのでしょうね~
そのショックを如何にして克服するか。
そして、気力の充実を取り戻せるかが。
ちるみさんや、自問自答を繰り返しながらも元気を取り戻していらした勿忘草さんのように、
私も同じ事態に見舞われても、明るく前向きに過ごせるように頑張りたいものです。
そのためには、もっともっと精神修養を積まなければと思うこの頃。
こんな私ですので、これからも、元気をいっぱい授けて下さいね。
ちるみさんご夫妻の上に、今の穏やかなお暮らしが何時までもいつまでも続きますように。
元気に飛び跳ねすぎて、お怪我だけはしないように、くれぐれもお気をつけてね。
今後の、ご多幸をお祈り申し上げます。
最後に、温かな励ましのお手紙、重ねて有難う、と心から申し上げます。
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