私は、無為に何となく一日を過ごすのがとても苦手な性格です。
既に何度も、このことについてはブログで触れてきた私ですが。
無計画でのんびり気ままに過ごすのは良くない、と言っているわけでは決してありません。
ひねもす、ゆったり暮らすのも、私達の年齢になれば、それはそれで幸せな生き方にも思えてきます。
でも私は、その様な過ごし方は不得手。
意志薄弱なところがあるため、弱い心にすぐ負けてしまう性格だからです。
そんな暮らし方をすると、恐らく一日だらだら過ごし、後悔ばかりする羽目になってしまうことでしょう。
直近の計画を立てるだけで、途端にやる気が出て、元気になる私。
だらけた心に、スイッチが入ります。
5分から10分間隔で、タイマーがピピピ、ピピピ、と鳴り出します。
タイマーは、私の暮らしのリズムを取ってくれるタクトといったところでしょうか。
二個あるのですが、一個はまた行方不明
持ち歩いていろんな場所に置くので、探してばかりいます。(笑)
このやり方で、日課を一つ一つこなしていくと、充実感で心が満たされます
終えるごとに、ノートに記した日課の項目をチェック。
小さな目標をやり遂げた達成感を何度も味わえるこの暮らし方が、私にはとても心地よく感じられます。
一つのことにのめりこみ、集中しすぎると、ぐったりするほどの疲労感に見舞われる私。
横にならない限り、その修復は不可能になってしまいます。
ですから集中しすぎないように、一つのことでも、細かく時間を分け、家事の合間に少しずつやり遂げていきます。
家事も5分~10分刻み(区切りのいいところで一節とする方法も良くとりますが)にして、目先を変えることが多い私。
介護、部屋の整理整頓、収納の整理、身支度、お洗濯、掃除、水回りの掃除、料理、ガーデニング等。
その合間にデスクワークを数分必ず入れています。
新聞通読、読書、家計簿の記帳、献立を考える、料理ブログの記述(最近は、この記述まで手が届きません)、その他色々。
10項目以上あり、欲張りすぎだと、つくづく思うこのごろです。
日記ブログの記述だけは、早朝の1時間半~二時間に集中し、その後は一切綴りません。
以前は、日記ブログの記述も家事の合間にすることがありました。
ところが、このやり方は、時間のスムーズな流れを妨げ、暮らしに快適なリズムを刻むことができなくなります。
なぜなら、つい夢中になり、時の流れに無頓着になってしまうことがよくあるからで
ゆえにブログ綴りは、早朝起床し7時くらいまでの時間帯に集中して綴るようになりました。
小刻みな時間の配分で、一番成功しているのは読書かしら。
最近、このやりかたで三冊の本をほぼ完読しました。
多忙な身ですが、この方法ですと、必ず読書がはかどります。
とはいっても、恥ずかしくなるほどのスローペースなんですけれどね。
読まないより、一冊でも読めればいい、といった気持ちでいます。
昨年の秋ころから読んだ本です。乱読で恥ずかしい。ひと月に一冊半の読書スピードでしょうか。
これ以外に、角田光代著「さがしもの」と三島由紀夫の「潮騒」も読みましたが、この二冊が、また行方不明。
角田光代さんの本は、私の肌には合わないみたいでした。
この画像に載っていませんが、草柳大蔵著の書物も今、読書中です。
大隈秀夫著「文章教室」は、50代のころ一度読んだものを読み直しました。
傍線がいっぱい引かれていました。
自己啓発書を紹介するのは、心の内をのぞかれるようで、なんだ恥ずかしいですが・・・・・・。
丁寧にまた再読。とてもわかりやすく、私は大変勉強になりました。
一方、本田勝一氏の名著は、私は途中で挫折。
こんな殊勝な努力をしても、文章力は、一向に上達しない私。
何とも嘆かわしいです。
数冊を2~3ページ、家事の合間に少しずつ読み進めている私。
いつもジャンルの異なる書物を用意しています。
純文学、エッセイ、自己啓発本といった具合です。
日課を計画的に過ごすようにしている私ですが、その立て方は、試行錯誤の繰り返し。
自分の疲れやすい体を克服し、日々生き生きと楽しく過ごすためには、どのような計画を立てればよいか、と毎日迷走もいいところです。
旦那さまに言う、私の口癖があります。
「今日は、1日、とてもいいリズムで働けたわ」
「今日の計画の立て方は大失敗!リズムに乗れなくて、心身ともに疲れ果ててしまった!」
けれど、この年になり、その計画の立て方もやっと定まってきた感がしています。
今後も体力は衰えていく一方でしょうから、自分の体調に見合った計画を、随時立て直すことになるでしょうけれど。
最近の夕食の献立
カジキと新じゃがのハーブ焼き・グリーンサラダ・田舎風ミネストローネ
いつかこの話を、仲良しなご近所さんとの会食でしたところ、笑われてしまいました。
「そんなこと、いちいちしないわよ。何となく暮らしているだけ」と。
その感想を聞き、とても恥ずかしくなってしまった私です。
「心が弱く体力もない私ゆえの特殊性なのだろうな~」と思ったものでした。
ところがその後のこと。
私が一番信頼し敬愛して止まない、私より一回り若いFさんが、おっしゃいました
「~さんに倣って、私もタイマーを二個買ったのよ」と。
多少は参考にして頂けたのかしら、と、何だかとても嬉しくなった私です。
ご覧下さいまして有難うございました。
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花のように泉のように